こんにちは。
思考整理アドバイザー・野中ナオミです。
「高専を語る」講座の終了後、
思考整理の個人セッションをしました。
今回ご依頼くださったのは、
小学生の男の子2人を育てているお母さん。
当初のお話では
「お子さんの進路について」相談したいとのことで、
忙しい時間をやりくりしてお越しになりました。
リラックスした雰囲気の中で
頭の中身を思いつくまま全出ししていただくと、
いろんなことが見えてきました。
クライアント様は
いろんなお仕事をなさる傍ら、
療育が必要な息子さん達のために
あらゆる手を尽くし、お金をかけてこられました。
お子さん達は、興味の向くこと(療育)は
何でもやらせてもらえるので
あれもこれもと手を出しすぎている様子でした。
さらに、ご主人も未診断ながら
柔軟性に欠ける特性をお持ちのようで
夫婦関係・親子関係がギクシャクしがちとのこと。
クライアント様は
ご主人のフォローにも心を砕いておられました。
「◯◯さんは、ご家族に対して
精一杯尽くしてこられたのですね。
正直、いっぱいいっぱいではありませんか?」
私がそう問いかけると、
クライアント様は「そうですね…」と、しみじみ。
全体の俯瞰ができたところで、次に、
「それぞれのお子さんにとって大事な課題」と
「そのために必要なこと(しつけや療育)」
「余裕を持つため、この際、整理すべきもの」
を、一緒に考えていきました。
また、頑ななご主人との関係についても
気持ちの整理を行いました。
セッションは時間延長になり、
すべてのテーマに目処がついたところで終了。
クライアント様は
すっきりしたお顔で帰って行かれました。
その後、こんなメールを頂きました。
「これまでは療育のため、むしゃらに取り組んできましたが
そろそろ整理する時期に来ているなと感じていました。
今回お話できたことで、頭の中がスッキリしました。
帰宅後、子供達と話し合って
迷っていた習い事をスッパリ辞める決断ができました。
自分の仕事についても迷っているので、
今回と同じように整理していこうと思います。」
電話で話すのは苦手、
と仰っていたクライアント様。
私が名古屋に行く機会があって、本当に良かったです。(^^)