「君が生きた証」(2014) 82点
言わずと知れた名脇役=ウイリアム・H・メイシー初監督作品。
それが音楽もので、アントン・イェルチン出演とくれば
nagiが行かないワケは無い。
しかも何故か…早く見たかった。
予告を見たときから “何か” を感じていた。
予感的中。素晴らし過ぎて震えた。
ます、音楽。
主演ビリー・クラダップとアントンのデュオ。
それだけでトリハダが立った。
その後、メンバーが増え、楽器が増え、
4人バンドとしての初演奏…
再度、全く同じトリハダが立った。
ガレージでの練習風景、
ライブハウスでのステージ…
何度演奏シーンを見ても必ず同じトリハダが立った。
吹き替え無しの、血の通った演奏と演技。
カメラワークや編集がこれまた秀逸で。
これ程までに新鮮なライブシーンを見た事が無い。
本当にメイシー監督は、早くも偉業を成し遂げたと興奮した。
この時点で既に70点は確実。
でもそれだけじゃなかった。
ハッキリ言ってこの映画、
“素晴らしい音楽映画”というだけでは終わらない。
音楽に全く興味が無いひとにも訴えかけるものがあると思う。
…その事実を知った時、ワタシは
トリハダ以上の震えが来て止まらなかった。
父と息子、歳の離れた友人たち、人生の影と光、
すべての人たちの贖罪と再生の物語り。
もしこの映画が少しでも気になってる、という人は
何の情報も入れずに、他人のブログなんか読まずに
今スグ映画館に行く事をおススメする。
少なくともワタシにとっては今年いちの予感。
終演後、パンフとサウンドトラック即買いww
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そして日付変わっていよいよ本日
「nagiと映画鑑賞の夕べ」開催
嗚呼…まだ何かやる事ある気がする…