ヨコウチ謙介先生が髪を切った
http://www.tobiraza.co.jp/blog/ 

という 衝撃のブログを見てから
扉座『アトムへの伝言』東京公演初日に 行ってきました。

ああ、
長髪を楽しみにしてたのに。。。


と 思っている ファンに こたえるべく

散髪したのに 前髪が長い

という 状態で、

サインするときは 前髪がジャマにならないように
伊達メガネ(?)を ヘアバンドみたいにして

「もう いちいち おっしゃれ~」

と 会場の
非公認 ヨコウチ謙介 ルックスファンクラブ(約1名)の期待に
おこたえ くださいました。

ちなみに ヨコウチ先生の服装は
ストライプシャツに ベスト
尻に Dとアップリケのジーパン


もう、
ヨコウチ先生じゃないと着こなせないオシャレ
だね!

そして立ち位置は 女子トイレ前。
「お化粧を直して ぼくと握手」
「トイレに行くふりをして ぼくを見ていいんだよ」

という ご配慮が うかがえます。

ああ、ヨコウチ先生
50目前 とは思えない 見目麗しさ、
やっぱり 「ルックス」ファンクラブ であることに
わたくし かわりありません。

初日も そうだったのですが
翌日に行った ご主人さまいわく
「ヨコウチ先生は 終始 女の子に話しかけられていた」

そ~なんです!(嫉妬)
モテるんです!(嫉妬)


そんな モテモテハンサムなヨコウチ先生は、
本編中も 一番後ろで観劇なさっており、
あやうく わたくしも 後ろ向きで
二時間過ごすところでした。

ああ、ヨコウチ先生におかれましては、芝居よりも
オレの ト書きまで読む 
オレによる 戯曲朗読会(プリクラつき)

を また やってほしい
です!


本編は 
扉座 しばらく ごぶさた
だったのですが・・・

愛をこめて 申し上げますと

ドキドキ先生の作品 年々 
ダサいドキドキ


いま ラストに 紙吹雪キラキラ
という 演出ドクロ
この 2011年の日本演劇界に あるのでしょうか!
1980年代かと 思いました叫び
(芝居が停滞すると あやうく ヨコウチ先生のハンサムご尊顔を拝みそうに・・・)

というか・・・
漫才がつまらなくて 物語に 深みが出ない・・・
(わたくしが 昔から 山中たかシさまの 空回りぶりが 苦手だからかもしれませんが 今回山中さまは 良かったと思う。。。)
メラメラヨコウチ先生こそ 落語家・漫才・お笑い芸人さまに 弟子入りなさったほうが・・・メラメラ
と 思って すみませんでした。

暴力沙汰を起こした アンドロイドが
TVに 出て
自爆映像爆弾なんか 流せるのか
どうか は 別として

「刑事の友人ならたくさんいるよ」(←OH谷さま?)
「●●ちゃ~ん(TVのプロデューサーに)
最近 コレ(ゴルフ)やってる?」


という 夙川アトムも まっつぁおな
山中さまの 業界用語
のところだけは 笑いました。

あと
山中さま、ずっと
カッパのままで
よかったのに!

人間の形 にしたら
平田オリザさまの アンドロイド演劇(みょ~に人間に気を遣う)
に ひけを とってしまいませんか?


しかし 先生の 社会派ぶり、
「人間の手に負えない 機械が
『想定外』の狂いで 暴走してしまい
最後は 廃炉にするしかない」

っていう メッセージ、伝わりましたよ!

人間の手に負えないものを
これくらいなら ゆるめて いいかな
という 油断、
ブレーキをはずしてしまい 社会的責任において 廃炉(自爆)ドンッ

となるあたり、
やはり 世相を反映してなのか
それとも ヨコウチ先生が パンフに買いてらしたとおり、
わたくしたちが 勝手に 
これまでと同じ言葉が 違うように 聞こえてくる
のでしょうか。
(ヨコウチ先生、パンフに
「カッパ」が「もんじゅ」に聞こえたりして
と ありましたが それを言うなら「ふくいち」でしょ!)


