めざせ日本一の消防団!
「今年も日本一の消防団をめざす矢掛町消防団にふさわしい、規律あふれる出初式を挙行され、心からお祝い申し上げます。
さて、規律を守るのは消防団だけではありません。
仕事で全県下の市町村を回っている人達の間で隠れた評価があります。それは庁舎を訪れた時の職員の皆さんの挨拶です。
矢掛町が随一だと言うのです。
規律を守ることは、礼儀作法を大切にすることです。礼儀作法を大切にするとは、人を大切にすることです。人を大切にすることは、まちづくりの基本中の基本であります。
日本一をめざす消防団と挨拶随一の町職員一緒になって、安全安心はじめ素晴らしいまちづくりに邁進されんことを念願しています。ありがとうございました」
矢掛町消防団出初式での挨拶です。背筋がピーンと伸びるような規律あふれる出初式です。
今や消防団は他にない規律を重視する団体であり、私は“究極のボランティア”と呼んでいます。
そして、地域のコミュニティを支える大事な組織でもあります。
しばらく前から、若者の消防離れが言われてきました。入団対象者の不足もありますが、消防団に入らない若者が増えてきました。本来は訓練であるのに競技化している、操法訓練大会の負担軽減や魅力ある消防団への改善・改革も急務です。
そして、もう一つ重要なことは消防団への評価を高めることです。
私も及ばすながら、20年消防団を務め、その内6年は団長もしましたので、人一倍消防団には愛着があります。