バウの修理(その86 アンカーウェルハッチの受けの部分の成型開始。。。) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの修理(その85 積層の気泡部分の補修。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12043603910.html からの続き。。。




2015年6月24日、水曜日。


『バウの修理(その85 積層の気泡部分の補修。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12043603910.html でスタイロフォームを”型”にしてある程度形を整えたアンカーウェルのハッチの受けの部分をサンディングして、もう一度マイクロバルーンエポキシパテを塗る。。。


マイクロバルーンエポキシパテが流れないように、また不要部分に付いたマイクロバルーンエポキシパテを簡単に取り除けるように養生テープを貼る。。。


写真はないけど、塗って、、、



2014年6月25日、木曜日。


サンディングして、、、


角をバッチリと、、、


形を整え、、、


R5のトリマーでエッジを形作る。。。

あっ!写真がない。。。汗


角はR5、下の部分は細い仕上げ用ローラーにサンドペーパーを付けて形を整えた、、、



そして、、、


450g/mのダブルバイアスのEグラスを使って、、、


マイクロバルーンエポキシパテを包み込むように2層、積層する。。。


・ ・ ・ 450g/mでも型馴染みが悪い。。。汗


こっちも、、、汗


で、忘れていたのはこのように浮き上がるならサランラップを貼って空気を遮断すればいいということ。。。汗


固まってからピールプライを剥がすと、浮き上がった部分は真っ白、、、


右舷後ろ、、、特にここは酷い、、、しょぼん


右舷中央、、、こっちは少しだけど、、、


右舷前、、、ここはちょっとマイクロバルーンエポキシパテの整形が甘かったかな、、、?


左舷前、、、憎っくきコーナーめ!!


左舷中央、、、


左舷後ろ、、、


で、これだけ失敗して、ふと思いついたのは、今、修理している部分に補強板を付けずに、簡易雌型を作って積層すれば軽く丈夫なデッキパーツが出き、それのガンネル部分だけを積層接着すればよかったんじゃないかということ。。。


今更だけど、、、汗


軽い艇にこだわりたいのであればもう一度やる価値はあるけど、僕の懐的には宝くじでも当たらない限りないな~。。。あっ!買ってもいない宝くじが当たるわけないか。。。雑費代が嵩んで宝くじどころではないや~。。。あせる

まあ、修理をしだした時にはどれだけ傷みが激しくて、ガンネル部分の構造も分かっていなかったし、まさか外板があんなに傷んでいると思っていなかったし、重くなったことを除いてはこのやり方は決して間違えてはいないと思う。。。


2015年6月27日、土曜日。


失敗した部分をもう一度やり直して積層したいけど、時間が、、、


アンカーウェルの部分は時間的に諦めたとしても、全体的な補強は諦めたくない!!



ということで、失敗した部分はすべて削り取って、


このバウの穴もなんとかすべく、、、


内側から、、、


15mm厚のカネライトフォームを貼りつけ、、、


カネライトフォームに2か所穴を開けてテグスを通して、、、


アンカーウェルのハッチの受けの周りにもマイクロバルーンエポキシパテの流れ止めの堰を養生テープで作り、、、


マイクロバルーンエポキシパテをペタペタ、、、


アンカーウェルのハッチの周りと、、、


バウに開いていた穴にマイクロバルーンエポキシパテを詰め込んで、、、

テグスをライフラインに結んでカネライトフォームを吊り揚げてマイクロバルーンエポキシパテで密着させます。。。


さあ、終わったので片付けよう!と朝雨養生のマスカーを入れたゴミ袋を探すが、ないないっあせる


デッキに置いておいたつもりなんだけど、、、バウキャビンに放り込んだ記憶もないんだけど、、、汗


あれっ?どこに行った~???


そういえば突風が吹いたな~。。。飛んでしまって海に落ちたのだろうか???


水路を見てもない、、、桟橋のエンドまで行って広く水面を見たけどない、、、


???


水路を挟んだ向う側の桟橋のほうを見るとどうも僕の使い捨て手袋がぷかぷか。。。


急いで向うの桟橋まで行って使い捨て手袋を回収、、、


しかし、この手袋を入れていたはずのゴミ袋が、、、???


絶対、手袋より目立つはずなんだけどな~、、、


と数十分ウロウロして気が付いたのは、我が艇の横のフロートのロープに引っかかっていたゴミ袋!

バウハウスがある状態では我が艇の上からは見えない位置、、、水路を挟んだ向う側の桟橋に3度目に行ったときにやっと発見。。。あせる


が、届かない、、、バウラインはバウハウスの前側でフォアーステイのチェーンプレートに仮止めだからもやいに手が届かないし、、、引けたところでたぶんゴミ袋までボートフックでも届かない距離。。。汗


え~い!!自分の不注意で飛ばしてしまったゴミなんだから多少の犠牲を払ってでも回収しなきゃ!!あせる


ということで、バウハウスを解体、、、ショック!


スターン側のもやいをすべて緩め、ターニングブロックを通したバウラインを引いて艇を杭に寄せ、塗ったマイクロバルーンエポキシパテを踏まないように慎重にバウまで歩いていって、、、


ゴミ袋の回収成功!!

ヤバいヤバいあせる


去年は2×4の2mの角材を流してしまったし。。。北風だったので水路を南に流れて岸壁に当たったところで回収できたからよかったものの、前回も今回も回収できたのは奇跡みたいなもの、、、もっと注意するかゴムボートでも持ってくるか、オイルフェンスでも張っておかないとあせる


最悪、泳いで取りに行こうかと思ったよ。。。汗


スタンションより前にはライフラインに上下に渡したラニヤードが今はないので物が落ちやすくなっているんだから気を付けないとあせる


とりあえず適当に雨養生代わりにバウハウスを再建、、、減築じゃん!


どうも帰っている間に少しだけ降ったみたい。。。


簡単だけどバウハウスを再建しておいてよかった~!!


ここも、


ここも、しっかりとマイクロバルーンエポキシパテは固まってくれていました!!


足場に降りて養生テープを外していると、、、おや?バウハウスはわざわざスピンポールまで屋根をあげなくても足場にさえ立てば軽く頭でマスカーを支える程度で作業できるぞ!!


ということで、バウハウスの入り口だけを再建して、、、


サンディング!


なかなかいい感じ音譜




こっちもサンディング、、、


予想以上にいい感じ音譜


よし!これで追加の1層を積層すれば強度的に120%になるぞ!!


と、作業をしようとしたら、、、型紙を元に切り出してきたダブルバイアスのEグラスを折りたたんで持って来たら伸ばしても寸足らず、、、汗


どう頑張っても元に戻らない。。。ショック!


家に帰って新しく切り出して来ても、たぶん湿度が上がって積層できない時間。。。しょぼん


ということで、通りすがりの同じ桟橋のHさんやHさんが帰った後に来たA艇のYオーナーのお父様とお話。。。

皆さんには発電機の騒音でご迷惑をおかけしているはずだけど、ほとんどの方は発電機の騒音は問題ないとおっしゃってくれて、それよりも作業に興味深々のようなので、時間が開いた時にタイミングよく通りすがった方が声をかけてくださった時には『見ますか?』と声をかけさせてもらうことも。。。

まあ、『見せて!』と来る方も時々いらっしゃいますが、タイミングが悪ければ『ゴメンナサイ!』というしか。。。


『バウの修理(その87 追加の1層。)』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-12059684232.html へ続く。。。