ご主人さまと 五反田団『生きてるものか』
に 行ってきました。

月よりも遠い東京芸術劇場に 入ると
そこには ミヤギサトシさまが
満面の笑みで お出迎え・・・

顔 力
を 感じながら 受付へ。

ご主人さまが
「電車が遅れているので ギリギリになります」
というので その旨を告げ ご主人さまのチケットを
受付置きにしてもらいました。
(受付には 五反田団などでおなじみの女優・後藤飛鳥さまが。)

そして自由席だったので ギリギリなら 別々に座ろう
ということにしていたのですが・・・。

終演後、ご主人さまと落ち合うと
ときめきと落胆が 混ざったような顔で

「後藤飛鳥さんが
ぼくのこと 好き
みたいな 態度を 取るんですよ・・・音譜

え?

「いや、チケットを 受け取るときに
『ギリギリじゃなくて よかったですねドキドキ
って 小首をかしげて 言ってくれて
ね・・・」

え っ と ・ ・ ・
それは わたくしが
「この人はギリギリになるかもしれない」と 言っといたから
じゃないの?

と 言いたいのを こらえて

「それで
ご主人さまは
『惚れてまうやろーー!!』
って 思っちゃったんだね」

ご主人さま
「そうなんですよ・・・。
で、上演直前 ぼくの前の席が 空席
だったから 後藤飛鳥さんが 座ったんですけどね。
その席には チラシが2セット 置かれていたんです。

そしたら 隣の席の男性に
『これ、貴方のですか?』って
隣の男性と 会話が 弾んでいたん
ですよ・・・ガーン


ご主人さまの手には ジェラシーのため 負けじと
チラシの束が
どっさり・・・

しかも チラシが
アゴラ式・・・

ていよく ゴミ
を 押し付けられた
んじゃ・・・。


後藤飛鳥さま と いえば
代表作は

●喫茶店に前田司郎さまを 取材に 呼び出して
自分だけハンバーグカレーを食うも
コーヒーだけの前田司郎さまと ワリカン
しちゃう 記者
(五反田団『さようなら僕の小さな名声』)
●「いっぱいいっぱい顔見れて 嬉しかったよ」(ベッドシーン回想)
と 自らを 処女と称して 猫田直さまの彼氏(瓜生和成さま)を 寝取る女
(劇団宝船『最愛』)


どっちも 
小悪魔・・・


気をつけなはれ
や!


でも ご主人さまの お好みは
ロンハーの 格付け で 言えば
1位:あびる優さま
2位:misonoさま
なんですよね・・・。

そんな どMで 思い込みの かわいらしい ご主人さまには 
罰として わたくしの蔵書より
西村まちゃぴこ様著「僕のこと、好きですか」
を お貸し します。

さて 五反田団『生きてるものか』、
岸田戯曲賞受賞作『生きてるものはいないのか』が おもいっきり 傑作だった
わけで、その 続編ともいえる 内容。

司郎さま 自ら パンフレットに
これも「傑作」(だと思う)
と 書かれていますが

良くも言えるし 悪くも言える
ぶっちゃけ「まあまあ」 (観ても観なくてもいい・・・) 
みたいな 芝居でした。

過去にさかのぼっていく技法とか 生命へのやわらかくあたたかい視線とか
良く言おうと思えば いくらでも言えるし

まあそれが好きか?

と言われれば・・・なんですけど

だって オーディションで選んだ役者より 前田司郎さま、
自分が 食っちゃってる
んだもの・・・。

セミヌードを 堂々 披露して・・・。

司郎
めが・・・。


しかしそんな中でも  枡野浩一さまの
イラッとくる しゃべり方
が スパイス 効きすぎて いました。

それにしても 最近の司郎さまの 作劇を観るにつけ

この方
家庭を持ったら いいのに・・・


仲間 とか 親兄弟家族 とか 生命 とか 愛
への 視線は

「子育てでも なさったら?」

五反田に立派な 持ち家が あるんだし
三島賞も 取ったし

自分の子でも 里子でも お育てに
なることが 合っている気がして なりません・・・。

まったくもって 余計なお世話ですけど
ね!