今度はカジノ法案が大騒ぎですけど、非常に個人的な意見ですが・・・カジノをO.K.にする代わりにパチンコを一掃していただけるのでしたら全然良いと思います(笑)。

なぜ介護屋さんがカジノ法案について語りたくなるのかは…僕、こう見えまして介護屋さんするはるか前に法学部法律学科だったもんで、つい反応しちゃうんですよね。
 
是非是非見て見ぬフリせずにこの際ちゃっかり「風営法」に居すわっていらっしゃる民間賭博っぽい(なんで「っぽい」つけなきゃならないのかは後述)ものに深々とメスを入れて癌や膿を取り除いてほしいと思っております。
 
プログラム法案ってことや議員立法だって辺りもちょっと応援したくなる理由の一つなんですが。「唯一の立法機関」って事になってるけど、だいたいは行政府「内閣」の提出議案で、いわゆる官僚が作った法律ばっかですしね。官僚的にはきっと面白くないだろうな~、特に警察官僚は今回ばかりは反対してる野党を応援してんだろうな~と(笑)。
 
 
そもそも、パチンコがなんで合法なのか?という部分は警察官僚を巻き込んで物凄くグレーな状況です。そこが整理できますって言うのなら、国際社会でも割と認められてるカジノがしっかりと管理されて行われる方がまだ随分とマシな気がするんです。そこスルー出来ちゃうようなら大反対な訳ですが(笑)。
 
と、言いますのも、まー、僕個人が高齢者に関わるようになって随分と苦しめられたのが、「年金や生活保護を握りしめてギャンブル」が出来てしまう恐るべきこの国の罠(笑)。世界で追随を許さない圧倒的なギャンブル依存症ナンバー1大国な訳ですよ。
 
で、どっからどう見ても民間賭博なんですが、「あくまで景品だよ」って事にしてその景品を下取りした結果が現金になったんだよってことにしてる「三店方式」とかいう巧妙なシステムを用いて「遊技場」扱いしてる訳です。
 
驚くべきことに、料亭やゲームセンターとかと一緒の扱いなんですよ。「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(俗にいう「風営法」ですね)」で、ちゃんとひとまとめになっちゃってます。つまりは刑法185条の扱いじゃなく、管轄が「警察」なんですよね。だからパチンコ屋さんは警察を接待しなきゃならない…「接待受けてんじゃね~っ!!」という若かりし頃の僕の怒りは法の名のもとに一掃された過去があります(笑)。
 
 
いやいやいや…野球賭博は捕まるけど、パチンコはO.K.って…世界中の国々からしたらどう頑張ったって「民間賭博」でしょう?もはや、「自衛隊が軍隊じゃないよ」と並び立つほどに「クレイジー」な解釈ではないんでしょうか。
 
こんだけ「財政がない」言われてるのに、その中で捻出された貴重な財が「民間賭博」っぽいギャンブルに吸い取られた挙句、その民間賭博っぽいところは毎年のように脱税リストに上がって来てる訳でしょ?せめてこっから財源キッチリ取り立てておきましょうよ。相当海外に流れてると思うのは僕だけなんですかね。国益に反してないって言い切っちゃってていいんですかね。
 
そんなトコロが整理できてもいないのに、介護がグレーだとか内部留保が過剰だとかよく言うよ、ってのが本音でして、そんな「民間賭博っぽい」トコロにせっせと持ち込んでる「足りない少ない」言われてる年金や生活保護費が介護従事者の手取りを軽く上回ってたりするんですからまともな神経ならやっていられなくなるのが道理。
 
ええ、僕はまともな神経をすり減らしたんでこうしていられるだけです(笑)。
 
 
 
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