地域の活性化 | 男鹿萬盛閣つれづれ日記

男鹿萬盛閣つれづれ日記

秋田県男鹿半島にある温泉旅館「男鹿萬盛閣」の女将から、いろ~んなことをつれづれに発信していきます。観光のことやお天気のことなど、ご質問もお気軽に!

今日は秋田県の各地域で観光の取り組みをしている人たちと話し合いをしてきました。いろいろな取り組みをしている人が各地にいますが、今日のメンバーは宿の若手経営者です。男鹿から3人、田沢湖地域から2人、鹿角地域から1人です。
男鹿ではこれまで、夕陽感動バス、なまはげ郷神楽、秋田三味線、湯めぐりなどを定着させてきました。どちらかというと、自分たちが一緒になって何かをやることが楽しくて、ドンドン進めてきたのですが、各地にもその熱が飛び火しています。
ただ、各地それぞれ(もちろん男鹿もですが)、さまざまな問題を抱えていて、例えばなかなか人材がそろわなかったり、年配の方々の意見が強くて既成の殻を破れなかったりするようです。こればっかりは地域的な問題もあって本当に難しいですよね。男鹿では、これだけ活動をしていてもなかなかお客様増加に結びつきません。ですが、年配の方々も辛抱強く私たちの活動を応援してくださっていますし、地域の方々が次々に協力を申し出てくれて、住民や周りの人たちが明るくなってきました。これが絶対お客様につながると信じて、私たちも我慢強くめげずにがんばっていこうと思っています。
地域の中でも温度差があるのは事実。特に秋田は自然災害が少なく土壌が豊かな県。ワーキングプアが多いとはいえ、食べ物に困る人が少ない県なのです。がむしゃらに働いたり稼いだりする気骨が少し足りないために、腰が重い人、活性化に無関心な人も多くいます。その人たちをも巻き込んで楽しく仕事も生活もできるようになっていけばいいですね!がんばりまっしょい!