つぼの中からご主人様が~
と歌いたくなる雰囲気の写真です。
いや、タジン鍋です。オブジェです。

思わず目と鼻をつけたくなったわ。

12月の話ですが、モロッコ料理を以前から習ってみたいと思っていてぐるなびクッキングで探していたら料理教室があったので参加しました。

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西麻布にあるルマグレブというモロッコ・地中海料理のレストランです。

タジンやクスクス・モロッコの家庭料理からおもてなし料理を幅広く楽しめるレストランです。


ルマグレブ、二子玉川にもお店があり、何度かランチへ訪れたことがあります。
二子玉川で食べたクスクスの味が美味しくて買ったこともあります。
そのときの記事はこちら→
2010年7月時点の記事と情報です。利用される際にはお店に確認してください。

ルマグレブのウエブサイトはこちら→

西麻布のお店は訪れるのが初めてでした。

この日のメニューは
ハリラスープ
オイスターのタジン
クスクスと豆のサラダ

料理教室、この日の参加者は私だけ。定期的に開催されているのと少人数制ということもあるようです。

この料理教室、今迄参加したぐるなびの料理教室とはちょっと違います。

テキストがないのです。
講師の先生が話すことをメモをする形になります。
また分量などの説明は大体、といった感じです。
いつも目分量やカンで料理をする私ですが、料理の手順、段取りの流れもしっかりつかみたいので、目が必死(^田^;)

ペンは持ってきていたものの、ノートを持参するのを忘れたので、メモをお借りしてコツをメモしました。
3つの料理が同時進行ですすんでいきます。

ざっくりどんな感じかを紹介します。自分が忘れないための記録なのですが・・・。


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タジン鍋 ドレッシング用スパイス
パプリカ、ターメリック、コリアンダー、こしょう、塩を使います。


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豆板醤かアラビアータを入れて、オリーブオイルの中にスパイスを入れて、好みで調整していきます。
また、モロッコにはハリッサという赤唐辛子やにんにく入りのソースがあり、そのソースを使うことが多いそうです。

タジンに取りかかる前に、クスクスのサラダの準備がはじまりました。
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クスクスはコップ半分、水もコップ半分。
同じ量であることを教えていただきました。

クスクスをゆでるコツも教えていただきました。
ゆでるときは塩を足してゆでる。
オリーブオイルを入れてゆでること。
オリーブオイルを入れることにより、扱いやすくなるそうです。
火は弱めで水が減る迄ゆでる。
水が減ったら火をとめてしばらく置いてかきまぜます。
ふくらむまで置いておきます。すぐには使わないのがポイントだそうです。

クスクスをゆでたことがありますが、なんかパッサパサになってたりしていました。コツを学べて良かったです。

クスクスをゆでている間にタジンの野菜を切る作業

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こちらは、タジンの準備。
タジン鍋にオリーブオイルをひいて、スライスした野菜をのせます。
トマト、たまねぎともに5mmぐらいのスライス。

同時にサラダの玉ねぎもみじん切りにします。サラダの赤ピーマンもきゅうりもみじん切り。


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玉ねぎ→トマト→オイスター→ピーマン(今回は赤)→最初に紹介したタジン鍋のドレッシングの順にのせます。
ふたをして、蒸します。






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セロリとトマト(トマト缶1/3)玉ねぎ(1/4)をミキサーにかけます。
鍋に入れ、水250mlを加えます。

スパイスを入れて火にかけます。
スパイスはコリアンダー小さじ1、こしょう小さじ1、パプリカ少々、塩お好みでと教えていただきました。


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スープはとろみを出す為に小麦粉を水でといたものを入れると伺いました。
小麦粉を入れたら3分ほどかきまぜ続けます。

水溶き片栗粉ではどうなのでしょうか?と質問したところ、片栗粉は硬くなっちゃうことがあるので小麦粉のほうがおすすめだとおっしゃっていました。



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ハリラスープが完成したら、タジンに火を入れます。
弱火で5分ぐらいです。使っている野菜が今回火が通りやすいものだったのですが、火が通りにくい場合は水を少し(1滴?)入れると良いそうです。

オイスターのタジン
野菜と牡蠣の風味をシンプル&大胆に楽しめる1品



クスクスと豆のサラダ
これ、ボリューミーで野菜もたっぷりで美味しい1品。
家で作ってみよう。


ハリラスープはトマトたっぷり。セロリやタマネギの風味もあり、シンプルながらパンチもあり飽きのこない味。
ごはん入れてリゾットで食べたくなりました。

モロッコで年中食べられる野菜についてもお聞きしました。トマトや人参、じゃがいも、セロリなど。ジャガイモは何種類かあるようです。


日本の野菜よりも形が悪くても味が濃いという話も伺いました。
ブロッコリーやカリフラワーは旬のものだそうです。
あとはハーブ類も多いそうです。

他にも鶏のタジンについてもちらっとお話がありました。
生レモンを切って塩とビネガー(ワインビネガー、日本の酢なんでもOK)に1ヶ月つけておいたらできるレモンコンフィを使うと美味しいそうです。
レモンコンフィ、調べてみて作ってみようかな。

今回使うオイル類は全てオリーブオイルだと伺いました。



シェフの料理3品を食べてワイン(飲み物)付きで少人数の教室です。
5000円です。
高いと感じるか適正な価格と感じるかは個人的な価値観とかあるかもしれませんが、モロッコ料理がこんなに美味しいとは!と改めて料理の段取り等をみて感じました。
野菜もたっぷり食べられたメニューでした。

旬の食材とモロッコ独特のスパイス使いでプロの味に変身するコツが少しつかめたかな?

料理教室でなくて、今度はモロッコ料理をゆっくり食べに訪れたいです。



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