以前、HPで日記を書いていた頃は、先日のような毒々しい日記も多かったのだが、ブログに移行してからは少なくなっていた。でも先日は久方ぶりに炸裂してしまい、読んでいて不快な思いをされた方もいるかもしれない。どうしてもいい人にはなりきれない私。昔から結構偏った思想の持ち主でもあり、性格的にも癖があるという批判も何度も受けてきた。そんな片鱗が時折こうして顔を覗かせる。
癖があるといえば、今でこそ普段はそういう癖を隠すように努めているが、学生時代なんぞは「癖があるのがオレの姿だ」な～んて言ってそのまんまの姿で生活していた。
まあ若気の至りというか怖いもの知らずというか、トラブルが待ちかまえているような場面に首を突っ込むことを喜んでいるようなところもあった。
人よりもちょびっと勉強が好きだったので（笑）、高校卒業から大学入学まで2年を要した。今のセンター試験の前身とも言える共通1次試験が導入されたのは、私が1浪の時。私はそれ以前の入試制度と共通1次の両方を受験したという、貴重な経験の持ち主なのである。
浪人が2年に及んだのは、入試制度の変化について行けなかったから・・・ではない。高校卒業までの18年あまり。美瑛という北海道の片田舎で育った私にとって、初めて経験する大都会札幌での1人暮らしは、実に刺激的だった。刺激的過ぎた。予備校に通ったのは3ヶ月・・・、いや、2ヶ月だったろうか。あとは遊び呆けていた。まったく親不孝な話である。出席状況は親に通知されるのだが、高校時代の同級生に頼み、出席簿にはちゃんと○をつけてもらっていたから、こんな生活をしていたことは親にばれてはいなかった・・・と思う。
さすがに2浪の年はちょびっと危機感に襲われて、予備校にちゃんと通い始めた。あまりにも物理がわからなくて、夏頃から物理に見切りをつけて、高校時代に選択しなかった生物に切り替えるという、いい加減な受験生であったことには変わりはないが・・・。
無事に合格が決まり、大学生活がスタートした。1クラスには60名いたが、そのうち年長者は4浪が2名、2浪が3名ということで、私たち5名は「フルハウス」と呼ばれていた。
6月だったかな。大学祭が行われた。我がクラスは結構まとまりがあるクラスで、積極的に出し物を行った。屋外の模擬店1店、屋内の模擬店1店、そしてシンポジウムを1つ開催したのだ。金曜日にシンポジウム、そして土日は模擬店だったのだが、このシンポジウムのテーマが「徴兵制」だった。そしてこのシンポジウムを仕切ったのが私だったのである。
実はこの頃、確か経団連の会長じゃなかったかな・・・我が国も徴兵制の導入を考えるべき、といった発言があったんだよね。その発言が問題になっていた時期でもあり、それを受けて我がクラスでもやろうとなったのだけど、そこには大きな問題があった。
当時はもう学生運動は下火になり、ほとんど目立った活動は行われていなかった。とはいえ、少数ながら細々と存在はしていたのだ。我が大学には革マル派のメンバーがいると言われていた。
徴兵制のような政治的なネタでシンポジウムを行うと、その中心人物のところには間違いなく革マル派のメンバーが勧誘にやって来るという。誰がそのリスクを冒してシンポジウムを仕切るか、という問題になった。
まあ、ここは年長者の出番だよね。ましてトラブルに巻き込まれるのが好きなんだもの。ということで、私が仕切ることになったのだ。
で、金曜日に行われたシンポジウム。はっきり言って、クラスのメンバー以外の参加はほとんどない。そこでいろいろと話題提供をしながらフリーディスカッションをしたのだけど、見慣れない参加者が1人いたんだよね。この場では彼は何も発言しなかったけど、数日後の休み時間、その彼が私のところにやってきた。
もう26年前のことだから、話の中身なんて覚えていない。でも当然、そのシンポジウムの話題である。いろいろとシンポジウムの感想だとか、徴兵制についての話とかをしたんだろうな。で、私の周りに座っている仲間たち。私に背を向けているけど、聞き耳たてているような雰囲気をひしひしと感じるんだよね。だって、みんなシーンとしてるんだもの（笑）。ここはうまくあしらわないと、注目されているぞ。お調子者の私は俄然張り切った。
多分、話の最後で「僕たちのサークルで1度お話しをしませんか？」と誘われたんだと思う。そこで私はキッパリと、「でもあなたたち、××××サークルというけど、中身は革マル派なんでしょ？オレ、学生運動をやる気は全然ないから行かないよ」と言ってのけた。彼は「いや、そんなんじゃないんだけど・・・」とか小さな声で言って、出ていった。
彼が出ていった後、クラスの仲間たちがどっと集まってきた。みんな、私のことを心配していてくれていたようだ。「たいしたことないよ」とか私は言っていたと思うが、小心者の私はこれからも来るんだろうなぁ・・・と、実は内心ビクビクしていたのだ。でも、彼らもこんな奴に関わっている暇はなかったようで、これっきりだった。