でも やっぱり 最後 カッパとラッパが
一花咲かせるところ、

笑い声がSE

ってのはね~~~ドクロ
ガックリですわ。
いや、客席に笑ってる人もいましたけど
なんか
「六角が転んだだけで 可笑しい」みたいな。。。

カッパも
泣いてる 研究所のみんなに
「ぼく、湿気に弱い(本当は、もう弱くないのに、って つっこんでほしくて)
って
笑わせようとしてるのに。

そして カッパとラッパの最後の漫才は
本当に 客席を どっかんどっかん 笑わせないと
アイロニーにならないですよ。。。


そこまでの漫才が笑えないのは 
六角さま演じる ラッパのセンスが古い
ってことでいいけど


ヨコウチ先生こそ
お笑いに 弟子入りされたほうが。。。


ヨコウチ先生節
「暴力といったマイナスが 笑いというプラスに変換できれば
それがロボットにできれば」

というようなセリフ(うろ覚え)、ぐっときたものの、

「暴力などがない 笑い」
を 追求してくださったほうが

この芝居の場合、なんか すっきりするなぁ~。
っていうか それをやってくださると 最初は期待したのになぁ~。
人を傷つけるような言葉や 暴力や 差別のない笑いって
作れるんじゃないか、という 可能性こそ ヨコウチ先生らしいのに。。。

(おぎやはぎ様 は それを実践している例だよね!)
でも話の流れ上、しょうがないのか。。。

結局 一番 ウケたのは
野口かおる様!

「ハンチョウ」で 経営者保険に 食いつく事務員役を見て以来

金になるものに
食いついていく人


という イメージですが、
今回も やってくれました。

お世話になった ラッパ(六角さま)に

「500万でいいんだよ!」

ゆすり・・・!!!
(そして こういうセリフが やたら
うまい・・・!)


保険の次は
著作権

に 目をつけおって・・・!

カッパも 言ってたけど
ラッパさんのご恩を 忘れたのか!


その前にも 舞台からハケるときに
シノザキ・システムから 学んでいこう」「いや、スタニフラフスキー・システムかな」
「物件探しに行こう。分倍河原に

など いちいち 面白ゼリフを 連発していましたが

あれは アドリブ
なんでしょうか?

さすがわ 野口かおる様、
高校生時代 ヨコウチ先生のご自宅で 陰毛を拾った
だけあります。(野口かおる様 twitterより)
野口さま、その陰毛、売ってくださいませんか?
劇団陰毛 旗揚げ しましょう

と 終演後、ロビーで 話しかけそうに なってしまいました。
(そういえば、野口さまが カッパ自爆の前に 幕の前で歌うとき
うしろの建て込み音が うるさすぎ!!!あれなんとかして~~~
ああいうところで 観客は 「あ、これ、場つなぎ?」と
素に戻っちゃうのよ~~~)


あと 岡森諦さま、
本当に あんなに 老けたのかと
思ってしまいました。


翌日に観に行った ご主人さま
「有馬自由さまが
また 研究者の役を やっていたね音譜


そうだね・・・

『アインシュタインの子供たち』に出てたかどうかは忘れたけど
この『アトムへの伝言』のほか、
他劇団ながら
『東京原子核クラブ』や
人体実験731部隊の話『棄憶~kioku~』も 2バージョンとも出て 

だいたい 白衣を着て
科学の力がど~の とか
科学の発展に 犠牲はつきもの とか言うんですよ
有馬自由さまは!


っていうか ご主人さまは
有馬自由さまが 白衣を着てる というと 必ず
観に行っちゃう
からな!

ところで、紀伊国屋ホール、
消防法
を 守ってくれるようになって よかった
です。
昔は 通路をつぶして 当日券用のイスを置いていたけど
なにかあったとき、出られないんですよね。
ホールが横長だから、ただでさえ、終演後、なかなか外に出られないのに・・・。

あと 側面の金属オブジェ、
地震以来 怖いので はずしてほしい、、、