今日はサティの誕生日。
サティは相当昔に聴いてそれ以来ずっと影響を受けている作曲家だ。
自分の音楽の何か深いところにサティがいて、
その曲から発せられる信号がいまだに心の琴線を揺すっています。
そんなことでサティの全曲聴いたわけであるが、
何が一番好きかと言われると、結構選ぶのが難しい。
定番のジムノペディなどの初期の作品もいいけど、
ソクラテスなどの晩年も大好きだ。
サティの曲は今までそれほど気に留めてなかったのがあるとき急激に好きになることがある。
「サティの音楽はキノコのようでいつ食べても飽きることがない」なんてジョン・ケージがいったような気がするが、聞く度に新たな発見がある。
ずっと聴いてきてここ数年特に気に入っていいるのが、
『グノシェンヌ5番』と『ノクチュルヌ4番』だ。
今日はこれを聴いてサティの誕生日を祝おう。