「また仲良くなりたい。」「もっと仲良くなりたい。」~強いハートをめざすBPのために~ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

「また仲良くなりたい。」「もっと仲良くなりたい。」~強いハートをめざすBPのために~

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こんにちは。カウンセリングサービスの山田耕治(やまだこうじ) です。
月曜日は、「仕事の心理学」をテーマに、山根しんいちカウンセラーと
馬渕瑛子カウンセラーの3人でお届けしています。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
2014年山田は「強いハートをめざすビジネスパーソン(BP)のために」を主題にしています。

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<今回のテーマ>
前回に続き、今回のテーマも「いいセックス」。
仕事の心理学として、あえて、真っ直ぐに「セックス」をとりあげます。

<まずは前回の振り返りから>
前回の「いいセックスしてるか?」は、
私が20数年前に見た演劇の世界、「第三舞台」主宰の鴻上尚史さんから、
男優の大高洋夫さんを通じて放たれたセリフを使わせていただきました。

「いいセックス」について、あなたのイメージを巡らしていただけましたでしょうか?
ただの「セックス」ではなく、「いいセックス」についてでしたよね。
また、そのことを通じて、あなたにはどんな気持ちや思いがでてきましたか?

色々な形で反応いただいたみなさんありがとうございました。
仕事とセックスが深く関係していることが改めて強く認識できました。
この場で「セックス」を取り上げてよかったと思いました。
今日はその中から、ある30代の男性クライアントKさんの報告をまず取り上げたいと思います。

<クライアントKさんからの報告> (Kさんから掲載の了解をいただいおります。)
Kさんは当初、職場がいろいろと辛いとのことで、カウンセリングが始まりました。
今回の記事も踏まえて、先日、思い切って、奥様と下記のような、コミュニケーションをとったのとのことでした。

「仕事や子育てに忙しくしているあなたを見て、ずっと言えなかったんだけど、
お相手をお願いできないかな?」
「もういいやと思って、距離をとったり、冷たい態度もとったり、していたけど、
やっぱり我慢しているのも辛いし、こんなこと、あなたにしか言えないし、
やっぱり、また仲良くしたいんだけど・・・。」

奥様も急にそんな話になったので、驚いていたとのことですが、
しっかり応えてもらったとのことです。ほんと良かったですね。
でも、Kさん、
相当に勇気がいったとのことでした。
そうりゃそうですよね。なかなかここまで言えないと思います。


奥様との関係はまだまだこれからだと思うとのことですが、
「そんな風に言えた自分がとても良かったし、こんなふうに言えてとても楽になった。」との話がありました。

心を開いて、今の自分を曝け出したKさん。素晴らしいと思います。

「今回は、自分のことを表現したので、今後は、もう少し妻に質問をしていきたい。妻の意見や思いをもう少し取り入れて、もっと仲良くなりたい。」とのこと。

それから、大事なもう一言。
「今回のことは、これまで悩んできた仕事における自分や人間関係においても活かせそう。」とのことでした。

<Kさんへの山田からの振り返り>
自分を開示する。
今の自分を曝け出す。
弱みを話す。
お願いをする。
自分をちっぽけに扱わない。
自分を応援する。
ひきこもりや怒りによる攻撃ではなく、別のやり方を選択する。
質問をして、理解しあう。
古いパターンに気づき、受け入れ、それを打ち破り、新しい自分を選択する。

これまで2014年当初よりやってきた取り組みがすべてと言っていいほど、
活用されている報告だと思います。

それから、「また仲良くなりたい。」「もっと仲良くなりたい。」の言葉が、Kさんが閉じていた心を開いて出てきた素直で素晴らしいなと思いました。

今日はその勇気に敬意を払って、
「また仲良くなりたい。」「もっと仲良くなりたい。」を表題としました。

<「いいセックス」と執着>
「いいセックス」は「ある」ものなんだと思います。
「いいセックス」は特別なものではなく、普通に「ある」ものなんだと思います。

「いいセックス」がないとしたら、何かとくっつきすぎているのかもしれません。
パートナーがいる方もいない方も、ちょっと考えてみてください。

例えば、いいセックスをしようとしたら、二人きりになる時間が必要です。

先ほどのKさんもそんな中で、二人きりになれる時間をつくったとのことです。

仕事や子育て、趣味が忙しい。
ちょっとそれらにくっつきすぎていませんか?

具体的なものが思いつかない方も、
私のこだわりややり方やこだわっていることはありませんか?

いいセックスにくっつかないで、ほかの何かにくっついている自分がいませんか?

