「イメージトレーニングをして人生を豊かにしよう！」

いつもありがとうございます。なるみ たかふみ 、です。
松永浩一 、三好成子 、嶽きよみ と僕の4人で土曜日の「イキイキハッピーライフ」をお届けいたします。
よろしくお願いいたします。

「イメージを使って人生を豊かにしよう」

と言われても「？？？」となる人も沢山いるのではないでしょうか？
でも、「このイメージ」を使うことは脳科学的にも
大変有効な方法と知られています。
今日は、その部分をお話していきます。

よく、アスリートの方が

「今日はイメージ通りに試合に挑むことができました！」

とインタビューをされたときに答える場面があります。

実は脳の特性として

「脳は現実と想像を区別できない」

という事実があります。

いきなりですが、ここで「梅干やレモン」をイメージしてください！

勝手に唾が口の中に広がりませんか？

この状態がまさに証明しています。
実際に口の中が空っぽでも、以前の記憶からその酸っぱさを想像し、

脳が反応して唾を出します。

つまり、脳はその時点で、現実の酸っぱさなのか、想像上のものなのかが

区別ができてないと言えます。

そんな脳の特性を利用し、「イメージトレーニング」をしていきます

そもそも、イメージトレーニングという言葉の意味は、以下の2点のように定義づけられています。

１．スポーツで、体を実際に動かすことをせず、頭の中で動作を考えて、その正しい運動動作を学習すること。

２．ある事柄について、起こり得る場面、場合、対処方法などを、頭の中で考え、慣れておくこと。

一般的に知られているのは、スポーツ選手などがフォームなどをイメージし、
本番に備えて何度も反復したり、試合中に起こり得る場面を想像して、

その対処法をイメージし慣れておくことで、本番でも対応できる、というもの。

でも、実はこの「イメージトレーニング」、日々の生活で誰でも活用できるツールです。

イメージトトレーニングの、３つポイントは

先にも書きましたが、脳の特性は

「脳は現実と想像を区別できない」

ということです。

つまり「イメージトレーニグ」で重要な点はここにあります。

脳は想像したことを、現実の体験だと理解します。

つまり、想像すればするほど、それを現実に起きた体験だと理解し、

経験が積まれるというわけです。

人間は、経験を繰り返すほど、体が慣れてきて対応力が付くと同時に、自分に自信が付きます。
脳の特性を理解すれば、その「経験」は、「想像」でもいいという事になります。

これは、単なる想像、空想ではなく、脳の中での実体験を重ねることがイメージトレーニングです。

スポーツ選手が試合に備えて練習を重ねるように、イメージトレーニングを重ねることで、より体験を重ねることができます。

スポーツ選手に限らず、結婚式の挨拶や、プレゼンテーションや
苦手な相手とのミーティングや、イメージを広げるだけで、
体験を重ねることができ、より自信をもって物事に対応できるようになります。

それでは、実際の「イメージトレーニングの方法」をご紹介します。

1.ゴールを明確にする

2.静かに集中できる場所を選ぶ

3. 感覚をフルに使う

★ゴールを明確にする

イメージトレーニングの目的は、夢や理想を想像するだけではなく、
明確なゴールに向かって、自分のイメージを膨らませていくことにあります。

これから実際に体験するであろう事柄に、自分はどのように対処したいのか、
どんな結果が欲しいのか、自分の描くゴールを明確にします。

★静かに集中できる場所を選ぶ

目指したいゴールが明確になったら、あとはイメージトレーニングを開始するだけ。
そこで、何よりも重要になるのはイメージトレーニングを行う場所です。

自分が集中でき、リラックスできる場所で、気持ちを落ち着かせ、

外部からの音などで邪魔のされない場所が好ましく、身体がリラックスできる場所を作ります。
その上で、呼吸をゆっくりとし、その呼吸に意識を向けるようにしながら集中していきましょう。

★感覚をフルに使う

自分の望む姿をイメージしていきます

このときに重要になるのが「五感」

私たちは日々の生活を視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の

五感を使って、様々なことを体験しています。

現実の世界で五感を使って物事を体験しているように、想像の中でも、
五感を使ってイメージすることでより効果が得られます。

さらに、五感と同じくらい大切にしたいものが「自分の感情」です。

自分が望むゴールに到達したとき、自分自身はどのような感情を抱いているでしょうか？

達成感や幸福感など、自分の中でプラスの

感情が出てきているのがわかった場合、
その感情をじっくりと味わってみてください。

脳は、嬉しい、楽しいと言ったプラスの感情を体験すると、またその

体験をしたいと、私たちの潜在意識が自ずと導いてくれると言われています。

五感を使い、プラスの感情を感じ取ることによって、脳は現実に起きている

出来事だと理解し、また同じような行動をとる際に、より自分の行動が

プラスに動くように助けてくれることになります。

そしてイメージトレーニングをより効果的にするポイントの一つは、イメージトレーニングの後の行動でもあります。
イメージを何度も繰り返し、自身の体験として積み重ねた後は、実際に身体を使って動いてみます。

その時に、イメージと実際の動きとの違いをみていくとさらに効果的です。

参考にしてみてくださいね！！

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます