バウの修理(その97 マーキング。。。) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの修理(その96 僕の家?バウハウスの再築&増改築)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12116767769.html からの続き。。。



2016年1月12日、火曜日。


バウハウスも完成したのでいよいよ本格的にステムの修理に取り掛かります。グー


まずはマーキング。


単板にしたいところ


テーパーにするところ


オリジナルの積層とオーバーラップするところ


の3か所を確認します。



この機会にステムヘッド金物(フォアーステイのチェーンプレート)をできれば更に丈夫なものにしてクルージングにも使いやすいものにしたいと思うので、僕の理想のステムヘッド金物のモックアップを合板で作ってみました。ニコニコ


今のステムヘッド金物は8mm厚、、、これはトグルの強度と同じです。。。


安全率を1.5倍としてできれば12mm厚の丈夫なものにしたいな~。。。


ファーラーは付けたくないのでハンクスのジェノアとジブを素早く上げ下げできるようにダブルフォアーステイにしたいな~。。。


でもダブルフォアーステイにするにはマスト側の改造も必要だけど今はそんな予算は捻出できない。。。


理想の形はこれ↓だけど、、、たぶん今までのチェーンプレートと同じ形で厚みを変えデッキ面のプレートを大きくして、将来的にこれ↓に改造できるようにしたものを作ってもらうと思う。。。


とりあえずこの部分だけは単板にしたいな~。。。


しかし、写真でも分かるくらいインタープロテクトを希釈せずにスプレーで塗ったからすごくひどいゆず肌。。。



しかもロングボードでフェアリングせずに適当にペイントしたのが丸わかり。。。汗


時間があればバウハウスの中の部分だけでもロングボードでフェアリングして、練習がてらスプレーでペイントしてみたいな~。。。


さて、単板にしたい部分が分かったとしても、おもむろに削り取るわけにはいきません。。。


そんなことをすれば元の形が分からなくなってしまいます。。。


少なくても全長を変える訳にはいきません!

せめてプラスマイナス1mm以内には収めたいな~。。。


ということで目印の治具を作ってマーキングしておきます。


本棚を作った時の端材のポリランバーで”クワ”みたいなのを作ります。


柄の部分をアンカーウェルの部分にクランプで固定して、、、


マジックでデッキに線を書いて”レ点”を3か所打ちます。


刃先の部分は”Tの字”に組み合わせたポリランバーをステムに押し当ててデッキとステムの角度を合わせます。

これでステムを削り取っても、この”クワ”のような治具を当てて長さや高さの確認ができます。。。


適当に応急修理した前回はステム部分が低い。。。汗



とりあえずテーパー部分とオーバーラップ部分の線を書いておきます。。。

でも、この予定オーバーラップ部分の下には応急修理した時に入れた合板が入っているはず。。。汗


全部撤去してやり直したいな~DASH!たぶん失敗してるし。。。シラー



でも、このサイズで大丈夫かな~???


昔、アメリカズカップの艇やIORのレーサーがこのくらいの形で何艇かステム捥げてたしな~。。。

もっと大きくオーバーラップさせようかな~???


まあ、とりあえず削ってみよ。。。たぶん予定通りにいかないし。。。


『バウの修理(その98 ステム修理箇所の表層とコアの撤去、前編。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12117282381.html へ続く。。。