子どもの中学校での講演会にいってきました。

写真は講演者の清水展人さんです。


彼は神戸市出身の方で今は日本LGBT協会の代表理事でもいらっしゃいます。


中学生も全学年、彼の講演を聞いていました。

中学生のうちにこういった話を本人のくちから聴く機会があることはとてもよいと思います。


今世の中は多様性だとか、ダイバーシティだとか言っています。

ここ数年で世の中が少しずつ進化しています。

でも正直まだまだです。


私も企業から女性活躍推進や多様性、ダイバーシティでの研修を依頼されることがあります。

それは私の経験を知っている企業から私でないと出来ないと指名がくることがあります。


言葉では理解したつもりになっていたり、

言われているからなんとかしなきゃと思っているところもあると思います。


しかし当事者や身近に事例がないとなかなか想像すらできないのです。


人には色々な価値観があります。

人、歴史、国、それぞれによって考えがちがい、どれが正しいとはなかなか言いにくいと思います。


でも私たちは自分の価値観を相手に周りに当てはめて、これが正しい、あなたは間違っていると言いたくなります。


そこから対立が生まれるのではないでしょうか。


違うから自分にはない視点が得られる

違うから気づきがある


そんな違いを対立と捉えるのではなく、共に違いを認め補いあうことでよりよいものの創造につながるのではないかと思っています。


ですからみなさんお互いの違いを認めてください。

意見、考えが違うこともあると思います。

一旦違う考えだということを受け止めてください。

受け止めてから自分の考えをお互いに共有してください。

そうすれば新しいものの創造につながります。


岡佐紀子