2014パールレースDay2の食事。 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『2014パールレースDay1の食事。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11936922967.html からの続き。。。


ホットサンドを食べて、Kオーナーはロールコール後にお休み。


僕はそのままワッチ。。。

パートナーにもらったiPodにまだ音楽を入れていないので暇。。。睡魔だけが襲ってくるけど、おやつを食べたりストレッチをしたり何とか頑張って起きてワッチをする。。。


しばらくすると風が前に回りだす!!


やったー!やることができると睡魔が吹っ飛ぶ!!


Kオーナーを起こさないように静かにファーラーを広げて、バウへ行ってジェネカーのソックスを下し、コクピットへ戻って来て、ドジャーの間からハリヤードを前にやり、シートクラッチを開けてソックスに入ったジェネカーを降ろす。。。


ワッチ交代の時間だけど、Kオーナーが自然に起きてくるまで起きておく。。。4:09

30分ほど遅れてKオーナーが起きてきたので、引き継ぎをして僕はお休み。。。


起きて、お待ちかねの朝ご飯タイム!!


ホットサンドにコンビニサラダ、それにレモンティー。


ホットサンドの中はハムとチーズと目玉焼き。あっ!レタス入れるの忘れた!!まあ、サラダがあるからいいか。。。(・・。)ゞ


朝ご飯を食べたらKオーナーは扇風機に当たりながらお休み。


って、なんで僕のワッチ中に風が変わる!?


仕方がないので、また頑張ってウインチを使わずにジェネカーを揚げてファーラージブを巻く。。。


流石にこのサイズのファーラーを手で巻くとしっかりと巻けない!!


でもKオーナーを起こすよりはいいかな?


で、と~っても暑くなってきたのでオンデッキの僕はドジャーの下の影と霧吹きとうちわで何とか涼む。。。


が、風がまた落ちてきた~。。。

ジェネカーもだら~ん。。。


僕一人が右へ行こうが左へ行こうが艇は傾いてくれない。。。


はっきりと風の方向は定まっているのに前寄りの下ヒールもできない。。。


ダブルハンドで超微風では我が艇よりも進まないような気がする。。。


かなり沖を帆走っているはずだけど追い抜いて行く大型船はある。。。

この進路は国内のどこかからではないと思う。。。


アジア方面から東京湾に入っていく大型船かな?マラッカ海峡でも通過してきたかな?


微風で動かないのは飽きてきた。。。


早くワッチの交代時間にならないかな~。。。


お昼ご飯とお休みタイムよ早く来い~!!



そして、


来た~!!


お昼ご飯タイム!!


お昼はピザ!12:05


冷凍ピザはオーブンで焼くように書いてあるけど、下はフライパン、上からはバーナーで炙ればこんがりピザの出来上がり~!!


お腹がいっぱいになったら寝る!


これがロングの醍醐味!!


しかし、利島までの残航を考えるとフルには寝れない。。。


利島周辺は全艇が集結してきたり、風が変わりやすいのでワッチオフとは言っても”スタンバイ”の状態にはなっていないといけない。。。


1時間半ほど横になり、起きてトイレに行く。。。


トイレから出てコクピットを見るとKオーナーの姿がない!!サイドデッキにもいない。。。


えっ!?落水!!??


大慌てで、コンパス方位を確認して180度逆方向をチェック!!


ジェネカーを降ろそうとしたらマストの前で大の字に寝ているKオーナーを発見。。。


って、ワッチ中に睡魔に襲われて”うたた寝”したレベルじゃないじゃん!!┐( ̄ヘ ̄)┌


2年前のワッチは『疲れたら適当に寝てください。僕は小刻みに1~2時間寝させてもらえば大丈夫なので。』という超変則ワッチを組んでいた。。。


しかし、今回はKオーナーが『前回の適当なワッチは気を使ってしまって逆にしっかり休めないから4時間ワッチを組もう!』と。。。


Kオーナー!いつ寝たの!?レーダーもないし、目覚ましもセットしていないようですが!?(-_-メ


艇速も8ノットオーバー。。。代わりに周囲を見回して他艇がいないのを確認。


今度は遠慮なく寝てしまっているオーナーを起こすべく大きな音を立てながらガサゴソと飲み物をあさったり、おやつをあさる。。。


ダブルハンドでオンワッチ中に耐えれなくなったらせめて僕を起こしてください!!レーダーを付けてください!!目覚ましをセットして10分程度の”うたた寝”にしてください!!


図太い神経のKオーナーは大丈夫かも知れませんが、超ビビリなチキンハートな僕には怖すぎます!!



