ロックオペラ『TOMMY』に 行って来ました。

席が スピーカーのまん前
で、
「こりゃ~、うるさいかな~」
と 思ったら

開演したら 想像以上、

スピーカーなんか いらないくらい
伴奏が 大きいのに
さらに めっちゃくちゃ 音 MAX、
耳が 聴こえなくなるかと 思いました。

おまけに 左前の席の 端って
照明を 斜め下から見ることになり
右方向が 見えない!!!
(思わず 心の中で
「見えない!なにも見えない!」

キャラメルボックス『ナツヤスミ語辞典』の モモヤマのセリフ
を 叫んでしまいました。)


ダメ押しで
もう 開演しているから 
係員に 言えない・・・!

まさに
見えない 聴こえない しゃべれない
TOMMYの世界を 体感

しました。

ずっと 片耳をふさいで
鼓膜が破れるのを 阻止しているのも 疲れたので
2幕から 2階へ 移りましたが
2階のほうが よっぽど よくわかります。
っていうか 
ミュージカルって うしろから観るように 出来てますよね?

しかし 日生劇場、
音が割れているというか
伴奏と歌がずれるというか・・・


映画は ご主人さま所蔵のビデオを 1度 ざっとしか 見ていない
ので あんまり 覚えていないのですが、

今回の舞台は
キリストの救いと カリスマの印である 十字架 の モチーフと 
中川アッキーさまのTOMMYが リンクするので

これ、SHIROH?
衣装も SHIROHじゃない?


という気持ちで いっぱいでしたが
1幕の最後、
「ピンボールの魔術師」
で、ようやっと
『TOMMY』らしさ が ありました。

しかし、
開演前に
「会場全体を ピンボールマシンにします」
「小道具さんが 全国のトイザらスから集めた ボールですので
持って帰らないように」

という アナウンスが あった割に

飛んできたボール
全部で 12個


というのが なんとも いえませんでした。

「ピンボールの魔術師」は
ご主人さまの カラオケの レパートリー
としてが 一番 なじみが あるのですが

That deaf, dumb and blind kid

この訳を 舞台では
「見えない 聴こえない」
「見えない しゃべれない」
と わけて 表現
していましたが

ここは ご主人さま的には
原文が せっかく 早口なんだから
「見えない聴けないしゃべれない」
で おさまる はず

と 熱く 主張 して いました。
(『TOMMY』が最初に発表された時代なら
「つんぼ で めくら で おし」で 可能だった とも!)


Sure plays a mean pinball

TVCMでは
「ピンボールの魔術師~」
と 歌っていましたが
最後に ピンボールが こないと いや
という 根強い 原作ファンの ご意見でしょうか、
舞台本番では
「チャンピオンだ ピンボール~」 (よく聞き取れないけど こんな感じ)
に なっていました。
原文、チャンピオンなんて 言ってないけど・・・。

そんな 中
精彩を放っていたのは
なんといっても われらが 右近健一さま!!!

右近さまは
湯川れい子さまと並んで 翻訳 に 参加、
そして 今回
TOMMY の バックメンバー
TOMMYを いたぶる 変態

など、
魅せどころ たくさん!!!

いつものように 
勝手に
アー
アー(1オクターブ上げ)

と いう フレーズも 聴かせてくれ
カーテンコールでも 人一倍
力いっぱい 歌っており
もう 右近さまに 釘付け、
これは 『UKON’S TOMMY』ではないか、
協賛は ウコンの力
ではないか
と 思いました。

ところで
ロックオペラ といえば
ヤザワエイキチさまの 専売特許じゃない?


と 思っていた 全国のヤザワファンのみんな~!

もともとは THE WHOさんが はじめたんだってよ~!
・・・え、みんな 知ってる?

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