今日

3.11のように

車で走っている時に

気付いた。


というよりも

予想していたことが

現実となっている

気がした。


それは


「日本人は大震災を

もう忘れ始めている」


ということだ。


訂正。


日本人とは

被災地以外の日本人。


被災地の状況は

何も変わっていない。


変わっていないというより

様々な情報を集めれば

悪化しているとも言える。


インフラ復旧も

そして

仮設住宅にいたっては

阪神大震災よりも遅い。


細かい話だが

避難所のお弁当など

食事配給の映像を観る度に


栄養バランスが

気になってしまう。


揚げ物たっぷりの

お弁当を年配者も含め

配っていたが

毎日の栄養バランスは

大丈夫なのだろうか。


4年毎日走り

トレーニングしながら

妻の作る食事を食べ

栄養バランスを考えることを

続けているから

敏感に気付くところもあるが


食べられるだけで幸せ

という論理の中

揚げ物ばかりになるのは

意味が違う。


今年に入ってから

体脂肪一桁を維持しているのだが

今あのお弁当を毎日食べる生活に

なったとしたら

かなり覿面に体脂肪として

あらわれるに違いない。


そんな現実にも関わらず

早くも忘れ始めているのではないか。


それが証拠に

あのたった一ヶ月ちょっと前

ブログでも散々書かれていた

大震災の話題は殆ど

見受けられない。


今回は

今まで以上に

継続支援が必要となると

ずっとここで書いて来たが

継続は忘却の彼方へ

葬られようとしている。


今回こそ

日本は変われると思っていたが

このままでは報われない。


意味のない自粛をしないことと

忘れることは

別の話なのだが

意識的に忘れようとしている

忘れさせようとしている輩がいる

ような気がする。


おちまさと


震災以降

自分の役目は

働きまくることだ

ということは

3.12ブログから

書いているのだが


忙殺は極まり


食事の時間がないので


妻に


『旦那さん弁当』でも


『旦那さん定食』でもなく


ついに

おにぎりを

リクエストして作ってもらい

今日はそれを持って

仕事に出た。


もはや

裸の大将である。笑


「僕はプロデュースをするんだな。」


好物の鮭を具にしたおにぎり。

久しぶりのおにぎりは美味い。


しかし

打ち合わせの移動の最中しか

食べる時間がなく

途中の

地下駐車場や

ガソリンスタンドで

ほお張るという

切羽詰まった時間割

だったのだが


やはり

食事は

やはりいい環境で

食べることも重要であることに

改めて気付いた。


それと同時に

避難所の食事を

想像した。


もう40日を越えている。


さらに

被災者の子供達は

転校を繰り返しているという

報道も観た。


もはや

スピードである。


仮設住宅をお盆前までには

とか寝ぼけたことを政府は

言っていたが

もっと優先順位を

スピードに置くべき。


それなのに

忘却とはどういうことだ。


この国は

どこへ向かっているのか。