友達作りが苦手。仲よくなると距離ができる〜その関係に「足りないもの」とは？

今日もありがとうございます。嶽きよみ です。
なるみ たかふみ、松永浩一、三好成子 、と私の4人で土曜日の「イキイキハッピーライフ」をお届けしています。
よろしくお願いいたします。





意外と多いご相談の一つに、
「友人との付き合いが続かない」「ある程度以上 仲よくなりにくい」ということがあります。

人と仲よくなってくると、逆に距離が出来てしまったり、ある時から急に返事が来なくなってしまったりする。

もしかしたら、結構多くの人が経験されていることかもしれません。


せっかく仲よくなれそうだと思ったのに、急に距離ができてしまうと、

「何か悪いこと言ったのかな」「気に触るようなことをしたのかな」など、色々考えてしまって、

「やっぱり私って人付き合いが苦手な人間なんだ」と、結論付けてしまうことも少なくありません。





足りないことを補うのは、ハードなチャレンジだと自覚すれば、「足りない」自己攻撃は減る


つまり、自分には何かが「足りない」から うまく行かないのだ、と。

会話力、外見の魅力、声の大きさ、話し方、などなど。


そして、その足りないものをなんとか補おうと、ネットを検索したり、本を読んだりして努力を始めます。

もちろんそれは、自分を向上させるために素晴らしいことです。

あれもこれも全部 人のせいにして、自分を変えようとしない人よりも、自己成長のスピードが断然早いからです。



ただ、自己分析した「足りないもの」というのは、そもそも苦手なことだったり、好きではないことだったりすることも少なくありません。

なのでそこを頑張って努力で補うには、けっこうな労力がかかり、モチベーションも上がりにくいことは想像できるのではないでしょうか。



人対人という、両方とも ファジーな存在の間で起こっていることなので、仲よくなると距離が出来るには、もちろんいくつかの心理法則が関係しています。

”ある程度まで仲良くなると、何故か人が離れていくパターン” の、個別の原因と対策を知りたい方は、直接 お話させていただいたほうが、的確なアドバイスなどができると思いますので、

本日は、誰にでもあてはまる処方箋の部分をお伝えさせていただきますね。



足りないものを補う時は、自分以外の力を借りよう


話を戻すと、つまり、「足りないこと」を補っていくのは、それなりに時間や勇気が必要なので、自分ひとりでやるには、ちょっとハードルが高い、ということなのです。

つまり

ひとりでやろうとして、うまく行かなかったとしても、それは、かなりハードルの高いことにチャレンジしようとしたんだという認識を持ち、まずはダメ出しして、自分を責めないでほしいんです。


足りないことを補うには、人の手を借りるのが一番です。

相談する、ということだけではなく、居る場所を変えたり、会う人を変えたりする、環境の力を借りることも、自分一人でやらないひとつの方法です。





あなたの努力は苦行になっていませんか？




そして今日、私が一番伝えたいのは、

人間関係をストレスフリーにしていくには、まず

「足りないこと」を補う努力よりも

「足りていること」をちゃんと表現する努力、に時間を使うということです。

子供の頃だったら、

お気に入りのトレーディングカードを、相手に１枚あげるようなものかもしれませんし、
とっておきのゲームの攻略方法を教えてあげることかもしれません。

話すのが苦手なら、

もっと話が上手に出来るようにならなければ・・と焦るよりも、話を聴くエキスパートになる努力をしたほうが簡単です。

つい人の目ばかりを気にしてしまう人は、

人の目が気にならないようになるのは誰かの力を借り、自分一人での努力では、気配りのスペシャリストになろうと決めてみるのです。



ほんとうに足りないものは、あなたが足りているもののシェア




ある程度仲良くなった次のステップには、自分から一歩踏み込むという勇気が必要になってきます。

その勇気を後押ししてくれるのは、あなたが「足りているもの・好きなもの」のシェアです。

それが押し付けにならないためには、相手にとって 受け取りやすいカタチにしてシェアすることです。

いくらあなたが＊＊＊というゲームが好きでも、その話ばかりされても相手は楽しくないですよね。

でも、そのゲームから得たあなたの人生哲学が、相手にとって役に立つものなら、相手にとっても興味のある話になります。



ほんとうに足りないものというのは、

あなたが人より劣っていると思い込んでいるところではなく、足りているもののシェアであることがほとんどです。



仲よくなると距離が出来てしまう・・と感じる方の多くは、これまでに 近い距離の人間関係で傷を持っていることが少なからずあるのではなかと思います。

自分だけならまだしも、相手にもそんな傷があったとしたら、お互いが 相手から近づいてきてくれるのを待ってしまい、感覚的には、お互いが「距離ができた」と感じてしまったりするのですね。



少しでも、あなたの人生のお役にたてたら嬉しいです。

とは言っても、シェアのしかたがわからないなぁ・・・という方は、初回無料のお電話や、面談カウンセリングなどもご検討くださいね。具体的なサポートをさせていただきますね。

良い週末になりますように。



ありがとう

嶽きよみ
http://blog.livedoor.jp/cs_dake/