国富論から学ぶ | ごえもんは今日もごきげん

国富論から学ぶ

一貫性のある行動は成果に結びつく。
そして、一貫性のある行動を行うには、自分を奮い立たせる思想が必要だと思う。
実務家である我々は、古典から何を学ぶか?
今の自分のレベルで感じ取ったことについて自分なりに考えて自分の行動を変えて行くきっかけにすればいいのだ。
何度も読み返して自分を振り返る道具として活用していくためのツールに過ぎないのである。

スミスは、「豊かさの増大の原因は、生産諸力の水準と有用労働者の比率である」と指摘した。
そして、生産諸力の改善は分業によってもたらされたと宣言する。
つまり、専門化である。
自分の得意とすることに集中する。
自分が出来ることでも、他にもっと上手に出来る人がいるのなら、その人から購入すれば良い。
そして、その購入原資は自分の最も得意な労働からもたらされるのだ。
生産性を高める土地や設備を持たない我々労働者は、自らの専門性を高めなければ低賃金に甘んじることとなる。
自分の働き方について改めて考える視点と、それを行動に結びつけるモチベーションを得ることができた。
まだ、読み始めたばかりだけど、何度も読み返すことになりそうだ。
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