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「ぼくの 大好きな 秋山祐徳太子さまの 大博覧会を観て
銀座で デートして
六本木で ミュージカルを 観ませんか」

という ご主人さまの おさそいに乗って
『秋山祐徳太子 大博覧会』@ ギャラリー58
最終日に 行ってきました。

子どもの頃から 秋山祐徳太子さま 大好きなご主人さま。
「テレビ放送を 録音した」という
1975年の 政見放送のテープ
(秋山祐徳太子さま、赤尾敏さま、石原慎太郎さま)


CDに焼いて おみやげ
にしている ご主人さまに 萌え~!

さて 会場に到着。
西部ゼミナールからも 当然 お花が!

入るなり
「ダリコ!」
を やっている
秋山祐徳太子さまを 激写。

展示も ずらり。(写真撮影 自由!ネット掲載 自由!)
【後から前から】

【ブリキの小判!】

【美大っぽいッ】

ギュウちゃん的ブリキ】

【赤塚不二夫さま漫画】


なんといっても 見所は 都知事選アート!
【選挙全景】

【選挙風景】

【赤尾敏!】

【看板】

【拡声器】

【ポスター】


結婚前、ご主人さまと 付き合っているとき

「谷間に咲く
白百合」


と わたくしへのラブレターに 書いてあって
「アラ、ステキ」と キュンときた
のですが

【保革の谷間に咲く
白百合】



まさか 秋山祐徳太子さまの
パロディだったとは・・・


そして わたくしたちは
秋山祐徳太子さまに 
例の 1975年の 政見放送CD(秋山祐徳太子さま、赤尾敏さま、石原慎太郎さま)
を渡すことに 成功、

それどころか 祐徳太子さま、
「わあ!
これは 貴重だ!」
「赤尾敏
の 演説が 面白いんだよ!」

と 大歓迎してくださり、
(たしかに会場で流していた映像には 音が なかったです)
控室で イスをすすめて くださいました。
おいしいソバ茶を ごちそうになりながら
さらに ご主人さまが
『東京は燃えた・・・』という 本
(当時 中学生のご主人さまが 
「こんなすごい本が!」と 本屋で興奮、即 お小遣いの800円で 買ったそうな)

を 取り出すと

「これも 貴重だ!」
(もちろん祐徳太子先生も 探せばあるそうですが、
ご主人さまはこの本、なんと書斎の一番取り出しやすいところに 置いているそうな)

ということで、
ギャラリーの美人オーナーさまが コンビニにコピーをとりに
行っている間、

秋山祐徳太子さまと ご主人さまと
3人で 乾杯し

酒を 呑みながら
コピーをお待ちする


という 光栄にあずかったのでございます。
控え室にて
小一時間ほど みっちり・・・
ああ、思いがけない わたくしたちへの ハプニングアート!
「誰誰と呑んだ」
みたいな話は 基本 書かないようにしているのですが
(せいぜい 名古屋のあまちゃんと 呑んだ くらい・・・)
この日は特別すぎて 記録として 書かずにはいられませんッ。

【控え室の手ぬぐいが カワイイ】


【控え室にて:祐徳太子さまが「だまされて 撮った!」という
薔薇族創刊号】



ただいま 都知事選 まっさかり、
「代表作:都知事選」 の 秋山祐徳太子さま、

「はっきりした 保守
はっきりした 革新
が いない 今、
谷間に 咲けない

「選挙の映画
も 面白くなかった。まじめで・・・」

都知事選を ハプニングアート
にしちゃった 秋山祐徳太子さま、

わたくしも
映画『立候補』
実はあんまり面白くなかったと思っておるのですが、
「あの映画を 面白くなかった
と 言っちゃいけない雰囲気」
にのまれておりました。
なんか 新人監督が 貴重なドキュメントを撮った的に。。。
または こういうのを 「面白い」「面白くない」と 捉えてはいけない的に。。


もちろん投票する側は まじめに投票すべきです。
しかし
権威からかい主義の 秋山祐徳太子さまのお言葉
「都知事選が 面白くない」
「泡沫は 泡沫らしく
散れ!!!」


爆笑・・・!

