何がただしいか。

そして誰が正しいのか。



たとえば子育て。

子育てには色々な考え方があるでしょう。

それぞれの家でも違うでしょう。

そしてこの育て方をしたから必ずよい子育てができるという事ではないと私は思っています。


それぞれの親は悩み、苦しみながら一生懸命子育てをしているでしょう。

傍目にはそうみえなくともその人なりに頑張っているのではないでしょうか。


こうすべき

これはまちがっている


という考えを繰り広げると決してわかり合うことは難しい。

相手の価値観をうけいれてまずは話を聴いてみる。

聴いてみると色々な思いや考えが見えてきます。


人が目にすることはその人の表面的な部分です。

たとえば表情、態度、服装。そして口調、言動、方言など。


私達の多くはそのような表面的な部分を第一印象とし相手を判断してしまうことが多いです。

そして第一印象はひきづってしまうのです。


それが原因で

その人の表面的なことに引きづられて


こうに違いない


と思い混み、相手を説得しようとしても

また持論を伝えようとしても相手にはなかなか届かない。


むしろよい人間関係が構築できないことがあるのではないでしょうか。


まずは最後まで口を挟まずきいてみる。

あなたはこうだからこうしなければならないではなく相手に聴いてみる

自分の話はそれからする


そういったステップでよい人間関係が築けるのではないでしょうか。


そんな事を客観的にみる機会が今日、ありました。


これは子育ての現場だけれはありません。

仕事も同じ。


一見なぜだろうと思う行動にもその人なりの理由があるかもしれない。

それを頭ごなしに


だめだ

間違っている


その言葉から始まってしまうとうまく話ができないということはありませんか。

相手を自分のフィルターで通していませんか。

まずは相手の話を聴いてみましょう。

そして話はそれから。


誰が正しいのでもなく、何が正しいのかもわかりません。


私達は今、どのようにしたいのでしょうか。

相手とどのような関係を築きたいのでしょうか。

それを考えて見ましょう。


無理と思い、無視するということも一つの選択かもしれません。


それと同時に

嫌だ、許せないと思った相手は案外自分の嫌な部分と似ていることがあります。

そんな本来なら許せない相手を許してみることで視野が広がる事もあります。

私達が成長する機会かもしれませんね。


話す前に考え、立ち止まってみましょう。

そうすれば相手とよりよい人間関係を築く第一歩が踏み出せるのではないでしょうか。