超~ 大好きな 城山羊の会
『微笑(びしょう)の壁』を 観に行ってきました。

ああ、幸福にも
第1回目『葡萄と密会』から 全て観ている わたくし、
(ご主人さまもわたくしも 好きすぎて 毎回 物販にある台本を買っているけど そして今回は2000円以上で 缶バッヂも貰えたけど
家を整理すると 台本 かぶってるような気が・・・)


第三エロチカに続いて
深浦加奈子さま
を 愛した劇団
が 奇しくも 同じ時期に 公演
している

しかも
第三エロチカには 広田レオナさま
城山羊の会には 吹越満さま
という 元・夫婦
が・・・。

それは さておき、
城山羊の会 山内ケンジさまは
今年2月の E-pin企画『イーピン光線』
で 

いわゆる「スター」が出ていなくっても
十分すぎるほど面白い


ということが わかりました
ので、

スターさんが出なくても 別に いいのに
(チケット代が上がるから・・・)

と 思っていたのですが

あの 吹越さまの
絶妙な 間!


現奥さま と 新妻さま
が 鉢合せしたときの
吹越さまの 顔!!!


2人の彼女が はちあわせ
というパターンは よくあるけれど

結婚しているのに 妻とも不仲でもないのに ましてや離婚もしていないのに
その家で 新妻と 新婚パーティーを
やっちゃう

その しれ~~~~とした
顔!!!

重婚 に なっちゃうことについて
などなどは
「ほんとに なんにも考えてなかった」
と 語る 吹越さま、

「どっちとも 別れたくないんだ~!」
と 堂々と WAGAMAMA 言う 吹越さまに おかれましては

オレはレオナと別れたく
ないんだーーー!!!


と 
自分で離婚を切り出したというのに 号泣していた
という 
オリコンスタイルの記事
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/6475
(ずっと離婚してくださいって言ってきたのに、吹越君が
『やだーっ』『おれはレオナにホレてるんだよーっ』
ってマンション中に響き渡る声で号泣


スポニチアネックスの記事
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005hakyoku/KFullNormal20051218089.html
ドロドロの恋愛で疲れたのか、2年目には破たんしていた。離婚してと言っていたのに、吹越さんが“オレは女房のことが大好きだ”とかマンション中に響き渡る声で泣き叫ぶので、まあいいかと続いちゃった」と振り返った。別れの決定的な原因は、3年前に吹越が離婚を切り出したこと。1週間で撤回したそうだが「仕事をする上で家庭が邪魔になったのかな。それまで愛と憎しみがあったのに、途端に嫌いになった」と説明。お互いの浮気などはないという。)
を 髣髴
させました。

当日パンフレットには
「広告業界でみた人の実話を元にしています」
と ありましたが

吹越さまの役柄も
完全に あてがき

ではないか

と 思わされました。

そんな だめ男の 吹越さまの ハンサムぐあいに
一目で「一度抱かれたい」と 思い

流れで 男女ペアに なるとき

「私も吹越さまに
のっかるわ!」


という 山本裕子さまの ずうずうしさ、
しかし 山本さまの もと夫(岡部たかし様)の 浮気相手は
いま 吹越さまの新妻になってる あの 律子に 違いない
と 疑っていますが

山本さま
だめんずうぉ~か~・・・!?

岩谷健司さま

岡部たかし様
も 
律子(東加奈子さま・・・
えっ 山内ケンジさまの 新しい加奈子??

が 好き

で、

岡部さまは まだ 山本裕子さまと 結婚していた時代
に 律子と浮気していたことが バレたり

岩谷さまが ずっと前から ひそかに
律子を 狙っていたことが バレたり

そんな 律子は
同業者が 自殺する瞬間
を 目の前で見ていて 
しかも 止めて 袖まで引っ張っている
のに 
そのことを話すときも 平気な感じで

広告業界は 離婚と自殺が
多すぎて 感覚が 麻痺
している (死を 軽く 扱う???)


という 山内ケンジさまの 皮肉
なのでしょうが
後ろの列の人(いかにも 広告業界の おえらいさん)など
芝居中 ケータイ鳴ってて しかも 小声でも 出ちゃってたし!
この 対 人との 感覚の麻痺!


この 自殺を間近で見ても しれっと こたえてないフリのできる女・
律子には みんな
あっけにとられ!

山内ケンジさまは 深浦加奈子さまという
大事な人を 亡くしている

それでも「喜劇」を 書く
だから 決して 死を 茶化しているわけではない
(深浦さまの 死の直後の公演『新しい歌』も
鎮魂歌のようで けっして しみったれた 話
ではなかった)


死 と エロス(生、性)
の ドタバタ
を こうやって 表現
する 山内さまの センス。

イギリスや フランスも
死や 差別や 不倫などという 笑えない材料で 喜劇
にしてしまう

(イギリスの差別の徹底した笑いなど 自分自身も 黄色人種<カラード>であっても笑ってしまう)

ものすごく笑えるんだけど、

どうやら 金子岳憲さまの独白によれば
新妻・律子(東加奈子さま) または 現妻・ミドリ(石橋けい様)
が 死んでしまうらしいのですが それは描かれない。

どっちが死んでしまうんだろう?

なんとなく 最終的に 吹越さまを 奪い取った
律子
の最後のセリフが ひっかかって
こっちが死んでしまうのではないか と 想像させられました。
(ちなみに 独白 の シーンは 多々あれど
だっさい いわゆる「ダメ演劇」な 演出では ありません)


でも、、、ミドリさんは 子ども
どうするんだろうね。。。
律子が死んだら ミドリと 復縁して しれっと 子育て すんのかな。。。


それにしても
叔父さん役の 三浦俊輔さまときたら

おんなの お尻を すぐ
触って・・・。


稽古中にも 東加奈子さまの お尻を 触っていた
と 当日パンフで 暴露されていました。

だから
ハイバイを クビ
に なったんじゃない!?


それにしても 三浦さまの役、
りんごを 米国から 持ち込んで
(よく チェックの厳しい アメリカの飛行機に 乗れたよね!)
日本の税関で ひっかかって
交通費がなくて 成田からお台場まで歩いた

って・・・。

そして 頭 ハンマーで かち割られても
律子「牛乳を飲んだら元気になったわ」

って・・・!

『歯が星』
なんぞより よっぽど
城山羊の会のほうが 三浦さまの いやらしさを 体現
してるヨ! 

(『歯が星』観てないけど!)

ああ、台本も 買ったので
あとで ニヤニヤ 読んでみたいと 思います。

前の列の方々
(たぶん この「実話」の お知り合い?)

終演後 青ざめて
「全く笑えなかった」、

しかしこの 山内ケンジワールド
の センス、
この 面白さ、
不謹慎かもしれないけど この エロス、

どう表現したらよいのか、と思っていたら
後日観た 映画『モリエール』の中に答がありました。

悲劇の中にこそ、喜劇がある

と。

ご主人さま
「フランスでやったら ぜったい ウケる
と思う」


わたくし
「では 山内健司さま(青年団)に
フランス語に 翻訳して もらわなきゃ!」


など、終演後
ご主人さまと 鯛家

お寿司、焼き鳥、ポテトサラダ、ガーリックポテト、
さつまあげ などなど 堪能しながら おしゃべり しました。

青年団リンク に 入っちゃえば
やってもらえそう!


と 思ったら 次回公演 アゴラ劇場!
ほんとに青年団リンク入り・・・???