松山刑務所の作業場から、窃盗などの罪で服役中の平尾龍磨受刑者ですが、未だに発見されず、
その周囲では開催予定だった自転車の大会が安全保護の面から中止となってしまったりと次第に大きなニュースになってきました。
日本の警察は非常に優秀。というのが世界でも言われていますが、
それは実は部分的なものの場合があります。
日本の警察というのは起きた事件に対して犯人を捕まえるという点について、つまり検挙率は非常に高くなっていますが、
未然に防ぐという点については進んでいるとは言えません。
これには民事不介入や、実際に事件が起きるまで何もできないという法的な問題も絡みますが、
プロファイリングというものに関しては正直あまり進んでいません。
プロファイリングという言葉は聞きなれない方もいるかもしれませんので簡単にお話しいたしますと、
「人間の関連ずけ」のようなものです。
なになにをこういう風にする人間は、こういうことをする可能性が高い、こんな服装を好む人間はこういう可能性が〜と次々にそれを関連させていきます。
わかりやすくいうと、アマゾンとかの通販で、自分の商品の買う、好みの傾向を先に読まれて表示、おススメされているのに似ています。
見放題の有料動画サービスとかでもありますよね、
「あなたにオススメの〜」みたいなのが、あれに近いものです。
あれって、すごくゾッとするときがあって、自分の好みの「傾向」を読まれているのって不思議ですよね。
これはマーケティングには欠かせない要素ですが、日本の警察にはまだあまり取り入れられていません。
※プロファイリングが気になる方は、アメリカのドラマ「クリミナルマインド」をご覧ください。
と、ここまでプロファイリングの話になってしまったのですが、
今度は平尾容疑者のお話と、今後の展開の予想を次回、書いてみたいと思います。