伊豆諸島の島々が見えてきました!この三角形の島は『鵜渡根島』。


コースは利島を回ること。。。


いつもながら、と~っても不気味な島にかかる雲。。。


また、絶対に島からの吹き下しのブローでブローチングするだろうな。。。と思いながらも風向を見ながらもう少し落とせるかと思ってバウダウン。。。


が、我が艇と違って艇速があり落とし過ぎると、風が前に回り過ぎて逆に艇速が遅くなってしまった。。。


戻す前にKオーナーに突っ込まれる。。。


『角度重視!艇速保って!』と。。。


流石にインショアレーサーのKオーナーは自艇の帆走りを良くご存じです。。。


が、利島の南側で異変が。。。


ステアリングペデスタルに取り付けてあるGPSプロッターが突然消えた!!


何で?他はすべてOK。。。


とりあえず利島回航時の報告のロールコールをKオーナーに入れてもらってから原因を探るも分からない。。。


チャートテーブルのnewpecが入ったノートパソコンがあるからとりあえずはいいか。。。


とりあえず順風なので二人でジャイブ。。。


Kオーナーがヘルムを持ってメインを返す。。。


僕がジェネカーを返す。。。


ジャイブしてから10分も帆走らないうちにやっぱりきました大ブロー!!


ブローチングしてすってんころりん。。。


島の東側を通過するわずかな間だとはいえ、ダブルハンドでウエイトがいない45フィートのW・S艇はコントロール不能。。。


すぐにシートを飛ばしてバウへ走りジェネカーをソックスへ入れて、体勢を立て直す。。。


とりあえずジブを出して、ジェネカーを降ろして、吹き降しがなくなるまでしばらく帆走らせ、落ち着いてから再びジェネカーアップ!!


何とか安定して帆走りだし利島を離れていく。。。


利島を離れてジェネカーをアップしたものの、どうも前方の気象が。。。


と、いうことは晩御飯が作れないではないか!!ご飯物とお味噌汁~!!


って、わがまま言っていても仕方がないので、ハム&チーズの簡単なホットサンドとバナナで我慢。。。17:26

あとはお腹が空いたらあんパンやお菓子を各自で摘まむということに。。。


まあ、今日中にフィニッシュできるだろうから江の島で何かご馳走してもらおう!!


大島の西海面は風がドンドン上がってきて時々サーフィングもして快適高速セイリング~。。。


と思っていたら、ドンドン霧に取り込まれていって、視界は数百メートル。。。


さらに霧は濃くなってマストトップの風見がぼやけてきた!!


Kオーナーと、

『マストトップの風見が完全に見えなくなったらジェネカー下そう。』と打ち合わせ。。。


かなり神経をすり減らし怖い思いをしながら高速セイリングを続けていると、大島の北西辺りでやっと霧は晴れてきた。。。ホっ!


次の試練は、さらに吹き上がる風。。。


アベレージが10ノットを超え出すと、サーフィングすれば簡単に14~16ノットの艇速。。。


それでもオートパイロットで安定して帆走ってくれていたけど、遂にブローチング。。。


ジェネカーシートをリリースして一度風を抜き、体勢が戻ったら再度高速セイリング。。。


もう一度、ブローチング。。。またシートをリリースしてから立て直す。。。


が、三度目は完全になぎ倒されてジェネカーのシートを飛ばした程度では艇が起き上がらない。。。


ちょうどドジャーのところにいたKオーナーがバングを抜こうとしても固くて抜けないよう。。。


何とかメインシートをブームが海面すれすれまで出してみたけど、それでもバングが抜けない。。。


仕方なくメインシートを完全にリリース。。。


ジェネカーシートはジェネカーが完全につぶれるくらい出しているのに艇は起き上がらないし、バングが抜けない。。。


オートパイロットはピーピー泣いている。。。


あと唯一できるのはジェネカーをソックスに入れるだけ。。。


Kオーナーに、

『バングが抜けたらジェネカーシート飛ばしてください!!ジェネカー下しましょう!!』と3回大声で叫んだけど風で声がかき消される。。。


これ以上待てない状態なので、シートが流れ出ていくのを覚悟で持っていたシートを完全リリース!!


こんなこともあろうかとしっかりと先にハーネス&ティーザーを装着していつでもバウに行けるようにしていたので、海水で洗いまくっているバウへ走っていく。。。


で、やっぱり僕の体重では普通にソックスを下すことができない。。。


バウのクリートに軽く引っかけて引き摺り下ろそうとしても持って行かれる。。。


クリートに半回転させて引き摺り下ろそうと頑張ると何とか降りてくるけどブローがきつくなると持って行かれる。。。


結局、クリートに完全に1回転させて腕をパンパンにさせながら何とかソックスを下すことに成功!!


クリートに完全に1回転させると持って行かれない代わりに引くのも大変だ~!!(x_x;)


やっぱりダブルハンドで乗る艇ではございません。。。

ソックスに入れたジェネカーをオーナーがピットで下してくれたけど降ろし方が雑すぎる!!