これで
腑に落ちた
気がしました!!

わたくし あの
映画『立候補』 
あんま面白くない
けど
じゃあ 何が 面白くないのか
よくわからなくて ず~~っと もにょもにょ感が あった
のです。

マック赤坂さまなんぞ
あの格好と あのパフォーマンスが というより
どの選挙にも 出るなんて
節操なく フザけてる

のに 
最後 息子さんが ヤジを飛ばす人に言い返して 
結果的に 映画が感動的に もっていかれる感じ。
(その場に実際にいたら確かに感動なんだろう、というのはわかるけど
あれが台本になくても 編集で入れたのは いい話にする意図あってのことだと解釈)

それによって 壮大な意味(美談っぽい拡大解釈)が出ちゃって
「一生懸命な人を 茶化すな」
「お前は行動できるのか 行動できないなら笑うな」
「息子が わかってくれた」
「ヤジにたった一人で立ち向かう 息子の行動が立派!」
「あそこが良かった」
と 観る前から その情報ばかり入ってくる。
いやいやいや・・・茶化されたくなかったら
ふつうに 茶化されたくない格好で 選挙するでしょうよ。
選挙がつまんないから 一石を投じているんでしょう???


もう、
「あの場面 ああいうふうに
持っていくのがイヤ」って言える空気じゃない。


いや・・・違う。
せっかく 面白いのに
面白いことに 意味をつけて
つまんなくしている

(ほうが 価値がある)
(感動的なほうが 尊い)
(子どもが親を認める みたいな 意味づけ)

が イヤだったんだ!!!

でも
つまんないことを 面白くする
つまんないことに 面白さを見出す
って 魅力的で
そんな世の中が いいんじゃないの?本当は!


「力も金もない人が 天に向かってもの申すところが
泡沫の魅力」
(秋山祐徳太子さま:1月15日 朝日新聞夕刊)
というように、
いまは 供託金が 高すぎるから
結局 お金がある人しか 出られなくなる
ことに
危惧を抱いてらっしゃる 祐徳太子さま。
(お金持ちじゃないと 毎回どころか 1回も出れないからね!)

そして 祐徳太子さまは
「泡沫呑み会」
を やっていた
というから 楽しそうすぎます。

当時の 泡沫のみなさま(『東京は燃えた・・・』より)

ご主人さま「あれ?
南俊夫さまと 深作清次郎さまの 
写真が 逆!!!


以前、
喜多郎さまと 宗次郎さまの
写真が 逆

の 新聞広告も 見つけてたわね ご主人さま・・・。

わたくしたちは この展覧会を知ったばかりで
しかし この日が 最終日。
ご主人さまが この本『東京は燃えた・・・』をもっと早く持ってきていたら
展示に入れたかった とのことで
この場を借りて 少々 紹介。(著作権について:この出版社は もうないです)

秋山祐徳太子さま 7つ道具(『東京は燃えた・・・』より)

秋山祐徳太子さま ひとりぽっちの反乱1(『東京は燃えた・・・』より)

秋山祐徳太子さま ひとりぽっちの反乱2(『東京は燃えた・・・』より)

秋山祐徳太子さま ひとりぽっちの反乱3(『東京は燃えた・・・』より)


コピーを待つ間、
ラッキーにも いろいろお話をうかがえました。

「ダリコ を やっているから
グリコ・森永事件の犯人は 俺だって
言われたんだよ」

【ダリコ森永事件!】

ああ、ハプニングアート・・・。

そういえば、
東京藝術大学の受験票で1番をとる
という アートをやってらっしゃったので、
てっきり 東京藝術大学ご出身かと思ったら
武蔵野美術大学ご出身なのですね。

武蔵野美術大学 といえば
コントユニット・テニスコート
を 生んだ 美大。
炎上アート
の 吉田法廷画家
スピリッツ
を ついでいると 申しましょうか・・・。

ひとつぶで 2度 おいしい
(新聞に描いて ギャラをもらい 
ネット住民によって コラアートにされる)
ダリコ・スピリッツ!

