早くも後悔(旭川マラソン完走記) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 なぜかどこの大会に出ても、ブログネタが私を追いかけてくる。確かにネタはないかと鵜の目鷹の目で探しているが、それにしても何故自分に?と思えるくらいネタが多い。ところが今回は、選手宣誓以外にネタがない。宣誓があまりにも大物過ぎたのかもしれないが、走っている間のネタというのは何もなかったように思える。だからいつもの完走記と比べてちょっと面白味に欠ける完走記となるかもしれないが、その分走った内容を詳細に書くこととします。


 本当は、もう1つ大きなネタがあるんだけど、それについては正式決定してから公表します。


 それでは、間もなく2005旭川マラソンのスタートです。


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 開会式で選手宣誓の大役を終えた後体育館に戻り、慌ただしく用意を済ませて再び競技場へ向かう。すっかり今年は定番となった蛍光Tシャツと楽走ランシャツの組み合わせ。そして下はCW-Xのロングタイツ。この格好で選手宣誓をしたものの、今回はこれにボトルポーチがある。これをつけてレースに出るのは、一昨年のトマムフォレストマラソン 以来。このときは3周目の最後で(4周のレースだった)ポーチをはずしてOgakunに渡し、はずしたことでものすごく体が軽くなるように感じた。それ以来、レースでポーチをつけて走ることはなかったのだ。


 今回のこのチャレンジ。タイム的には決してプラスになることではない。しかしながら、こうすることでより楽しく走れるようになるかもしれない。なにしろポーチの中には携帯電話も入っている。10km毎の通過タイムをブログに送るというのは、来年のサロマに向けたトレーニングだ。更に定番の塩アメとカーボショッツを3本。今日は給水所では水しか摂らない予定。あとはカーボショッツのみでガス欠に陥らずに済むかどうか。これは来年の北海道マラソンに向けた実験だ。そしてタケダのレモンウォーターの500mlペットボトルを持つ。これは・・・ドリンクだけでも道マラだ!


 競技場ではすでにスタートラインに人が並んでいる。こうなると、知り合いを捜すどころではないし、アップをする余裕もない(するつもりもなかった)。やむなく列の後方へ並びに行く。それでもこのあたり、yagiさん 、sibaさん、アザラシさん といった仲間が大勢たまっている。むむっ?考えてみればみんなサブ3.5の力を持つ実力者。ちょっと前過ぎるのか?でも私たちの前にはかなりのランナーがいる。そんな前に並んでいるわけでもなく、むしろみんなが遠慮して後ろに並んでいるのだろうと解釈し、そのままの位置でスタートを待った。


 スタート・ゴールのゲートに設置されている時計が9時30分を指し、号砲が鳴った。2005旭川マラソンのスタートである。


 それにしても、今年は天候に恵まれた。以前までの神竜頭首工往復コースから旭川ラウンドウエイに変わって3年目。過去の2年はいずれも雨にたたられている。しかし今年は絶好の秋晴れである。気温的にも最高の状態で、これも私たちが宣誓を行った効果だろうか(関係ない?)。


 昨年まではフルとハーフが同時スタートだったが、今年はハーフのスタート時間がフルの15分後となり、スタートの混雑は若干緩和された。私の位置でスタートロスは22秒。スムーズなスタートと言えるだろう。ハーフに出場する仲間達にも見送られて競技場を後にした。


 競技場を出てから、昨年までは国道40号線に出て、2kmあまり走った後で石狩川の河川敷におりたのだが、今年は国道に出ることなく河川敷に入るコースに変更となった。この国道区間はこれまでも唯一と言っていい、応援が多い区間だったので、ちょっと残念だ。


 河川敷コースに出てしばらくすると2kmの表示が見えてきた。どうやら1kmの表示は見落としたらしい。ここを11分38秒で通過する。スタートロスを差っ引くと、キロ5分38秒ペース。ちょうど4時間くらいのペース。最初の入りとしては悪くないだろう。なんとなく機嫌がが良くなり足取りも軽くなる。すると軽くなりすぎたか、3kmの通過タイムは16分37秒となり、なんと4分59秒にペースがあがってしまった。慌てて肩の力を抜く。


北海道遺産旭橋  北海道遺産にも選定された旭橋の写真を撮ったりしながらリラックスして走る。序盤の5km手前の旭西橋を渡るまでは下流に向かって走る。従ってここはスピードが出やすい。オーバーペースにならないよう注意しなきゃ。そうして迎えた4km地点は21分58秒。キロ5分21秒となった。うん、このくらいが理想かな。旭西橋の下をくぐり、最初の給水ポイントを通過する。飲料水は持っているので大丈夫。スポンジを取って首筋にあてる。冷たい水が背中を伝わり気持ちがいい。・・・だけどポーチの中の携帯は大丈夫なんだろうな。ちょっと不安になる。


 前日に15kmを走った疲れも今のところは大丈夫。スタート前からちょっと右のふくらはぎに張りを感じ、念のために最初から塩アメをなめながら走っているが、特に問題はないだろう。


 ここから堤防をあがり、旭西橋を渡る。ここが最下流のポイントとなり、ここからは上流に向かう。さて、このペースを持続できるかどうか・・・。


 スピード的には前2週のハーフと比べ楽なペースで走っているので体の動きも悪くはない。なにより好天が私の気持ちを煽ってくれる。ただ1つの問題は・・・腰の重さだ。500mlペットボトル、50gのカーボショッツ3本、塩アメ数個と携帯電話。全部で1kg前後だろうか。やはり普段から慣れていないだけに、この重さが気になる。しかもどうも締め方が緩いのか、微妙に動いて落ち着かない。調整を試みるが、どうもうまくフィットしない。早くもポーチをつけて走っていることを後悔し始めた。


 旭西橋を渡りきり、今度は左岸側の河川敷におりていく。ここは橋の下の駐車場を利用する車も出入りし(河川敷グラウンドで少年野球の大会が開催されていたため)、要注意のところだ。おりきったところは宣言タイム制の橋めぐり駅伝の中継所。すでに待機している皆さんからの声援を受けながら通過する。


 5km地点通過タイムは27分24秒。この間の1kmは5分26秒。このまま上流に向けても5分20秒台をキープしていけると、自己ベストも見えてくるかも。最初の5kmを通過しただけでそんなことを考え始めた。まったく気の早い奴である。(つづく)


 5kmでは いつもベストの 予感あり


 今日の練習内容


 昨日は完全休養。明日は人間ドックのため、(大問題発生が予測されることから)どれだけ走れるかわからない。そんなわけで、今日はどうしてもちゃんと練習してきたかった。しかし走り始めるとすぐに左の足首と足底に違和感。実は一昨日も25kmを過ぎてから右膝、30kmを過ぎてから左足首に痛みが出ていた。歩いて引き上げようと思ったが、オクトーバーラン効果で足は勝手に遠くへ向かう。


 結局は8.4km   今月累計 140.9km


 ドックといえば、唯一、尿酸値だけは健診などでいつも引っかかるんだよね。これって激しい運動の後とかは高くなるというでしょう。昨年は11月の末につくばを走り、その後は1週間ほどランオフにしたところでドックだったせいか、どうにか基準値だった。でも今年はフルの3日後。きっと引っかかるんだろうな・・・。ビールはダメ、とか言われるんだろうな・・・。


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