昨日の続き、ポール・ブレイのアルバムレビュー。
なんとも煽情的な1曲目のbloodからもう眩暈を感じる。
CLOSERのカーラ・ブレイの楽曲の研ぎ澄まされたリリカルさから一気にアネット・ピーコックの官能的世界へ。(打って変わってアネットの曲ばかり演奏してます。)
無礼氏は才女にインスパイアされる男なんですね。
カーラからアネットに乗り換えた頃がそんなポール・ブレイのクリエイティヴィティーが最高に発揮された時期だと思う。
超才女組合2名に触発されればもう何をやっても素敵フレーズが出てきちゃいます。
でも美しいフレーズを連発しちゃう頃のキース・ジャレットとは違う難解だけど冴えた音です。
ベースはスティーヴ・スワロウからマーク・レヴィンソンに。
なんとこのマークレヴィンソンは後に高級オーディオメーカーを作っちゃうあのマークレヴィンソンです!!
このフォンタナ・ニュージャズ・シリーズのジャケットの絵もお気に入りです!
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