後で聞いたらハリヤードをウインチに巻かずに、シートストッパーの開閉だけでコントロールしていたとか。。。

お願いだからソックスが入ったジェネカーはゆっくり丁寧に下してください!!


で、ここでさらなる試練が!!


ジェネカーを降ろして立ち直ったので、スピードを付けるために当然ジブを開きます。。。


W・S艇はプライマリーウインチだけが電動ウインチ。。。


この電動ウインチにメインハリヤードをリードしてくるのでメインアップは楽ちん。。。

この電動ウインチにジェネカーシートをリードしてくるので強風でもジェネカートリムは楽ちん。。。

この電動ウインチにファーラーのシートをリードしてくるので強風でもファーラーを巻き取るのは楽ちん。。。


この電動ウインチはプライマリーウインチなので当然ジブを展開してジブシートを引き込むのは楽ちん、、、のはずだったけど、、、


『あれ?ウインチが回らない!』と。。。


とりあえずウインチハンドルを付けてトリム。。。フリーなのでそれほど力はいらない。。。


反対の電動ウインチは、とてもゆっくりと回、、、らなくなった。。。


今度はすべての計器が落ちた!!


オーナーはキャビンに入ってチャートテーブルのスイッチパネルをチェック。。。


その間に、オートパイロットが切れた!!


完全に切り上がる前にステアリングホイールに飛びついてヘルムを取る。。。


オンデッキの電気関係が全滅!!!


チャートテーブルにあるnewpecの入ったノートパソコンは生きているのでナビゲーションはできる。。。


とりあえずエンジンをかけてバッテリーの充電を試みる。。。

エンジンは一発始動。。。しかし、いつまで経っても電気関係は全滅したまま。。。


遂にノートパソコンの電源も。。。ノートパソコンは内蔵バッテリーでしばらく持っていたのね。。。


僕の携帯も充電切れ。。。携帯のナビオニクスのGPS機能を使おうにも充電できない。。。


Kオーナーに

『ガーミンのハンディーGPS持っていますよね?』

と聞くと、

『忘れた。。。』

と。。。


チーン!!


これぞまさしく”ブラックアウト”状態!!!


ちょっと焦っているKオーナーにヘルムを交代してもらって、どや顔で内緒で積みこんだチャートを出す!!(笑)


幸いなことに伊豆半島を大島の間は抜けきって、調子が悪くなる前にあと1時間以内くらいでジャイブポイントになることも分かっていたので大体の自船位置は僕の頭の中に入っている。。。しかも江の島の灯台は綺麗に見えている!


もっともローテクなナビゲーション!”クロスベアリング”で自船位置を割り出す。。。


街の明かりの中から何とか大磯港の『FL(2)G 6s 7M』を確認!


この大磯港と江の島の『FL,10s 107m 23M』を使ってクロスベアリングで自船位置を割り出しトリプルチェック!!


艇速も最後に確認した9~10ノット程度と感覚的に変わらないので5分後にジャイブをすることに決定!!


Kオーナーにジャイブ後30分は問題なくレースモードで帆走らせ続けれることを伝えてからジャイブ。。。


電動ウインチやファーラーなどはオーナー自らパーツを手配して自分で取り付けたものなので、何とかnewpecの入ったノートパソコンと航海灯だけでも復旧するようにお願いする。。。


僕がお付き合いしているオーナーの中で、唯一お世話になっている業者さんを通さずに僕がアルバイトを引き受けるのは、Kオーナーが自ら自分で艇を整備しているから。。。

僕の勉強にもなるしね。

そういえば、唯一の僕が乗りに行く艇の喫煙オーナーでもあるな。。。

もう一度禁煙してくれないかな~。。。


Kオーナーが何とか復旧を試みている間に僕は一人で艇を帆走らす。。。


僕が中に入って作業をする時はセールをすべて下して艇を止めてから。。。そうしないといけない前に何とか頑張って!!


この艇、オートパイロットがなかったら一人で簡単にジブトリムできないじゃん!!


何とかジブを入れようと、ステアリングホイルに足を引っかけて寝そべってプライマリーウインチにウインチハンドルを付けてジブトリム。。。


が、流石に力が入らず半回転でギブアップ。。。


ヘルムを放すと簡単にウエザーヘルムで風上に持って行かれるW・S艇。。。


少し手を放して切り上がるタイミングを体で覚え、何とかプライマリーウインチに飛びついてウインチハンドルを2回転回し、またヘルムに戻って艇を立て直し、再びプライマリーウインチに飛びついてウインチハンドルを2回転回し、それでも甘いトリムになってバウダウンしたくなってきたけど、一人では艇を止めない限りはクロスベアリングで場所を確認できないので下手にコースを変えることができない。。。


まあ、甘いとは言ってもシバーしているわけではないので、まあ、いいか!!


