「もちろん、もちろん、いいですよっ」
ニコニコしながら
さっとパーテーションの向こうへ
「こちらの方がバックがいいかも」
薄暗いバックヤード
背景にまで気を遣って
コーナーの奥までわざわざ連れて行ってくれたのです
ゆづ自ら写真が撮りやすいように荷物を片付けてくれ
いざっ!という時
「えっ… そ・それっ」
さすがに、ガラケーでの撮影にはゆづもビックリ
「う・うん…うん、そうなのよ。そうなのよ」
少し恥ずかしさもあって
あわあわしていると
うちの秘書さん
ガラケー持つ手が震えています
「大丈夫?」
「だ、だ、大丈夫です」
そんなやりとりを見ていたゆづ
「ボクも、足震えてますから…!」
…なんと、なんと、うちのスタッフにまで
心優しい気遣いしてくれたんです!
確かに
尾木ママの身長に合わせようと膝
かなり深くかがめてくれていたので
本当に大変だったはずです!
なのに…咄嗟のこの気遣いフォロー
誰でも出来ることではありません!
またもや深く深く心臓射ぬかれてしまったのです
本当に倒れそうになりました
尾木ママからのプレゼントの紙袋
ふたりでしっかり掲げて
尾木ママがピースをしたら
「僕もっ」
とゆづもピースをしてくれました
その写真がこれですっっ
恵まれ過ぎの尾木ママ
皆さまに
少しでも恩返し。幸せオーラよ、広がれ~
(バックヤード編、その2、続く)