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福井さま・吉川さま・萌黄さま・栗本さま。どの女肉がお好き?
STAGE欄に
●大長編 男肉 du Soleil 『男肉 du Soleilのマーマレード男子』 リコメンド、
アップされました★

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映画『ジャージー・ボーイズ』
を 観に行ってきました。

2006年 トニー賞の この作品、
オリジナル・ブロードウェイ・キャストで観る機会
何度か あったのに
(NYに行ったとき やっていたので)

「フォー・シーズンズの
ジュークボックス・ミュージカル」

という事実に なんの興味も持てず
観なくて いい
と 思っていたことを
全力で土下座!!!


先に 観て来た ご主人さまが
♪しぇ~~~~り~~~~
と めっちゃ ひらたい声で 歌っている
ので
ご主人さまが ひらたいから
かと 思ったら

ジョン・ロイド・ヤングさま というか
フランキー・ヴァリさまの声
自体 めっちゃ ひらたいんですね。

そして
盗みが 横行の
ニュージャージー という
軍隊になるかギャングになるかしか
コネのない若者の生きる道はない、という街で

盗みに手を貸しても いつだって無罪になっていた
フランキー・ヴァリさまと
いつだって ムショと街の往復の トミー(呼び捨て)

理容店で ひげそりも ろくにできない
ヴァリさまを 
「バンドの新しいボーカルだ」と 迎えてくれた トミー。

「My Mother's Eyes」で
なんかわかんない 大物を 泣かせて
(あの人って 結局 職業 何なんですか)
「君の声で 世界を変えるんだ」と 後押ししてもらい
ドルを半分にちぎっての 男の約束をかわす。

ネオンサインに みちびかれての
フォー・シーズンズ
の ネーミング、

「ショート・ショーツ」
で ヒットを飛ばしていた
ボブ・ゴーディオさまの 加入。

この 『タモリ倶楽部』のテーマ曲って
こんな昔から あったのか~~~

しかも当時15歳の ボブ・ゴーディオさま 作曲って!

と どうでもいい わたくしの感想を経て

オカマのプロデューサーに
「シェリー」を 電話で ぶっつけ本番のハモリ
聴かすシーン、
(なんでオカマって 普通の英語しゃべってるのに オカマってわかるんでしょうね)
フォー・シーズンズが
爆発的に 売れて
2曲目、3曲目も ヒット。
あの ヴァリさまの
♪クライアイアイアイ~~
という ひらたいシャウト
 斬新すぎます。

ゴーディオさま、
ヴァリさまに
「2人だけで 稼がないか」
と もちかけ
「仲間に相談しないと」とか 言っているけど
結局 OKする ヴァリさま、
「契約書を作ろう」という ゴーディオさまに
ヴァリさま 握手で
「Here's a Jersey contract」

握手が ジャージー流の契約。
その 握手を じと~~~と 見ている
トミー・・・


この トミーが
ホテル代を 
120ドル ちょろまかしたせいで
全員 ブタ箱に 入ったり、

そんなだから バンドの経理を
トミーじゃなくて 他の人に変えよう という話になっても
トミー、椅子をぶん投げて 経理担当変更の民主的投票を
阻止!


そして
トミーが
個人で ヤバイ マフィアから 15万ドル借りていることがわかり
あの ドルを半分に切ってくれた紳士
に 仲裁を頼む ヴァリさま。

あの 「困ったときにはこれで俺を頼れ」という ドルの約束
トミーのために 使うとは。。。

そして せっかく 紳士が仲裁してくれているのに
突然、
いつも ツアー中 トミーと相部屋だった
メンバーが

もう トミーといっしょの部屋は いやだ!
タオルは 使い放題
オレは 床の べちょべちょのタオルの山から床か
マシなのを 探して」
せっけん
がよ~~~~

ツアーのホテルの部屋のせっけんも 小さい
「カルピスがよぉ~~」という『激情』の 古澤さまみたい!)

と 突然の 脱退宣言!

だっ・・・・・・
誰?

