おぢゃっこ倶楽部ブログ|宮城県大崎市の通所介護施設(デイサービス)「おぢゃっこ倶楽部」代表のブログです。

地域と介護のみらいを考える、宮城県大崎市のてづくり介護の通所介護事務所「おぢゃっこ倶楽部」代表のつぶやきです。

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さてさて、いよいよ佳境に入ってまいりました。

まさか、これほどまでにネタ振りに時間が掛るとは(笑)。
 
 
現状は「在宅介護推進」の方向で動いていますし、僕も在宅介護の一翼を担っている訳ですから当然、「在宅介護が一番だ!」と、言い切るべきなんですが…
 
脳の側に立つと、ひっくり返っちゃうんだ、コレが(笑)。
 
 
もう、先読みできている濃い読者の方々は気が付いていらっしゃるようですが、身内を介護する場合、それがスムーズに進むためには、介護が必要になるより前に「よほど良い思い出や記憶」が積み上げられていない限り困難を極めます。もしも子どもの頃に苦手だったらその時点でアウトなくらい。
 
義理や人情でどうにかできるような次元ではないことも少なくありません。加えて、危機的状況の方が記憶はより増幅・強化されます。良い思い出と好ましくない思い出が五分だった場合、当然、好ましくない思い出が圧倒的に戦力で上回る事でしょう!
 
さて…という事は、「大好きなお(義)父さん・お(義)母さん」だった場合は介護という負担に耐える可能性と共に共倒れする可能性が高く、「苦手なお(義)父さん・お(義)母さん」だった場合は負担に耐えられない可能性と共に放棄・虐待する可能性が高い事を意味します、脳的に(理由は心の板書はいいかげんをお読みください)。
 
 
さらには、そもそも日本人の子育ては「こうであるべき」を主軸にして育てられます。子育ての段階から子自身の尊重を育んでいないことが多いでしょう。どちらかというと協調性こそ大事であって個性は二の次です。違う時代に生きる者に対して、本気で「前例踏襲主義」を全面的に打ち出すのです。
 
その回答がまんま「介護」に向けられます。だって、「こうであるべき」を与えられたんですから、「こうであるべき」を老い行く者にご丁寧に返します。違う時代を生きた者に対して(笑)。この時点で個人の尊重など絵に描いた餅だったりしそうです。
 
 
日本という国自体が抱える「親離れ・子離れできない」構図が日本人の根底に流れていると言っても過言ではないでしょう。良く言えば家族主義ですし、悪く言えば互いに自立できないんです。
 
それがどういう事になるかと言えば、北欧式の介護が出来ない事に繋がっていきます。介護が始まる前の段階から違うのです。北欧側の介護は調べるほど知るほどに驚くくらいドライな感じです。
 
スウェーデン介護士のミナさんの記事を拝見してもますますその感覚は増大してしまいました(笑)。一言で言えば、「親にとっても子にとってもそれぞれの人生が第一義」であって、本人意思の尊重が徹底されている気がします。
 
が、日本はまるっきりと言って良いほど逆。親世代のせい、子世代のせいにしておきながら、互いにばっちり癒着しています。そして介護サービスはその板挟みになる構図(笑)。


さて、脳内の話に戻りましょう。
 
そう考えると、日本人の介護は「脳」的にはむしろ北欧以上に「施設介護向き」と言う結論が出ます。良くも悪くも共依存脳が潜在的に国中に蔓延している状況が一般的に見えます。在宅介護に携わって僅か17年ですが、自立し合って尊重し合った要介護者と家族介護者の関係を見ることは経験に基づく限りにおいて基本的に「希少種」と言わざるを得ません(いますよ、ザ介護と手本みたいな家族と要介護者も。そっちが衝撃的すぎてはっきりと覚えてます)。
 
一見、尊重し合っている関係が出来ているご家庭であっても、そういうところほどかみ合っていないだけだったり(むしろ咬み合っていたり)、病的な精神関係が成立していたりします。一緒に居れば傷付け合い、放せばお互いに倒れる。相撲の「お互いに前のめりの突っ張り」でバランスが取れている状態に近い。
 
根本的には強制的にでも引き離して、関係を修復させた方が良いくらいです。そうするとちゃんと尊重し合えるようになるんです。反対を言えば一緒にいる限り前頭連合野では負の感情で互いに増幅し合い溢れかえり砲撃を繰り返し続けます。
 
 
日本人の脳味噌の立場に立った結論。ズバリ、
 
「家族側の第三者と施設側の第三者」くらいの二倍の距離をとって関係性を修復した方がはっきりと「関係性を大切にする」ことでしょう。
 
懐かしき良い思い出を育むには、そのくらいの距離が最低でも必要である気がします。
 
 
…って、デイサービスの人間がこんなことハッキリ書いちゃって良いとは思えませんけど(爆)。
 
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~お読みくださいまして誠にありがとうございます~『おぢゃっこ俱楽部』
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