私はその日、ちょいと歩き回ったこともあってがっつり静かな喫茶店に入りたかったのです。
「うおー、どかっと座って珈琲飲みたいぞよ」。
そう思ったら目の前に椿屋珈琲店の看板が…。
「この店はいつか来た店、あーあー、そうだよー」。
そんな歌の節回しが頭に浮かびます。
場所こそ違えどもこここそ以前入って印象深かった椿屋珈琲店の支店であります。
店内に入るとやはりここも大正ロマンの雰囲気がばりばり。
今でこそメイド喫茶なるものが流行しておるようですが、この喫茶店にもやはりメイドさんがいらっしゃる。
しかし、それは秋葉原のようなものではなく、まぎれもなく大正時代の銀座。
そう、モボ・モガと呼ばれた人たちが喫茶店を訪れたというあの時代のメイドさんなのであります。
しかも秋葉原のような安っぽい笑顔(そんなことはないのかもしれません)、ではなく厳かな笑顔でお給仕をしてくれる。
「君、うむ、ここにカップを置いてくれたまえ」。
私は口髭を触りながらそう告げたくなりましたが、残念なことにひげを生やしていないので「あ、どうも…」的にかるく頭を下げたのでした。
そういえば、銀座を歩くさまを「銀ブラ」と言いますが、実は銀座の喫茶店でブラジル珈琲を飲むことを「銀ブラ」と呼ぶ。
これが「銀ブラ」と言う言葉の元祖らしいですぞ。
時代は変わりこそしたものの、今も変わらぬ喫茶文化。
なんて素晴らしいことでしょう。
ライブハウスもいろいろあれど、当店のようなスタイルのお店もずっと残していきたいものですなあ。
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