安倍政権が 終わり
いま いちばん 忙しいのが
ザ・ニュースペーパー!

昔は 年会費1万円を出して ザ・ニュースペーパーのファンクラブに
入っていた わたくし、
現在のザ・ニュースペーパーの
純ちゃん晋ちゃん
の コントも 感動した!

晋ちゃん
「こんど わたしの辞任を記念したチョコレートを作ってくださるそうです。
名前は
ヘナチョコ
純ちゃん
ウイスキー安倍ボンボン
というのも 出るらしいよ」

そんな コントをテレビで見た後の 金曜日、
劇団四季『WICKED』を観に行ってきました。
(関係ないけど チョコ って打つと わたしのチルドレンパソコン
猪口いのくち って 出ちゃうヨ!)


『WICKED』は 4回目、
四季版は 2回目ながら、
いま、安倍さまが 辞任したあとに観ると

政治家には ポピュラリティ
人気がなければ 終わりなの


という 「popular」の歌詞が
慶應病院までひびかんばかりに 心に ひびきます。
さすがわ 慶應出身・浅利慶太さまの訳・・・!
ぜひ 四季応援団・MORIさまが 
慶應病院から 晋ちゃん(本物)を 連れて来てあげてほしいです。

前回は 2階席から 観たのですが、
今回 1階席の うしろで観て、
すわったとき 上方が見切れるのがわかり

もしや これは
ジーザス・クライスト・スーパースター
の 二の舞?


と 心配しましたが
(ジーザスは、一番安い当日券を買ったら 最後の 
あの歌~はりつけ まで 一切観えない=意味なし の 事態が!)


フライングが少々低めでも 1階席のお客様を見切らせない

という 姿勢が 伝わりました。

それどころか 1階だった おかげで
ミュージカル(『エビータ』、『ターザン』、『ライオンキング』)のパロディの動作も よくわかったし、

いままで
ディラモンド先生の 黒板に書いてある オズの国の歴史が
見えなかったのですが、

大干ばつ の前

・ボックとフィエロの部族が 戦争
(だからあの2人は なんとなく反発しているのか!)
・オズマ姫 打ち首

大干ばつ の後

・オズマの都 エメラルドシティに改名
・イエローブリックロード 着工
・動物雇用法制定

と、物語の軸になることが ここに明かされていることを
はじめて 知りました。

『WICKED』は、
オズの魔法使い の アザーサイドストーリーなだけあって
美しさや、善悪といった
物事を 違った視点から見る


という テーマがあり、
それは観れば観るほど いっそう 伝わります。

かかし(フィエロ)も、頭がからっぽなんかじゃなく、
一番考えている=脳がある
というのは、『THE WIZ』でもそうなのですが、

善い魔女・グリンダが、無邪気そうでいて
親友のエルファバを 知らず知らず 陥れている
WICKEDの側面があったり
(ネッサを傷つければエルファバをおびきよせられる と つぶやいたときの 邪悪な表情!)

心がないはずの ブリキ(ボック)が
一番 邪悪な心を 持っていたり

その 邪悪なものたちが 
共通の敵を誰かに決めて 結束をはかる

という 政治風刺、

『WICKED』は、アメリカでは 政治風刺の要素が大きいので、
四季も 時事ネタを入れちゃえばいいのに・・・と 思いました。

思い切って ザ・ニュースペーパーを キャストに加えちゃって ほしいです!