クロカミショウネン18
2 PLAY BUT 3 PLAY? PROJECT『祝/弔』、

まず、9月4日初日のプレビューに行きたかったのですが
その日 はしごすることが不可能で、断念。
次に、9月5日金曜にまず 『弔』だけでも と 思ったら
予約しようとした時点で既に 売り切れ・・・。
次に、月曜・木曜で観ようと思ったら
両方とも 上映会・・・。

連休はいろいろ忙しいし、ことごとく縁がないな・・・と 思っていたのですが

13日土曜に観てきた ご主人さま、
帰ってきて
「なんと あの ハンサムな 劇団制作社の制作さま(玉木宏さま似)
トークバックの 司会
を していたよ」

なななな、
何ですって?!


そんな HOTな情報を聞いたら
なんとしても 時間を 無理矢理 割いてでも
行かなくては!!

「もう トークバックは
ないと 思うよ・・・」

いいの!
だって 受付には いるでしょう??
(ネット de 予約、・・・おお、今回は 両方ちゃんと 取れました!ついに縁が! 
あ!備考欄に「トークバック(写メ可)希望」と 書くの 忘れた!!)


ご主人さま
「トークバックに出ていた 男性陣は

 司  会:玉木宏もどき
 主  宰:江川達也もどき
『祝』主演:有馬自由くずれ
『弔』主演:一寸小丸くずれ
 
 (ハンサム順)

でした」

一寸小丸さま・・・
ニフティ & 故・えんぺ(copyright:Fringeさま)
を 見ていた 老人にしか わからぬギャグ・・・。

「トークバックに出てきた 演出助手の女性は それぞれ 2人とも 可愛かった
です」 (女優よりも)

「ちなみに『祝/弔』には
間違った堤真一
も 出てきます」


2 PLAY BUT 3 PLAY? PROJECT
って

シアターコクーン(堤真一さま)
駅前劇場
OFF・OFFシアター


なの?!

さて そんなこんなで
千秋楽15日の 昼夜、
順番は 意識しなかったのですが、
昼の『弔』は売り切れていたので、
昼『祝』、夜『弔』で予約していました。

昼の『祝』、
わたくしは
複線の多いものが苦手
なので、
話についていくので 精一杯、
笑う余裕 ゼロ

でした。

余裕ゼロなうえに、
ドアコメディって、必然的に
浮気・不倫
に 走るらざるを得ない
(『ラン・フォー・ユア・ワイフ』とか、『ボーイング・ボーイング』とか)
んだなー、
とか、

食材がない、ってわかってるのに
なんで料理作らないんだ?
なんで何の対策もしないんだ?
レストランなのに??
とか、

なんで皆笑ってるのかわからない・・・
とか、
(これは多分、すでに『弔』を観た人が
笑っていたんだと思う) びっくりするほど大根役者がいる・・・など、
ちょっと引っかかりました。

しかし、
夜の『弔』、
オープニングから 早々に 面白く、
ネタあかしと 時間&役者の 同時進行の技が
スゴイ!!
ほんとに 両方観ないと わかんないんだ


と 感心&面白がっていた 矢先、

自分の身体に異変が・・・。

トイレは開演前に行った、
なのに すごい ふるえ、
言いようのない 気持ち悪さ、

この症状は
かつて 急性腎盂炎を 発症したときの 症状 そっくり、

そのときは、大事な会議で、
この初期症状を我慢していたら
その後 取り返しのつかない状態になり
救急病院で 一泊入院、

翌日の
苦労して取った『ニンゲン御破算』 を 御破算に した
記憶が 蘇りました。

どちらかというと、わたしはもともと『弔』が 観たかった。
そして いま、まさに『祝』の ネタあかし的に 面白い。
(シベリア少女鉄道で言うなら いま 後半、さっきが前半!)
役者もうまい。
複線が多い、というのではなく
自分の好きな 線で 転がるように 面白い芝居のようだ。

でも残り時間はあと1時間30分。

奥まった、背もたれもない この席で、このまま観劇できるだろうか?

いま 歩けるうちに 自力で脱出しないと
ここで 痙攣、吐く、もらす
などで倒れてしまい、自力で出られなかったら
舞台・客席ともに 迷惑をかけてしまう・・・
あと 複線だと思われたら 困る。。。

通路の方などに 本当に申し訳ない!と 思いつつ、
出来る限り身体を屈めて、
自力で脱出できるうちに なるべくそそくさと 出ました。

受付の方が、
廊下の椅子で休んでから 観ますか、
また通路際に 席を作りましょうかと 提案してくれましたが

それで自分がガタガタと音をさせて、ほかの方の観劇体験を薄まらせては大変なので
思い切って帰ることにしました。
(結局午前5時くらいまで症状が改善せず、帰って正解でした)

観れたのは、氷が飛んでくるところまで。
十分、ここまでで面白かったです。

芝居を観られなかったことは あっても
途中で 体調が悪くなって 出ざるをえなかったのは
22年間の観劇生活の中で 初めてでした。

お金のことはともかく、(全部観てもドブに捨てるような芝居もあるし)
人間だから、いつ、
突発的に 具合が悪くなるか わからない、
客席・舞台に 迷惑をかけないことも含めて、
生ものの お芝居を観るって 大変なことだなぁ・・・
と、今回 つくづく 思いました。

いままでは 観る前の心得として、
自分のために 体調を整えること、
電車や客席(逃げられない密集地)で 風邪をよく拾ってしまうので、拾わないように
と 自衛できるところは自衛して 気をつけるぐらい、
(電車や客席で咳、鼻水してる人、お願いだから せめて マスクして~~~!!)
あと、開演前にトイレは行くけど、行きたくなったらどうしようと心配するくらいでしたが、

以後 しばらくわたしは このことを 引っ張りそうなので、
予約の際、備考欄があれば
なるべく出口に近い席があれば お願いすること、
(図々しいお客と思われても、奥まった席から出るよりましなので)

あと、
千秋楽のチケットだと、なにかあってもリベンジできない
覚悟をすること、肝に銘じました。

しかし、途中で帰ったことで、最後にもらえる
複線図の紙も 当然ながら もらえなかったので
やっぱり縁がなかった・・・と しょんぼりする次第です・・・。


            ☆☆☆おすすめ芝居更新しました☆☆☆