『バウの修理 (その87 追加の一層)』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-12059684232.html からの続き。。。
2015年6月29日、月曜日。
アンカーウェルの周りには重要なクリートやバウパルピット、ジャックステイのアンカリングポイントやディップポール式のスピンポールを使うときのフォアガイ(ダウンホール)のパッドアイなどを取り付けます。
既にこの辺りの構造は上から、、、
600g/㎡のダブルバイアスのEグラス3層
↓
15mm厚の合板
↓
600g/㎡のダブルバイアスのEグラス4層(←意味ない”はず”だけど。。。)
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15mm厚の合板
↓
600g/㎡のダブルバイアスのEグラス2層
↓
クリートの外側のボルトナットがかかる部分は600g/㎡のダブルバイアスのEグラス2層、クリートの内側のボルトナットがかかる部分は600g/㎡のダブルバイアスのEグラス1層
という構成、、、600g/㎡のダブルバイアスのEグラスが合計で10層もあれば厚みは7mm合計で7mmはあるかな???ということは合計で厚み37mmくらいあるじゃん
まあ、重たくなってるけど丈夫なのでいいか~
ピッチングモーメント???なにそれ???
こんな既に37mm近くもあるデッキの上に更に補強の積層をします。。。
確か、左右とも600g/㎡のダブルバイアスを5枚ずつだったかな???
補強とは言っても、当然補強なんだけど、むしろ高さをパテではなくてガラス繊維を積層して稼ぎたいから。。。
何故ならパテで厚みを出し過ぎると、ボルトナットでパーツを締めこんだ時やパーツに外力が加わった時にパテにクラックが入る可能性があるから。
ガラス繊維で繋がれたエポキシ樹脂であれば圧縮力にしっかりと耐えてくれてクラックが入ることもないだろうし、パテが削られてガタが起きることもないだろう。
これは、『バウの修理 (その87 追加の一層)』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-12059684232.html でできてしまった気泡の補修分、0.08g、、、
これはバウバウパルピットの前足とフォアガイ用のパッドアイが付くところの分、0.15g、、、
どっちか分からないけどクリート2つとパルピットの後ろ脚とジャックステイのアンカリングポイントが付く場所、0,27g、、、
この日はデッキの補修&補強積層を終わらせるはずだったのに、、、ここまでやって、、、
強制終了〰
2015年6月30日、火曜日。
先日はここまでで強制終了、、、何故かって?それは、、、
最後までやる前にエポキシがゲル化し始めて、トレーの中で固まったから
というハプニングがあったものの、
右舷のガンネルの前のほうも、
右舷のガンネルの後ろのほうも浮き上がりはなく、
2015年6月30日、火曜日。
バウの一段下がった場所は左舷を少し高く、右舷のガンネルの辺りも高くしてなるべく左右対称にします。
何故なら、バウに少し残っていたオリジナルのデッキの裏層よりこの部分が低くなっていたから。。。
裏から当てた補強板はバウ側では左右2枚を突き合わせたようなものなので、キャンパーがきつく、オマケにちょっと左下がりになっていたみたい。。。
裏側の前からチェックできなかったんで仕方がない。。。治具で頑張って圧着したんだけどな~。。。
2015年7月1日、水曜日。
(LINEによれば雨で湿度が高く積層はできなかったけどサンディングだけしたようです。。。)
この段差を解消させるためにもう少しステム側の表層を切り、コアも撤去します。。。
ん?
ん”~???
マジで
ステムの先端までコアは合板だと思っていたのに、またバルサ材が出てきました
とりあえず削り取った場所をサンディングして、オリジナルの裏層を綺麗にします。
これであとどの程度の段差があるかはっきりと分かりました。。。
2015年7月2日、木曜日。
この日は、雨が降る前にデッキのフェアリングのためにマイクロバルーンエポキシパテを塗ったようです。。。
オリジナル部分のフェアリングフィラーをすべてサンディングしてからその部分の表層にオーバーレイ3枚したのですがその部分はほぼ面一みたい。。。
窪みの部分はオリジナルの裏層の部分となるべく面一になるように、下に数枚細く切ったEグラスを貼ってから全体をオーバーレイ積層。
記憶がヤバいな~。。。
『バウの修理(その89 ステムヘッドの応急修理 前編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12062964039.html へ続く。。。