長男と話をしていました。
哲学的な長男に

優しさは偽善だという話になった。
他人に優しくするのは相手のためではなく、
それは自分の為なのだ。
相手のためと思ってしているのは偽善であると。

そんな話を聞いたことを話しました。

「もっともな話ですよねー」と長男。

「そして

"しない善より、する偽善ですよね"」

自称 利他の人 である長男の今日の言葉でした。

偽善ということはわかっているんだ。
でもそれをわかった上で
相手のために自己満足でやりたいんだ。
それが自分が満足するんだと。

あなたのためということは自分のため。

そう思うと恩知らずだと思うことはないでしょう。
相手に不義理だと思い腹ただしく思うこともないでしょう。


そういえば偽善の"偽"という字は人の為と書きますね。
人の為と思うことは 偽り なのかもしれません。


ですからみなさん、相手のためは自分のためだと思いましょう。
そうすれば人に対しての苛立ちや腹立たしさは消え去ります。