東京 C−MAS実践編”2DAYSが終了 | 介護経営お助け塾~介護の経営は必ず改善できるんです~

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北海道から全国に飛び回る介護経営コンサルタント小濱道博の公式BLOGです。

会計事務所の全国ネットワーク C-MAS。その会員先生が全国から集まり、実践編セミナーを開催しました。11月は9月決算法人が多く、会計事務所にとって春の時期に次ぐ繁忙期です。そのような中、24会計事務所の所長先生、介護特化の専任担当者様が東京池袋に集合して二日間のカリキュラムを受講されました。制度改正対策が中心テーマということもあり、所長先生自らのご参加が多くて緊張しました(笑)が、無事に終了することが出来ました。


初日が13時から20時、二日目が9時30分から17時という長時間。更には小濱のワンマン講演が全てです。気分転換になる実習などは皆無のハードな研修ですが、最後まで皆様、とても真剣でした。

ご挨拶される実務経営サービス 加藤様

司会を担当頂いた目黒様


次回の実践編は来年4月です。この時は改正介護保険法の本法、省令通知、Q&Aなどの総合解説セミナーの予定なので、この2日間の内容は今回限りの講演となります。参加された皆様には、何か一つでも有益な情報をお持ち帰り頂ければと思います。


一期一会の今回のみ限定セミナーの講演内容です。


◎ 新・実践編の主な内容 11月12日~13日東京

Ⅰ. 「社会保障制度改革国民会議」の審議経過から見えるもの
● これまでの社会福祉1970年モデルの経緯と2025年日本モデルへの移行の意味

● 「医療から介護へ」「病院・施設から地域・在宅へ」
● 最終意見書とプログラム法案内容の考察

Ⅱ. 社会保障審議会「介護保険部会」の審議経過から見えるもの
● なぜ、要支援者が介護保険から外れ、市町村事業に移行されるのか
● 介護保険財政の限界と制度維持の狭間で何を残すか
● 小規模デイが半数以上。デイサービスが財政を圧迫? 規制強化の意味と今後
● ケアマネ認定の市町村移行と受験資格。福祉用具貸与の相談員基準と価格の厳格化
● 介護施設の重度特化への移行と在宅復帰率等の厳格化。問われる今後の役割
● 要支援者の受け皿、新・地域支援事業。「日常生活支援総合事業」とは何か

Ⅲ. 2012年度制度改正&報酬改定の意味
● すべては2012年度制度改正議論からの継続審議
● 誰もが実行不可能と思えた地域包括ケアの本当の意味を振り返る
● 介護サービスの効率化・重点化に取り組むための布石が12年度改正

Ⅳ. 「地域包括ケア研究会報告書」から次期介護報酬改定を読む
● 「地域包括ケアシステムのあり方に関する調査研究事業報告書」の内容
● 自助、互助、共助、公助の意味するものと介護保険制度の考察
● 強化される医療・介護連携の推進と今後の介護サービスのあり方

Ⅴ. 制度改正に伴う介護サービスごとの影響
● 施設系サービス(特養、老健、特定施設、等)
● 在宅系サービス(デイサービス、訪問介護、小規模多機能、定期巡回・随時対応、等)
● 高齢者住宅(サービス付き高齢者向け住宅と住所地特例、医療介護連携型が主流、等)

Ⅵ. 介護保険部会の審議経過から次期介護保険制度改正を読む
● 介護保険部会の審議経過解説とそれが意味するもの
● 過去が破壊され、新たな創造へ
● 制度改正に伴って有望になる介護保険ビジネスは何か

Ⅶ. 介護保険サービスの今後10年の方向性を考える
● 変わる経営環境――年金支給額削減、消費増税、インフレ政策、医療費増大
● キーワードは「重度者と医療行為へのシフト」と「早期の職員レベルアップ」
● 新規事業投資・展開および“複合事業化”が二極化の明暗を分ける
● コンビニ化が一層進み、「個性の時代」への対応が生き残りの鍵となる
● 業界再編。新時代の経営ビジョンと経営戦略・戦術の構築に向けて

Ⅷ.地域包括ケアの最終目的は、介護保険制度の市町村への全面的な移管にある

Ⅸ.「これならわかる!スッキリ図解・介護ビジネス」のエッセンス解説

Ⅹ.「まるわかり!実地指導対応マニュアル」全解説

Ⅺ.その他、制度改正に関する最新情報


今日は再び、池袋の実務経営サービス様主催セミナーで、会計事務所の為の介護特化導入セミナーが13時30分から16時30分まで。今日も25名ものご参加、それもこれまでご参加されたことの無い会計事務所様が大部分とのこと、ありがとうございます。


小濱の最新の講演日程はこちらから確認頂けます。
http://ameblo.jp/officebear/entry-11664327872.html