いつも好きな人と「お友だちどまり」になってしまいます・・ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

いつも好きな人と「お友だちどまり」になってしまいます・・

hattori

いつもお読みいただき、ありがとうございます!
カウンセリングサービスの服部希美です。

【恋と仕事の心理学】、毎週木曜日の「もっとラブラブに」のコーナーは、
山内惠子カウンセラー、やなぎあこカウンセラー、三枝みきカウンセラー、
私、服部の4人でお届けします☆

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異性とも割合すぐに仲良くなれるし、好きな人も出来るんだけど、
いつも「お友だち」どまりで終わってしまいます

カウンセリングの現場では、
こんなご相談をお受けすることって、けっこう多いんですね。

異性のお友達を作ることが出来る、というのは
とっても素晴らしいことだと思うんですが

自分は相手のことが「異性として好き」なのに、
相手からは「異性としては、みてもらえない」

この状況って、かなり切ないと思うんですよね

好きな人と「性別を超えた、お友だち」までは距離が縮めれたのに、
そこから一歩近づけず、そうこうしているうちに相手にパートナーが出来てしまった。
そんな失恋のお話を、カウンセリングでお聞きしたりもします。

今回は、そんな「お友だちどまり」の恋にお悩みの方に向けて、
書いてみたいと思います 参考になれば幸いです。

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こんな状態が繰り返されているとき、カウンセリングでは

「もしかすると、女性としての自分(男性だったら、男性としての自分)
ものすごく自信がない状態なのかもしれない」
という視点から、見てみたりするんですね。

人は誰でも、その人らしい魅力を持っています。

自分らしさを発揮出来ているとき、というのはその人にとって、もっとも自然で、
もっとも楽な状態であり、
周りからも、イキイキ輝いて見えますし、自然と人を惹きつけるのですが、

「いいお友だち」にはなれるんだけど、
「異性としては、意識してもらえない」という状況の場合、

「人間としての魅力」は、ちゃんと発揮されているけれど、
自分の「女性としての魅力」(男性であれば、男性としての魅力)に関しては、
抑圧してしまっている、なんて場合が多かったりするんですね。

ちなみに、私たちは、
相手に「自分との違い」と感じるとき、
「相手は、異性なんだ」と認識する、なんて言われていますから

自分の持っている「性的な魅力」を抑圧したり、隠している状態だと、

人としての魅力は伝わるので、人付き合いはうまくいくけれど、
相手から「異性として」「恋愛対象として」は、見てもらいにくくなったり

自分も、「異性」として見れなくなってしまい、

恋愛感情が沸きにくくなってしまう、なんてことが起きちゃったりするんですね。

ですから、「お友だちどまり」の恋から抜け出すためには、
相手にどう、アプローチしていくか?も大切なのですが、

いま、自分の解放できていない「魅力」を、
もっともっと解放していくことが
重要になってくるんですね


魅力を開放するアプローチとしては、

ブレーキになっている部分を外して解放しやすくしてあげるという方向と、
実際に開放し、慣れていく方向とあるのですが、

「ブレーキになっている部分」からアプローチされる場合は、
心的抵抗はどこから来ているのだろう?って
自分の心を見つめてあげるといいと思います。

たとえば、過去の失恋の経験で、
自分には女性(男性)としての部分が傷ついたままになっていたり、
「あなたは、女の子らしくないわね」「男の子のくせに」なんていう、
誰かからかけられた言葉で、自分の価値を誤解したままになっていると、

「自分らしさを表現して、否定されちゃったらどうしよう」という恐れは
当然、出やすくなるでしょうし、

自分の性を「悪いもの」「恥ずかしいもの」と感じて嫌っていたりすると、
「こんな自分なんて、見せちゃいけない!」と、抑圧したくなってしまったりします。

「女性(男性)って、嫌だなぁ」って自分の性を嫌っていると、
自分の性を否定したり、異性と争ってしまったりも・・。

要因は、人それぞれだとは思うのですが、

もし、「これかなぁ」というものがありましたら、
誤解を解いてあげたり、痛みに寄り添ってあげたり、
「大丈夫だよ」「あなたは充分に魅力的だよ」って、自分を励ましてあげてくださいね。

そこには、痛みや悲しみが眠っている場合も多かったりしますので、
宜しければカウンセリングなどもご利用いただければと思います。


実際に開放し、慣れていく方向としては、
すこし意識をして、あなた自身が発揮していきたい魅力を
表現する機会を増やしていきましょう


表現方法は、なんでもいいのですが、
今回は「洋服や持ち歩く小物を変えてみる」をオススメしたいと思います。

「自分らしさ(女性としての自分・男性としての自分)」を感じさせてくれるものを
チョイスして、身に着けてみましょう

もし、恥ずかしさが強く出て来てしまうようでしたら、
人には見えにくいところ(たとえばインナーとか、靴下とか)から
チャレンジしてみるのがオススメですよ。

男性ならば、すこし高いスーツを着てみる、とか
時計をつける、なんていうことでも意識って変わってくるようです。

ハードルをあげてしまうと、しんどくなってしまいますから
「すこし、恥ずかしいな
」と思うことから、ぜひ試してみてくださいね。


最後になりますが・・

女性(男性)としての魅力って
人と競ったり、比べたりするものではありません

人それぞれ魅力って違って当たり前なんですね。

ぜひ、自分の魅力に自信を持って
解放していただけたらなぁと思います。

あなたの持っている魅力がますます解放され、
あなたの好きな人と、より良い関係が築けますように。

参考になれば幸いです


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
私の次回の記事は、4週間後になります。

来週は、やなぎあこカウンセラーがお送りします♪お楽しみに!


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