インド式DFCの4ステップで子供の自尊心を育てる! | 人材育成コンサルタント田原洋樹(オフィスたはら 代表取締役)の『人材育成に全力投球』

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オフィスたはら Office Tahara(Training & Consulting)
代表取締役 人材育成コンサルタント 田原洋樹です。
人材育成に関するさまざまな想いや考えを書き綴ります。
 

今朝の朝日新聞に、インド式教育法が日本でも拡がりつつあるとの記事が掲載されていました。

DFC(デザイン・フォー・チェンジ)というプログラムのことで、4つのステップから成り立つ。


4つとは、

①感じる→②想像する→③行動する→④共有する


のことで、目や耳、体で、今何が問題なのかを察知する、それを望ましい状態にするための解決策を考え、実行に移すための

役割分担や期限を設け、全体で共有、検証するといったステップです。


実はこのステップは我々がトレーニングやコンサルティングの過程でもよく用いる方式です。


①現状を把握 →②ありたい姿を設定する →③課題を整理する →④行動を起こす際の力の拠り所(価値観を知る) →⑤行動を起こすための意思決定をする


私は、上記5つのステップを踏むことで、『自走する力』を養うと考えています。


DFCも全く同じ考えであると思います。

ただ違うところは、DFCは対象を『子供』に限定している点です。


子供の「どうせ無理」を「やれば出来る」という前向きな発想に転換させるという目的で導入されています。


我々が言うところの「自走する力」しかり、DFCが言うところの「自尊心」しかり、今、老若男女、多くの人々が

「どうせ無理」という後ろ向きな心理になっているんですね。



問題解決に際し、自分自身で考え、行動していくこと


そのプロセスを通じて、主体性が生まれ、やがて自尊心を芽生えさす。


とてもシンプルな事ですが、これってやはり、訓練が必要だと思います。


株式会社オフィスたはら 人材育成コンサルタント 田原洋樹