福岡から特攻隊が飛んでいたこと、知ってますか?
大刀洗平和祈念館には、本物のゼロ戦があります。
この休み、行った人も多かったのかなぁ??
私が行ったのはGW。
ちょうど映画「永遠のゼロ」をやっていたので、若い人も多かったのが逆に気がかりでした。
特攻隊をちょっと美化しているような気もするし。。。。
それはそうと、実は、ここでものすごく心に残ったものがありました。
それは、戦争に向かっていく歴史を書いた年表。
よくあるものです。
でも、私の目に飛び込んできた言葉がありました。
それは、日本の政党政治が混乱を極めていく中、
軍事色が強くなってきたことを書いた部分。
私利私欲にまみれたスキャンダル合戦の政党政治に飽き飽きしてきた世間、
「関東軍が台頭し、国民もそれを支持した」
国民もそれを支持した
目に飛び込んできました。
それまで、国のことを決めるのは一部の政治家たちで、
私たち庶民は、そんなトップに振り回されている、そんな気持ちでした。
戦争もトップが勝手にやっていただけで、国民は指導者たちに翻弄されただけ。
そんな被害妄想だけ。
実際は、やっぱり政治家は世の中を見ているんだなーと。
国民の「気分」を敏感に感じ取っているのだとしたら、
戦争に突き進んだのは、必ずしも政治だけのせいではないのか。。。。
国民一人一人の意識や気分が集まって政治を動かしているのだとしたら、
私たちももう少し手綱を締めないといけないんじゃないかと。
ちょっと怖いような気持になりました。
先日東京都議会であった「野次問題」
SNSであっと言う間に広がり、一ローカル議会の問題が全国に広がりましたね。
そう考えると、今は当時よりもさらに「国民の気分」が重要なのかも。
そうであればなおさら、政治を「見張る」目をしっかりと持っている必要があるんじゃないかと。
積極的に参加せずとも、静かに「見張っておく」ことが必要なんだと。
「国民もそれを支持した」という衝撃の文言。
終戦日に、何となく思い出したのでした。