近畿大学「唐十郎演劇塾」生による
『少女仮面』を観てきました。

唐十郎さま 御自ら 演出もなさる
という 近年 珍しいバージョン、

わたくし この戯曲も
劇中歌「時はゆくゆく」
も 超~~~大好き!

♪時はゆくゆく 乙女は ババアに
それでも 時が ゆくならば
ババアは 乙女に なるかしら

♪母さん聞いてよ 肉体は
大きな理性でございます
ならば息子よ 理性とは
大きな肉体のことなのケ

錬肉術は だれにしよう

何よりも肉体を!


もう、
ものすっごく カッコいいッ!!
こうやって ちょっと 抜き書きしただけで
泣けてきます。

でも あいにく
初演の 早稲田小劇場・白石加代子さま春日野八千代も
状況劇場・李礼仙さま春日野八千代も
観たことがなく
戯曲を 読んで 憧れを抱いてきました。
岸田戯曲賞もさることながら
「特権的肉体論」という 唐十郎さまの持論が 全編に展開
されておりますゆえ!

この お話の舞台は
喫茶肉体

唐十郎さまは 次回作の舞台も
おしるこ屋デカダン
だし、この センス たまりません。

そして 100% 舞台上に トイレが あるよね!
この おかげか
「乞いている」(肉体の乞食)
という セリフが
屁を こいている的に 聴こえてしまう・・・。


近畿大学の キャストは
貝も
老婆も
ボーイ主任も
そして とくに 春日野八千代は すごく よかった
です。

ちなみに わたくしは 前々から
この戯曲、どうしても
毛皮族に やってもらいたい・・・!

喫茶肉体で
特権的肉体論を 論じ
風呂の ふたの上で 踊る
自称宝塚スター 春日野八千代:江本純子さまと
宝塚志望の少女 貝:町田マリーちゃま(宝塚的裏声歌唱)

を かねてより 夢想 しております。

または
ダックスーププロデュースの メンバーで
少女 貝を 松浦羽伽子さま
「春日野さんが経営する喫茶店は こちらで
すか」

「コーヒー とか ください」
と バカまるだしで たずねてきてほしい!
(宝塚に行かず インチキくさい喫茶店に 来るところがもう・・・)

そんな 貝に
コーヒーも出さずに キチガイ行動をする
ボーイ主任は もちろん 小村裕次郎さま、


貝の引率の 老婆は
池谷のぶえ様

で おねがいします。

ダックスープ版も 毛皮族版も 貝役を
高田郁恵さまが 虎視眈々と ねらいそうですが・・・。


しかしこの公演情報は
先週 ご主人さまが
ちかまつ芝居・・・じゃなかった MODE
を 観に行かなかったら
一度も チラシを 見ず、
あやうく 知らずに 観のがすところでした。
(フェスティバル/トーキョーの一貫であることも そのとき
初めて知りました。)

ちかまつ芝居といえば 近畿大学の『唐版 風の又三郎』(演出:松本修さま)も
山田美佳さまの おっぱいが おがめたし、
芝居自体も 
山田美佳さまの 輝きで ものすごく よかったです。
♪どっどど どどうど どどうど どどう~

今回 春日野さん役が
おっぱいを 見せて くれなかったですが
(山田美佳さまは見せたのに・・・)
白石加代子さま、李礼仙さまは 見せていたという情報が。

江本純子さまが やっても
頼んでもいないのに ポロリ ポロリと魅せてくれる
ことでしょう。
(特権的肉体論=ポロリ では 
ありませんが)


貝役の マリーちゃまも
体育着の 小窓を 0.5秒あけて
「ちくびちくびー」
と 叫んで くれるよね!

それにしても 近畿大学の みなさまは
唐十郎さまの ご指導が 受けられるなんて
わたしは貝になりたい!!

あと 先日 東京芸術劇場中ホールに
ミヤギサトシ様が いらっしゃったのですが
(『転校生』は SPACの企画なので)

『少女仮面』に 出てくる 腹話術人形は
ご主人さまが 状況劇場で 観ていたときは
途中まで 人形で
後半、人間に 化けた記憶が あるそうです。

今回は さいしょっから 人間が演じていましたが、
ミヤギサトシさまの あやつり人形(製作:ITOプロジェクト)
が 途中まで 演じて
途中から ミヤギサトシさまに かわったら・・・


そうしたら
『転校生』の ババアは 乙女に
なるかしら!!


そんな ク・ナウカ的 特権的肉体論は さておき、
みんな 大好き 唐十郎さまが
カーテンコール
で 魅せてくれた 満面の笑み、
「明日まで燃え続けます!」
という 言葉に 萌え~
ああ、やっぱり
わたしは貝になりたい!!


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