あの 全力の
「いたっけ?」
感・・・


後日 彼が
「別に タオルのことも せっけんのことも
本当にやめた理由じゃなかった。
でも 言ったら わかった
やめたいのは 本心だって」
誰がリンゴ・スターか?
それはゴメンだね。

だったら 家族と いたい」

カッコいいこと 言ってる
けど・・・

リンゴ・スター
あやまって!
リンゴ

そして
せっけん
なら・・・」
と 追っかけていく 仲裁の紳士。

さらに
トミーが グループの口座からも 50万ドル借金していることが わかり
(どこぞの劇団の 持ち逃げリーダーみたい!)
結局
ヴァリさまが
「両方の借金とも バンドで 払う」と。

トミーの著作権を ゴーディオさまが買ったあとの
制裁:
トミーは借金完済まで ラスベガスで
マフィアに監視される


トミー
「ネバダ州?
なら 死んだほうがいい

マフィアが怒っているので みせしめ
ということですが

わたくしも 20年近く前に ネバダ州ラスベガスに 旅行したとき
夜中に 駐車場を つっきるのも
エレベーターに 1人で乗るのも
昼間だろうが コンビニに 入ることも
死と同義語

という 治安の悪さに 震えましたが
この当時は もっと 恐ろしかったでしょうね・・・

「トミーは僕を拾ってくれた。
安いもんだ」と言う ヴァリさま。

それは 名声を手にしたからではなく
本当にやりたかったことを
自分の手に渡してくれたから。
(奥さんを斡旋してくれたのも トミーだしね・・・)

人生って 自分の努力だけで 夢が叶うわけではなく
「誰かがここで 私を見つけてくれなかったら 私はこの場にいないし
手をさしのべてくれなかったら 浮上するきっかけをつかめなかった」

という 「誰か」との出会いって
絶対にあって

その「誰か」が あの くそみたいな トミーだった。
音楽が好きで 
だけど 音楽だけでは 
そして 1人では 浮上できなかったのだから。

その後 ヴァリさまは 家族が ぎくしゃくして
奥さんの精神状態が 悪くなって
愛人にも 愛想をつかされて
娘とも うまくいかない。

奥さんや愛人は
「音楽家であるよりも
私を一番に愛して
そばにいてほしい」

だけど 
幼いとき
子守唄をおねだりした 娘は
本当は歌手になりたくて
お父さんと ぎくしゃくしても
ヴァリさまの
「お前は歌手になりたいんだろう。
お父さんの才能とお母さんの美貌を受け継いだお前ならできる」
で 心 溶かしてくれた!
歌が 絆を つなごうとしてくれた!

E.YAZAWA様の 前妻・すみ子さまも
「私は9時に家を出て
6時に帰ってくるような男がよかった」

そして 娘(すみ子さまの娘じゃなくて 後添の マリアさまの娘ですが)

歌手に なっている E.YAZAWA様。

す。。。
すぐさま キャロルで
リメイク
 してください!!!

だけど その娘は
ドラッグ中毒で 死んでしまう・・・

そんな ヴァリさまに
ゴーディオさまが 曲を書いてきてくれる。

「娘を喪った俺に
ラブ・ソングを歌えというのか?」

でも 楽譜を見て
「ここの音が 多すぎる」
と ゴーディオさまに 電話、

そして
「Can't Take My Eyes Off You」!!!

この状況も
音楽と 仲間が
救ってくれる。
そして この曲は
世界中の人が 大好きな曲になっていく。

だけど これってヴァリさまの ソロの曲なんですよね。
フォー・シーズンズの 曲ではない。

その後 ロックの殿堂入りした
1990年、
本当に久しぶりに みんなで集まって
レッドカーペットの上で 
トミーと ヴァリさまが ハグ&握手!
Here's a Jersey contract!!

そして ヴァリさまが
殿堂で歌いながら
「人生の一番は いつかって?
ヒットを飛ばしたのも 殿堂入りも嬉しい。
だけど、
(街灯の下で)初めて俺たちのサウンドを創った日
が 人生の一番の時間
だったよ」

や・・・
やはり キャロルで
すぐさま リメイク
を!!!