<自立の物語と執着>
私たちにはそれぞれに自立の物語があると思うのです。
自分はこう生きていく。自分はこうあるべき。
それが仕事、子育て、趣味や自分のこだわり、自分のやり方の強さにつながっていくように思います。

でも本当は、その自立の物語はもっと幸せになるために始まったはずなのです。
その幸せな姿の一つが「いいセックス」でもあると思うのです。

でもそうでない姿がある。

例えば、「セックスレス」。
セックスに対して遠くに距離をとることで、相手を攻撃しているような場合があります。セックスが条件交渉や取引となっている。

例えば「激なセックス」。
逆にものすごく刺激的なものだったりしている私たちがいる。
セックスが自分を感じるための刺激する道具となっている。

いずれにしても、そこには怒りや諦め、寂しさや孤独感や絶望を感じている自分がいるのだと思います。
いいセックスを持たないことで、結果的に自分を痛めることになっている。

「いいセックス」というこんなに手軽で簡単な方法があるのに、何故に私たちはそれを放棄してしまうのでしょうか?

それは行き過ぎた自立の物語となっているのです。
思うに自立とはほっておくとそのように執着から孤独や絶望になってしまうものだと思います。

<「いいセックス」は行き過ぎる自立の物語の修正>
「いいセックス」を意識することはその行き過ぎる自立の物語を修正してくれます。

もう一度、あなたの心を開いていきませんか?

そうじゃないとおかしいじゃないですか。
みんなそれぞれに頑張ってきたじゃないですか。

今のあなたのセックスの状態にあなたのこれまでのパターンが表れていると思います。
「いいセックス」を意識することで、
今こそ、あなたのパターンを打ち破る時だと思います。

<みんなで「いいセックス」を目指す>
そのポイントは一人でやらないことだと思います。
みんなに協力を得ることなんだと思います。

Kさんも仕事を一人で抱えていては無理だとお話されていました。

子育てについて、もっと仕事場の仲間に理解を得たり、
頼みにくかった親や兄弟との関係も見直していったり、
近所の同じような家族とももっと連携をとっていくことも考えていきたいとのこと。

自分のいる今の世界を少しずつ変えていこうと動きたいとのこと。

すべてはつながっているんだと思います。

自立の物語を決して我慢や抑圧の自立しすぎの物語にしてはいけないのです。

そのエンディングはみんなの力を合わせて、
幸せな、「いいセックス」にしていくことが求められているのだと思います。

「いいセックス」はあらゆるコミュニケーションのトレーニングの場でもあり、
たくさんの人のつながりや協力により達成される「コミュニケーションの最高峰」なんだと思うのです。

「いいセックス」は愛し合う二人にともに充実感がもたらされる最高のコミュニケーション。
「いいセックス」は、新たなエネルギー、インスピレーションや創造力を呼び覚ましてくれる。
それは仕事にも大いに活かされていく。

<最後にもう一度 舞台の上からのメッセージ>
みなさん、もう一度自分に問うてみてください。
「最近、いいセックスしているか?」

親しい友人がいれば、劇の中で大高氏が友人につぶやいたように、
「最近、いいセックスしてるか?」
お互いに問い合ってもいいと思うのです。

あなたや友人にはどんな気持ちや思いがでてくるでしょうか?

いい食事、いい睡眠と同じように、いいセックスは友人と話せるぐらいに特別なものではなく、普通にあるものなのだと思うのです。

セックスの持つパワーを意識するのは、知恵のある人間であればこそ。
「いいセックス」を意識し、「いいセックス」にこだわることは、
理性的で合理的な成熟した大人の考え方だと思います。

「いいセックス」を共に意識していく中で、自らのパターンに気づき、
受け入れ、修正しながら、
「いいセックスしてるか?」に堂々と「Yes!」と答える私を

登場させていきましょう!

<強いハートをめざすビジネスパーソン(BP)のための今日のメッセージ>

「また仲良くなりたい。」「もっと仲良くなりたい。」で、
閉じていたあなたの心を開き、あなた自身を曝け出せ!
ハートを強くしたいビジネスパーソンは「いいセックス!」にこだわる!


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


<強いハートをめざすビジネスパーソンのあなたに
>
山田のライブドアのブログに、
アメブロ『恋と仕事の心理学~仕事の心理学~』2014年記事一覧
を掲載しています。
強いハートを目指すビジネスパーソンのあなた、
そして、「いいセックス」を目指す全ての方、
今年これまでやってきた一覧を眺めてみてはいかがでしょうか。
思いや要望がありましたら、拍手コメントでも送っていだけると嬉しく思います。

私が心理カウンセラーとして目指していること、それは「ハートを強くする」カウンセリングです。
実社会へしっかり繋いでいくことのできるカウンセリングを提供したいと考えています。

セックスに関することは、どうしても抑圧され、一人で抱えることになると思います。
あらゆる問題の根底にセックスの問題が隠れているようにも思います。
まずは思い切ってご相談いただければと思います。
それがパートナーとのコミュニケーションの準備にもなるとも思います。
そしてもちろんそのことが仕事にも大きな影響を与えていきます。
ご連絡お待ちしております。


<2014山田のキャッチフレーズとサブフレーズ>
『前真然霊(ぜんしんぜんれい)~癒し、学び、問題解決~』

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