都市をアートに、選挙をアートに、法廷をアートに!

帰り際には
祐徳太子さまと ご主人さまと 3人で
ダリコ!のポーズで 記念撮影をキメ、
サインも いただき 心 ほっくほく!


ギャラリーを出たところにある 登亭で うな丼を食べ、
城山羊の会以降 ずっと 食べたかった!)
6時から 六本木で お芝居なので
銀座から六本木まで オール徒歩で
移動していたら
現在の都知事選に 遭遇!



現在の都知事選と 1975年の都知事選が あいまっての
わたくしの中の ハプニングアート

と なりました!

会場の ギャラリー58は、
映画『キューティー・アンド・ボクサー』
「ギュウちゃん」こと 篠原有司男さまの 面白さに 釘付け
だった わたくしたち必見、
赤瀬川原平さま、田中信太郎さま、吉野辰海さまと ギュウちゃんの
『ネオ.ダダ 新作展2013-2014』
が 2月17日から 3月8日まで 開催だよ!
画廊のビルのトイレが ひろびろとしたウォシュレットなので いろいろ安心だね!

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帰宅後 ご主人さまに
「この『東京は燃えた・・・』に 
きみの おじいさまが
載っているのを 発見!」というので 見てみると

秋山祐徳太子さまではなく
石原軍団(石原慎太郎さまの 弁士軍団)
に いました。

そういえば わが じいさん自身も 
都知事選ではないものの 選挙に出ていた
のを 思い出し、
家にある資料を 引っ張ってみると

泡沫のクセに
「力道山に応援演説を頼んだ」

というから 恐れ入りました。(手配は 今里廣記先生)

じいさんの この
ハプニングアート感・・・。

もちろん 選挙権のない子どもだけ来て
あえなく 落選
です。

しかも
選挙違反(買収)容疑で 拘置所で取り調べをうけ

くさい飯を おいしく
いただいて 太って出てきた


というから 
ずうずうしいにも ほどがあります。

というか その資料、
「追悼」という名において
いろんな人に わるくち寸前の 武勇伝を書かれていて

ウケました。今まで ディスられてた人が ディスり返す! みたいな。。。
ソニーの社長 大賀さまが
「自分が社長になったとき、東京藝術大学出身であることも含めて批判された。
盛田会長が 『ソニーは学歴無用。私が見込んで社長にした』
と 徹底的にかばってくれたら、じいさんが 
会うたびに 死ぬまで 謝っていた」とか・・・。


詩を書ける方が「じいさんは 名古屋の新聞に掲載された
自分の投稿俳句を宝物のように持っていた」と 明かしているのには
伊藤園俳句応募意欲作
を 
ツイッター @odashimatokue
で つぶやき続ける わたくし、
逆らえない 遺伝子
を 感じました。

実際 すごい 書き魔 で
趣味は 原稿用紙に字を埋めること だったとか。。。
100冊以上出ている本のうち、1冊も読んだことないのですが。

一番 興味深かったのは
「議員立候補の際
落選したのに
前夜に当選を予想した万歳三唱を 地元新聞記者が撮影を繰り返したドラマ」

なる 面白アートが あるらしく、

ちょ、
『立候補』とか『選挙』系の 映画より 
そっち 観たい・・・!!!


このじいさんとは 25年前にわけあって絶縁したまま 会っていない
(一切合切関係をしていない)
のですが、
今 
受かってない選挙に 受かるていで 万歳三唱する泡沫じいさんに
秋山祐徳太子さま的なものを感じて おります!
1人しか 通らない選挙に 
入選
というものはないのに 勝手に
5位入選
を 喜ぶ
 みたいな。。。


そういえば お正月に義父の家に行った際に
「民主党の決起集会が
きみの おじいさまの言葉を
スローガン(?)にしていたよ」
というので 新聞の切り抜きをもらったのですが、
選挙に落ちて 民主党にも 自民党にもなれなかった じいさんの言葉は
縁起が わるい
としか 言いようが ございません!


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