総務省が29日発表した
65歳以上の人口は3342万人で
2015年国勢調査抽出速報集計結果によると
総人口に占める65歳以上人口の割合は
調査開始以来最高となる26.7%で
初めて総人口の4分の1を超えたらしい。
全都道府県で65歳以上人口の割合が
全都道府県で65歳以上人口の割合が
15歳未満人口の割合を上回り
高齢化が進む現状が
改めて浮き彫りとなった
というニュース。
65歳以上の人口は3342万人で
総人口に占める割合は
05年10年の調査に続き
3回連続で世界最高。
前回調査から3.7ポイント上昇しており
総務省はこの5年間で団塊の世代が
65歳以上となり割合が大きくなった
と分析しているらしい。
一方こっちも大変な話で
15歳未満の人口は1586万人で
総人口に占める割合は12.7%と
世界で最も低い水準となった
と時事通信は伝えている。
簡単に言えば日本は
世界初の少子高齢化
いやもはや化は取れ
世界一の少子超高齢
な国になったのだ。
そんな事は
今更言われなくても
となるとは思うのだが
数千万人という規模の数字を前に
この少子超高齢社会という問題を
どこまで自分ゴト化できるかが
これからは最大のテーマとなって
来るのではないだろうかと考えてしまう。
日本に住む限り。
それは子供から年配者まで限らず
いかに自分ゴト化するか。
例えば2045年という30年後を
果たしてどこまで自分ゴト化
できるだろうか。
2045年には
日本の人口比率は
完全に逆三角形となり
お金を生み出す
いわゆる生産人口が
厳しい現実となる。
その時
自分は80歳という完全なる高齢者であり
娘も36歳という完全なる大人である。
しかし今の70、80は
アクティブシニアとも言われ
昔の高齢者とも違う。
30年後ips細胞など医療も進み
平均寿命だけは100歳とも言われ
益々国を支える少ない若者は大変だ。
その国家レベルの問題を
今2016年に自分ゴト化して
どこまで考えられるかの勝負が
始まっているのではないだろうか。
言ってもその時代その時代
その時の難題をクリアする人が
現れて来たのが人類の歴史かも知れないので
誰かが解決してくれるという
楽観論もある。
ただこの少子超高齢社会問題だけは
なかなか手強い気がしてならない。
生産人口比率が足りなければ
移民政策が活発化して解決
という話もあるだろうが
それにしても今ぐらいから
自分ゴト化して感性のリハビリして
慣れていかないと急にはなかなか
とか。
少子超高齢社会問題は最たるものだが
為替や待機児童や何の問題にせよ
もしも自分の目の前の生活に
直結してなかったとしても
どう自分ゴト化する思考法に
無理くりでも持ち込めるかが重要で
結構トレーニングが必要な気がする。
なぜなら最悪そこ自分ゴト化しなくても
生きて行けるしというのがあるから。
デカイ話題ほど
自分ゴト化は難しい。
だからこそ
そこができるようになると
いいんだろうなぁと思う。
おちまさと
写真は本文と全く関係なく
自分ゴト化どころか目玉焼き化。
こんな事やって心底楽しんでる訳で
なかなか80の自分をリアルにイメージして
自分ゴト化なんかできんがね。
やらねばならん時代なんだろうなぁ。