セルフイメージをバージョンアップしよう☆ ~より、魅力的な自分になるために~ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

セルフイメージをバージョンアップしよう☆ ~より、魅力的な自分になるために~

hattori

いつもお読みいただき、ありがとうございます!
カウンセリングサービスの服部希美です。

【恋と仕事の心理学】、毎週木曜日の「もっとラブラブに」のコーナーは、
山内惠子カウンセラー、やなぎあこカウンセラー、三枝みきカウンセラー、
私、服部の4人でお届けします☆

* * * * *

「私、気が利かない人なんです
「私、オシャベリが苦手なんです
「私、頭が悪いんです」

こんな、「私って、こういう人間なんです」という、
自分に対して抱いているイメージを、自己概念(セルフイメージ)というのですが、

実はこの「セルフイメージ」って、
対人関係やパートナーシップにおいても、深く影響してくるんですね。

* * * *

「私は、運動が苦手」
「私は、文章を書くのが苦手」
「私は、絵が下手」
「私は、女子力が低い」

「私は、人から好かれやすい」
「私は、運がいい」
「私は、器用」

あなたは、どんなセルフイメージを持っていますか??
良かったら、紙に書き出して眺めてみてくださいね~!


セルフイメージって、

いいイメージと、悪い(ネガティブに感じる)イメージと、両方ありますよね。

人は、いい面も悪い面も両方持っていますから
どっちもバランスよく、がベストだと思うのですが

私たちはどうしても「ポジティブな感情」よりも、
「ネガティブな感情」のほうが、感じやすいので

「悪いセルフイメージ」ばかり偏ってしまいがちなんですよね

みなさんの中にも「悪いイメージ」は、たくさん出て来たけど、
「いいイメージ」は、あんまり出てこなかったという方も多いかもしれません。


実は、セルフイメージというのは、
生まれつき持っているわけではありません。

育った環境や、周りの人との関わりの中で

セルフイメージをつくってしまうキッカケがあり、
かつ、それを「刷り込まれてしまう(そうに違いない、と思い込んでしまう)」ことで、
セルフイメージは作られていくんですね。

たとえば・・「私は、かわいくないというセルフイメージの場合。

私たちが生まれたばかりの赤ちゃんのとき。
「私って、かわいくないわ」なんて、思っていないですよね

でも、生きて来た過程で、

誰かに、お友だちや、姉妹と比較され
「もっと、女の子っぽくしなさい!」って言われちゃったり、

「あの子に比べて、私って可愛くないな」と劣等感を感じてしまったり、

手痛い失恋をしちゃったり、と

「私って、女性として魅力が足りないのかな?」と感じる(誤解も多いんですけどね)
さまざまな、辛い経験を繰り返していくうちに・・・

「私って、やっぱり、かわいくないんだなぁ」
って、潜在意識の中に刷り込まれていっちゃうんです。

つまり、悪い自己暗示をかけてしまうんですね。



そして、悪いセルフイメージに縛られてしまうと・・
私たちは、自分の可能性に、「制限」をかけてしまいます。


たとえば、
「私は、かわいくないという
セルフイメージを抱いている女性の場合。

私たちは、自ら作り上げたセルフイメージに沿って、
物事を見たり、感じたり、行動を起こしていきますから、

「きっと私には、女性っぽい洋服なんて似合わないよねと思い、

スカートやワンピースを着たり、お化粧することに抵抗があり、
ちょっとボーイッシュな格好しか、チャレンジできなかったり

出会いの場で、イマイチ積極的になれなかったり、

ちゃんともっている「女性としての魅力」を発揮できないことで、
ステキな男性と出会えても、いつも「いい友達」で終わってしまったり。

「こんな私を、女性としてみてくれる人なんていないよ」と諦めてしまい、
自分を好意的に見てくれている人を見逃ちゃう、

なんてことが、起きやすくなっちゃったりするんですね

そして、そんな失敗感や無力感を感じるたびに、
どんどんとセルフイメージが悪くなっていってしまうんです。


でも・・・セルフイメージ、というのは
あくまで「自分で自分のことをどう思っているか?」であって、

自分の周りの人が感じている「あなた」とイコールではありませんよね。

そしてたとえ、昔、誰かに
「かわいくない」なんて言われちゃったことがあったとしても・・
(それはとてもとても辛いことですけど

今のあなたが「かわいくない」という証明にはならないんです


つまり、「悪いセルフイメージに縛られてしまう」ということは

ただでさえ傷ついている自分を、さらに追い込んでしまったり
あなたのことを、そう見ていない人も沢山いるのに、

自ら、可能性を閉ざしてしまっている状態、と言えると思うんです。


* * * * *

【セルフイメージをバージョンアップしよう☆】

先ほど説明したとおり、
「セルフイメージ」は、後天的に作られたもの、ですから
「新しいセルフイメージ」に変えることが可能です


すべてを「いいセルフイメージに変えなければいけない!」
というわけではないのですが


自分の可能性を制限していたり、
誤解であったり、「もう、必要ないな~」と思う、悪いセルフイメージは

今の自分に合ったものに、書き換えてあげると
いままで制限していた可能性や、本来持っている魅力やが解放されたり、

対人関係や恋愛の場面でも、より、自分らしくいられるようになるので、
自信がついたり、「ありのままの自分で良いんだ」という感覚で、
日々を過ごせるようになると思うんですね。


ということで、最後に
「セルフイメージをバージョンアップするアプローチ」をひとつ、ご紹介しますね。

◎普段使っている口ぐせを見直してみよう!

私たちは知らず知らずに、セルフイメージに沿った行動を取り、
セルフイメージをどんどん強化していきます

ですから、なにげなくやっている「行動」をチェックして、
「悪いイメージ」を強化してしまう行動を減らしていくといいんですね。

とくに「口ぐせ」って、何度も何度も、繰り返し言ってるので
知らない間に、どんどん潜在意識に刷り込まれていってしまうんですね。

たとえば・・・日常生活の会話で、

「私って、かわいくないからさ~」
「あなたはいいわよね、かわいくて!それに比べて私と来たら・・」
「どうせ、私は、、、、」

こんな口ぐせをあなたがもし持っているとしたら・・
傷だらけの自分に、さらに追い打ちをかけているようなもの。

実際に、そう感じちゃったとしても・・・(ここ重要です!)

自分を下げる口ぐせは、
「なるべく、言わないように」したほうがいいんですね。

できれば、「自分にも優しい言葉をチョイスする」ことを、意識してみてくださいね!

無理やり、自分をポジティブにもっていかなくても、
「自分を下げる口ぐせを減らす」だけでも、けっこう効果がありますよ
(実体験済みです☆)


あなたが、本来持っている魅力や才能を充分に発揮できるようになり・・
大切な人たちと、よりよい関係になれますように。

参考になれば幸いです



最後までお読みいただき、ありがとうございました!
私の次回の記事は、4週間後になります。

来週は、やなぎあこカウンセラーがお送りします♪お楽しみに!


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