先日、車の中で長男が唐突に
「ぎょう虫戦隊
ケンベンジャー！」
といきなり叫びました。
家族全員、一瞬言葉を失い、目が点になりました。
早川、我に返った時、口が勝手に言ってました。
「ケンベンイエローは自然や。
ケンベングリーンも大丈夫。
ケンベンブルーとケンベンピンクは微妙や。
でも、
ケンベンレッドは
絶対ヤバい！
常に下血か！？
いつも
『尻が痛い痛い』
言うて、
戦えんやん！」
ということで、
長男発案のケンベンジャーは
早川家総意の下、却下となりました。
昨日、娘が絵を描いた。
娘曰く、
「いつか、こういうことが起こりそうな気がする・・・。」
うちの娘、現在中学１年生である。
小学校３年生の時に担任への不信感から不登校となり、
少人数の田舎の学校へと転校し、のびのび育って今年の３月に卒業した。
現在通っている中学校は都心にあり、１年生だけで２００人の生徒数である。
４月に入学してから現在まで、
長男のクラスも、娘のクラスも
「いじめ」や「暴言」など、トラブルが絶えない。
先日、娘のクラスの担任に「死ね！」と暴言を吐くクラスメートに対し、
「あんた、いい加減にし！」
と注意した娘。
今度は、その暴言は娘に向かってきたそうである。
（後日、そのお子には、早川がこそっと、近所の恐い大人として
「悪いことは悪い！」と指導を行ってあげました。）
しかし娘にとって、この様なことは日常茶飯事であり、氷山の一角の様だ。
１０月、１学年の父兄懇談会というものがあった。
早川は、「何とか委員」なるものになっており、
何が行われるのかわからないまま、その会の司会を行った。
約８０名の父兄が集まっており、各クラス担任、教科ごとの先生などから、
学校での様子などの報告があった。
結論を簡単に言い換えると、
「この学年には
『ルール・マナー・モラル』
が欠落している！」
ということであった。
父兄として、聞いていて、耳の痛い話であるにも関わらず、
他人事の様に、笑っている父兄が大半であった。
娘が学校へ最近行きたくないと言っていたが、
この光景を見て、妙に納得している自分がいた。
娘は「学校へ行くと疲れる」と言い始め、
最近たまに休む様になった。
先週の金曜の夕方、心配して担任の先生が来てくれた。
娘は、自分が学校へ行きたくない理由をしっかり紙に書き、先生に渡した。
「いつもクラスで暴言ばかりが飛び交い、
とても授業を受けられる環境ではない。」
「今の学校に行く価値を見出せない。」
先生も納得していた。
しかし、先生としては「来て欲しい」という気持ちを投げかけた。
娘はきっぱり
「（来週から）行く気はありません。」
と自分の口ではっきり言った。
めでたく、本日より
娘の不登校が再燃した次第である。
しかし我々夫婦は、今までの不登校の経験と学びから、
全くもって何も心配はしていない。
確固たる自分の信念を持ち、しっかり意思表示を示すことができた娘を誇りに思っている。
勉強の事は、今から我々親が何とかして考えるとして、
娘は自宅で勉強と掃除などの家事全般を毎日行うこととなった。
こんな状況でも、かつてと違って、娘に後ろめたそうな様子は全くなく、
晴々とした、能天気な顔で元気に生活している。
今朝、娘が新聞を切り抜いて
「これかわいいぃ～
」
と言っていた。
この切り抜かれた記事を読んだ。
わいせつ発言をした
ゆるキャラであった。
そのことを知らなかった娘に事実を伝えると、
「えぇぇぇーー！」
と落ち込み、
神棚の
ろうそくで
燃やそうとしたので、
慌てて止めた次第である。
早川がかつて作った四字熟語
「不登校可」と
我々夫婦のポリシー
「不登校バンザイ！」
を実践する娘である。
うちの娘、昭和です。
現在中学１年ですが、昭和です。
なので、カラオケに行くと
清水健太郎の「失恋レストラン」
など
当たり前で歌います。
最近買った娘のミュージックプレーヤーは、SDタイプのものです。
１５００円でした。
そのSDカードに色々と曲を入れさせられました。
もちろん、「失恋レストラン」もです。
そのSDカードは、車にも持ち込まれ、車の中でも
「失恋レストラン」を聴かされるハメになります。
先日、車の中で
「失恋レストラン」が流れたときのこと・・・
悲しけりゃここでお泣きよ
涙ふくハンカチもあるし
愛がこわした君の心を
やさしく包む椅子もある
ポッカリあいた胸の奥に つめこむメシをたべさせる
そんな失恋レストラン いろんな人がやってくる
好きな女に裏切られて 笑いを忘れた道化師が
すがる失恋レストラン もうおどけることもない 今は
ネェーマスター
つくってやってよ 涙忘れるカクテル
ここまで聴いて娘が言いました。
「ここのマスターも大変やねぇ。
涙忘れるカクテルくれとか、
結構
無理難題を押し付けるんやねぇ～。」
更に曲は２番になりました。
悲しけりゃここでお泣きよ
涙ふくハンカチもあるし
愛がこわした君の心を
やさしく包む椅子もある
愛をなくした手品師などは 恋の魔術を使えない
だから 失恋レストランなくした恋のふきだまり
歌をうたえぬこの俺でも 話し相手になれるなら
いいさ失恋レストラン 君のそばにいてあげる ずっと
ネェーマスター
うたってやってよ 痛みを癒すラプソディー
ここでまた娘が言いました。
「注文の多い客やねぇ～。
マスター、歌も歌わせられるんやん。
芸達者やねぇ～。」
更に３番へと曲は続きました。
悲しけりゃここでお泣きよ
涙ふくハンカチもあるし
愛がこわした君の心を
やさしく包む椅子もある
皆、帰ったその後で 強がりいってたこの俺は
ひとり失恋レストラン まだ恋したこともない そうさ
ネェーマスター
ラストオーダーは
失恋までのフルコース
ネェーマスター
ネェーマスター
ネェーマスター 早く
娘が言いました。
「この人
失恋する気満々やん！！
失恋までのフルコースて何じゃい？
しっかし、それにしても
急かすねぇ。
こんだけわがまま言うて、少しは待てんのかい！
ここのマスターも人が良すぎるよ。
私なら、
『帰れぇー！！』て言うけどね。」
恐るべし、我が娘。
やはり、妻の血が娘にも流れているのかと思うと、
娘が不憫でならず、思わず涙が止まりませんでした。
明日、お祓いに行こうかと思います。
以前より、
睡眠時にはダイエットTシャツ
を着て寝て
常に炭酸を飲み続け
「痩せたね」と世間に言われて調子に乗っている妻。
早川が自分の為に買ったダイエットTシャツは取り上げられ、
毎日、毎日、炭酸を購入する妻の為、
早川、炭酸を作るための
「重層」と「クエン酸」を各５ｋｇずつ購入してあげました。
これを小さじ１杯ずつと水で炭酸ができます。
「これで炭酸作った方が、めちゃめちゃ経済的やで！」
と妻に言いました。
「作り方がわからん！」
というので、
わざわざ作ってあげました。
一言
「まずい！」
と言われました。
早川家の「重層」と「クエン酸」は一生なくならないのか・・・・。
ダイエットTシャツは妻曰く、効果があるそうです。