相続が起こると、一般的にはやはり相続税のことが気になるものです。

ただ、遺産相続は、相続税がかからないほどの財産であったとしても、遺産分けには面倒な手続きやモメゴトがつきものです。

そして、その面倒な手続きを負わされもめごとに巻き込まれるのは、故人様自身ではなく、遺されたご家族やご遺族である相続人です。

相続人やその家族を巻き込んでの思わぬ騒動になるケースは非常に多いです。

話し合いだけでは解決できず、家庭裁判所へ調停や審判を求めた申立件数も年々増加中であり、そのうち7割以上は遺産が5,000万円以下のケースです。
遺産が少ない家庭ほどもめやすいのです。

また、今では「老老相続」という言葉もあるくらい相続人の年齢も高齢化しています。相続が起こるのは80代以上の親が亡くなるときで、その子供が50代以上というケースも非常に多くなっています。

収入の増加や年金を期待しにくい50代や60代にとって、「相続でももらえる財産は少しでも多くほしい」と考えるのは当然でしょう。

また老老介護から老老相続になった場合、遺された方は遺産がなければ生活をやっていけない・・・なんてこともあるのです。

遺産相続は亡くなられた故人様からすれば、残されたご家族やご遺族のためのものと言えますが、遺された相続人とくに50代60代以上の方は自分自身のこととして考えるべきだと思います。

相続対策は早ければ早いほど対策を立てやすくなります。何ら対策を立てずに相続が発生してしまった場合に、苦労するのは相続人ご自身です。

遺産相続のことなら
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