「1番上の子が生まれたばかりで
安アパートに住んでいた
あの頃が 一番良かった」という すみ子さまの セリフのように

結成という この世の 
ヒットを飛ばす 
借金問題で 斜陽の 
みんなバラバラになって ヴァリさまの娘が亡くなる 
と まさに フォー・シーズンズな人生、
仲間と音楽の両者を得た あの春が一番 良かったのだと・・・


The first time we made that sound, our sound・・・That was the best!

キャロルでのリメイクは
舞台版でやっていただき
最後に ご本人登場

キャロル 再結成、

60すぎた 皆様が
ロックの殿堂で 歌い
ジョニー様と E.YAZAWA様が 握手! わたくし 涙・・・

インド映画みたいな
舞台の カーテンコールみたいな
エンドロール映像は
「ミュージカルなら、カーテンコールで全員が出てきて拍手に応えるが、
映画では普通はやらない。
そこで俳優たちが、ザ・フォー・シーズンズの大ヒット曲に合わせて歌い踊るという、
華やかに終わらせるシーンを思いついたんだ」(栗人・東木監督)

愛人 奥さん
一挙にしたがえての ヴァリさま
が いかにも 舞台っぽい!

2006年のトニー賞のとき、
カタログ・ミュージカルというか
ジュークボックス・ミュージカルが受賞って 抵抗があるな と 
舞台版を 観てもいないのに 思っていたんですが

こりゃ~~
トニー賞
だわ~~~

これは 舞台版を 映画にしたものだけど
映画を 舞台版にするのって 上記と同じように抵抗があって

昨年 2013年の トニー賞、
映画をもとにした 『キンキー・ブーツ』だったのですが、
ニューヨークのクリエイター陣による舞台化だから 受賞したのかな、
イギリスの ウェストエンドものの『マチルダ!』が 受賞っていうのは
『ビリー・エリオット(リトル・ダンサー)』で こりたのかな、
と 思ったんですけど

実際に『マチルダ!』と『キンキー・ブーツ』を観に行って
『マチルダ!』 は 原作にないエピソード・・・
本の中で マチルダが活躍するシーンが 追加されており、
それが なんだか 話をふくらますどころか
乖離しちゃっていて
シーンが バラバラの 散漫な芝居の印象だったのですが
(絵的には美しくて素敵なシーンがたくさんあるんだけど
絵先行という感じ・・・)

『キンキー・ブーツ』は
ラストに向かっての集約が
バーン!
と はじけて
思わず スタンディングしちゃう感じ。

その感覚と 同じものを 感じました。
問答無用に 感情に突っ込んでくる 良かった感。

あと 
「この曲って フォー・シーズンズだったんだ」
と どれも 聴いたことのある いい曲だったのが
音楽 というものの色あせなさを 感じました。

あの
「Can't Take My Eyes Off You」、
ボーイズ・タウン・ギャングが 男肉 du Soleilみたいに
歌うバージョン
が オリジナルかと 思っていました。
グループ名が
ギャングの街・ジャージー・ボーイズ
に なぞらえているのか わからないですけど。

すごいいい歌詞なのに よくこの演出 考えたな・・・

そして フォー・シーズンズと いわれると
「時の光の中で」愛読者の わたくしとしては
『慶応・ボーイズ』
という 
日本のフォー・シーズンズを 題材にした 
母音法ミュージカル

を 夢想せざるを えません。
あさりちゃん
くさかちゃん
アブネエ こと あべねい様・・・


ただいま お金問題で 週刊誌をさわがす
フォー・シーズンズさま。
「一番 楽しかったのは
小さい劇場で
『血は立ったまま眠っている』を 上演して
自分たちの演劇を 世に出したとき
だった」

と 『この生命誰のもの?』状態になった どなたかが
おっしゃる エンディング
まで 考えております。

第二幕の頭は くさか様の 「シェー!」(『解ってたまるか!』)を
♪しぇ~~~
えええええええ
えいえいえい~~~

と「Sherry」の曲に乗せて お届け。

エンドロールは
母音法 たっぷりに
フォー・シーズンズの レパートリーを歌い上げる・・・

カタルシス!

キャロル版、フォー・シーズンズ版
上演 求むッ!!!
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