ドラゴンの母の話を知っていますか?

ドラゴンのお母さんは子供をとても大切にしていました。
そした大切にし過ぎるあまり、抱きしめすぎ
子供を窒息死させてしまいました。
誰よりも子供を愛していたドラゴンはとてもとても悲しみました。

私たちにも同じようなことが言えるのではないでしょうか。

私たちは愛情をもって接します。
周りの人にも、そして子供たちにも。

そして、

かまいすぎてしまいます。
手を出しすぎてしまいます。

それが優しさと思っているのです。

私もそう。
助けることが優しさだと思っていました。

そして助け続けると、相手は自分で何もできなくなってしまいます。
やってもらうことが当たり前になってきてしまいます。
感謝ができない人になってしまいます。
そして愚痴ばかり言う人になってしまいます。
そして、自分が1人で何もできないことに気づいたとき、自分に自信のない人になってしまいます。

優しさだと思う背景には

あなたは無力だ。
あなたには無理なのだ、
私が助けてあげないと何もできないのだ

という優しくしている側の思い込みもありませんか。

失敗しなければ、立ち直る力は培われません。
失敗から学ぶことは何よりの学習です。

ですからみなさん、相手の真の成長のために
相手に失敗させてあげてください。
手を出さないであげてください。
そうすれば自分で動き、自立し、自分の自信がつちかわれます。