ノルウェージャンフォレストキャット | YUUのフーディーズダイアリー

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食べるシーンには、音楽、アート、会話があり・・・・・・

決して皿の上の料理だけでは語れない魅力が溢れています。

ここでは、私が仕事やプライベートを通して、出合ったこと、感じたこと

をつれづれに綴っていきます。


コーデリア

どうよ。この猫!

気品と貫禄・・・なかなか、人間でも他の動物でも真似できません。

その名もコーデリア。

舞台芸術家の朝倉摂先生の愛猫。品種はノルウェイジャン・フォレスト・キャット。ノルェーの森出身というのも、何だかロマンティック。必ず耳には、長い毛が生えていて、それは雪が耳の中に入らない様にですって。


もう10年以上猫を飼っていない、母が、遂に猫を飼うことを決意。

「いいじゃん、いいじゃん、うちも野良ちゃんだしさぁ、恵まれない猫ちゃんを飼ってあげるのは、

大賛成よ。野良は強いし、何てやっぱ、野生児がいいのよ」と私も大賛成。


「朝倉先生のノルウェーの森の猫がいい!!!だって、やっぱりお家柄は良くないと!育ちは大事よ。美しくないとイヤイヤ。私は猫ちゃんと夢を見たいの~。超美人じゃないと一緒に暮らしたくない!」と母。

は~どこまでも夢を見るのが大好きな耽美主義の母の為に、ご無沙汰しきりの朝倉先生に電話。朝倉先生ご夫妻は、このノルウェージャン・フォレストキャットを2匹飼っている。リアとコーデリア。何ともやっぱり演劇の世界の巨匠の飼う猫の名前。先生の家に遊びに行くと、2匹がゆうゆうと遊んだり、毛づくろいしている。広い書斎は猫たちのかっこうの遊び場。コピー機の上に寝ていたり、くずかごひっくり返したり、机の上の消しゴムで遊んだり。

「ははは、だからうちの子達(スタッフ)は、帰るときには、消しゴムとか余計なものをちゃんと片付けて帰らないと、いたずらして、リアたちが隠しちゃうのよ。何でもおもちゃになっちゃうからね。」と朝倉先生。

ここでは、人間よりむしろ猫の方がゆったり自由に暮らしている・・・らしい。

「母が先生んちの猫みたいのがほしい」には、朝倉先生ご夫妻も大賛成。

数日後「ほんとに綺麗でかわいいよ~。10月に生まれた姉妹の写真とりにいらっしゃい」とのご連絡に、

代々木上原のご自宅へ。


猫の話しをしながら、健啖家の朝倉先生もご主人の富沢先生も、いつもの様に食いしん坊話に花が咲く。

「本むら庵がさ、NYから息子が帰ってきたら、六本木オープンすんのよ。いこいこ」

「クッチーナの平田夫婦がミシュランの星とったねぇ。あれはあの夫婦には、ホント意味のある星なのよ~」

「へ~代々木の鮨Kの小野くんがねぇ、恵比寿にねぇ・・・。じゃ、いこいこ」

「代々木上原はね、やっぱりコムシェヴがいいよ。腕あげてるし、いい仕事してるよ」

「最近どこがいいのぉ~?」・・・・・・と。


久しぶりに、何というかお二人に新鮮なパワーをもらい、楽しく沢山笑えた一夜だった。