「日本男児 長友祐都」 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

「日本男児 長友祐都」

 長友祐都選手のお辞儀が、イタリアでこんなにも

有名になっているとは知りませんでした。

 昨夜見た、OHKテレビの「Mr.サンデー拡大版」

の特集です。

 長友選手は、世界最高峰のクラブチーム、イタリア

のインテルに2011年1月移籍して活躍しています。

 長友選手が始めたお辞儀に、仲間の選手も同調

し、サポーターまで広がっている様子に驚きました。

 そのお辞儀が、挨拶であり、尊敬であり、感謝で

あることも理解されているというのです。

ワールドカップやアジアカップなどの国際試合で

大活躍しており、日本を代表する選手であることは

勿論知っていました。

 この特集で更に興味を持ち、確か買っていた

はずだと、その著書「日本男児 長友祐都」を

本棚から探して、一気に読み通しました。

 サッカー選手としても、1人の人間としても、

猛スピードで成長して行く姿を率直に語られて

います。グイグイ引き込まれる魅力があります。

 母と弟と妹との4人の母子家庭で育ち、

「幼いときから見続けた働く母さんの背中は僕に

とっても宝物だ。女手ひとつで3人の子どもを大学へ

進学させた母さんのチャレンジ精神や前向きさ、

豊かなバイタリティのもとで育ったことを本当に

嬉しく思う」とお母さんへ感謝されています。

 そして、「世界一のサイドバック」の夢にチャレンジ

している心境をこう語っています。

 「今、自分が日本人であることを改めて誇りに

感じている。サッカー選手としてだけでなく、ひとりの

人間として、日本を代表しているんだという思いが

強くなった。 厳しい現実に直面しても、

へこたれることなく立ち向かうタフな精神力。

コツコツと小さな努力を積み重ねる粘り強さ。

他人のために汗をかく献身的な姿勢。

今よりも向上したいと学び、研究する勤勉さ。

状況を察知し、的確な行動を選ぶ思慮深さ。

そしてなによりも人をリスペクトする思いやりや

優しさ、感謝の心。

 日本人のストロングポイントを大切にし、

僕は世界を舞台に戦っていく。 諦めることなく

戦い続けることで、イタリア、ヨーロッパ、世界の

人たちに日本人の強さ、魂を伝えたい。

 そして、日本のみんなに勇気を届けられたら

最高だ」


 心にしみるメッセージです!!