もう1つ、私が進んで身を晒したトラブルがあった。それが原理研究会。
原理研究会とは何か、を説明し始めるとえらい長くなる恐れがあるので省略する（原理研究会という単語で検索すると、いろいろな情報が得られます）が、世界基督教統一神霊協会（いわゆる統一協会）の学生下部組織である。最近は「摂理」が問題になっているけどね。
私が学生の頃は、ともかく1人で寂しそうにしている学生がカモだった。学生食堂や地下鉄駅付近で1人でいる気が弱そうな学生は、よく声をかけられていたようだ。私は1人でいてもなかなか声をかけてもらえなかったのだが（どうしてだろう？）、あるとき学食で食事をしていると隣に座って話しかけてきた奴がいた。私にしてみれば、ちょうどいい暇つぶしの相手だった。
実は私、高校時代は聖書研究同好会なるサークルに入っていた。1年の時、別にキリスト教に入信するというわけではなく、純粋に聖書の勉強をする、というスタンスに安心して入ったのだが、翌年入ってきた新入生や途中から入会してきた同級生に熱心な信者もおり、その影響で自分も彼らと同じ教会に通うようになった。
3年になってそろそろ洗礼を受けないかと言われたとき、ここが潮時とばかりにぴたっと教会行きをやめたのだが、そういう経験がある分、キリスト教や聖書についての知識は一般の学生よりは持っていた。
彼らの勧誘の手口は、純粋なキリスト教研究のサークルを装い、キリスト教の素晴らしさ、聖書の崇高さを訴えてくるというものだった。私は全くの素人を装い、彼の言葉に相づちを打ちながら話し相手になっていた。
30分くらい話してからだったろうか、彼は「1度僕たちのサークルに遊びに来ませんか」といった誘いの言葉を口にした。それが合図だったかのように、「でもオレは、イエスキリストよりも失楽園のルシファーの方に魅力を感じるね」と一言だけを言い残して立ち去った。いや、たまたま失楽園を読んだばかりだったからね（笑）。
原理研から声をかけられたのも、それ1回こっきりだったなぁ。
以上、血気盛んな頃の思い出でした。
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北海道マラソン終了後の打ち上げの参加者を募っているところですが、早めに人数が確定すれば、合計31名を超えた場合でも、チーム59の打ち上げ会場を変更して、全員が入れるように考えるとの話がチーム59宴会部長さんからありました。分散開催になった場合は両方に出たいとお悩みの方もおられたでしょうが、分散開催を回避できましたので、参加を希望される方は早めに表明願います。
開始予定時刻は19時。すすきので開催の予定です。フェアウェルパーティは18時からなので、パーティ参加者は途中で抜け出して1次会に参加という形になるかと思います。頑張った人も、頑張りきれなかった人も、そしてそんな仲間を応援してくれた人も、みんなの健闘を称え合って、盛大に呑みかつ食べましょう。
なお、2次会は走るますたーのお店・Kakusanを開けていただくことになりましたので、そこで格安でお酒を提供していただけることになっています（アルコール類はオール1杯200円、ソフトドリンク1杯100円、セルフサービス）。入りきれない場合は立ち呑みや廊下呑みなど、飲んだくれは酒さえあれば場所なんかどうにでもなる！という呑み方をする予定です。
なお、会場決定の都合もありますので、1次会の参加表明は15日までにお願いします（2次会は参加表明不要です）。
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さて、性懲りもなく北海道マラソンのGTメール（速報タイム配信サービスです）についてのお知らせです。今回もサロマや洞爺湖の時にも配信したメーリングリストに配信することとしました。
北海道マラソンでは、10kmごとに通過時間が配信されます。昨年は20kmまでのタイムは届いたものの、30km以降のタイムは届かずに終わりました。サロマでもゴールタイムを配信できずに終わっています。今度こそちゃんと最後まで届けられるよう、頑張って走りたいと思います。
私の通過タイムを気にとめて下さる方は、メーリングリストに登録していただければ幸いです。
メーリングリストの登録方法は、
１．こちらをクリック して、おがまんGTメールのページを開く。
２．グループへの参加（自動処理）とあるリンクをクリックし、そちらに空メールを送る。
３．Yahooグループから、メーリングリストへの参加確認のメールが来るので、これにそのまま返信する。
４．以上で自動的に登録され、確認メールが届く
といった手順になっております。どうぞ、よろしくお願いします。
なお、携帯のアドレスを登録したい方、登録の手順がよくわからない方は、25日の午後9時までに私あてにメール をいただければ、直接登録します。
皆様の登録をお待ちしています。