次のジャイブポイントを行き過ぎないようにハンドコンパスで何度も江の島の灯台の方向を確認。。。


江の島のフィニッシュラインにアプローチするには定置網の間を抜けないといけないので詳細なナビゲーションが要求される。。。


しかし、GPSが復旧しないかぎりこの艇速では危険すぎる。。。


定置網を過ぎると次には”鴨根”という暗岩もあるようだし。。。


ジャイブポイントを行き過ぎると、メインセールを降してのんびりフィニッシュかな~。。。


っていうか、ステアリングケーブルが緩すぎるようで、ヘルムを切るたびに腕に衝撃が走る。。。

経った1時間程度しかヘルムを握っていないのにヘトヘト。。。


そうか、利島を回ってから2回もジェネカーのアップダウンもしたんだった。。。


ジャイブポイントまで後5分程度かな?そろそろもう一度クロスベアリングで自船位置確認したほうがいいかな?と思っていたら、Kオーナーが何とか必要最低限の電源を復旧してくれた!!


お疲れ様!!


少しだけそのまま帆走ってからワンジャイブ。


ジャイブしてからKオーナーはチャートテーブルのノートパソコンとにらめっこ。。。


艇速はドンドン上がってくる風のせいで10ノットは超えている。。。


Kオーナーは相変わらずの、

『もうちょっと右、もうちょっと左、この辺!』

というナビゲーション。。。


完全に定置網をクリアーして、”鴨根”もクリアしそうなところまで来て二人でフィニッシュラインを探す。。。


探す。。。


探す。。。


探す。。。


???


フィニッシュラインは

『黄色・円筒形ブイ』、、、当然、夜なので色や形が分かるわけがない。。。


『夜間は「白色点滅灯」と点灯する。』、、、見当たらない。。。


『インナーマークはサーチライトで照射する。』、、、たぶん岸壁から照らしているであろうサーチライトの光は確認できる、、、が、僕たちは反対方向からのアプローチなので、サーチライトで照らされていてもマークの完全に反対に行かない限り影も形も確認できないはず。。。


『フィニッシュは白灯台から110度の方向、インナーマークは白灯台から100mほどの場所、アウターマークは白灯台から150mほどの場所。』、、、既に500mは切っているはずなのに見えない。。。


白灯台とサーチライトは見えているのにマークが全く見えない。。。


『絶対にもう200m以内にあるはずですよ!』というものの二人とも見えない。。。


Kオーナーも必死になって探すも見えない。。。


僕も懐中電灯でメインセールのセールナンバーを照らしながらヘルムを取りつつ探すも見えない。。。


艇速は10ノット近く、、、片手でヘルムを持っていると腕が悲鳴をあげている!!


強風でマークが流れた?


マーク上のライトが切れた?


と思った次の瞬間!!


艇の左に何か物体が通り過ぎた!!!


ゾクっ!!


航海灯も何もなかったはず!!!船も何もいなかったはず!!!!


その物体の影をかすかに視認した次の瞬間に、ホーンが鳴った!?


えっ!?フィニッシュしたの???


じゃあ、今の物体はインナーマーク???


じゃあ、アウターマークはどれ?と右を見るも分からない。。。


Kオーナーに

『戻ってマークを確認しませんか?』

と言ったものの、


『ホーンが鳴ったから大丈夫や!』ということで戻らず。。。


レーサーとしてレース数は僕より遥かにKオーナーのほうが多く経験豊かなので指示に従う。。。


もしさっきのがインナーマークではなくてアウターマークだったらコース外なのでフィニッシュしていないということなんだけどな~。。。


まあ、Kオーナーのいうようにホーンが鳴ったということはさっきのがインナーマークでアウターマークの見落としだったのかな~。。。


しかし、ここからが大変!!


GPSは復旧したものの電動ウインチは復活していない。。。


つまり強風の中、この45フィートの大型艇のファーラーを手動で巻き取らないといけないということ。。。


Kオーナーと舵を変わって、プライマリーウインチにリードしたファーリングラインをウインチで巻いていく。。。


お、重い!!ノンオーバーラップのジブのファーラーを巻くだけなのにダブルグリップのウインチハンドルを力いっぱい巻かないとファーラーが巻けない!!


さっきまでのヘルムで既に腕はパンパン!!


何とかファーラーを巻きあげてからメインセールを降ろそうと段取りをした直後に運営艇が近づいてきて、

『フィニッシュしていませんよね!?』

と。。。


僕は『あっ!やっぱり。。。』という程度だったけど。。。


Kオーナーが

『ホーン鳴ったで!』

というと、


運営艇からは

『ホーンは関係ないですよ!』

とのお言葉が。。。


Kオーナーは怒って

『それやったらホーン鳴らさんかったらいいやん!!』

と。。。


まあ、どちらもごもっとも。。。


エンジンのクラッチは既に入れていたようなのでクラッチを抜いてメインセール1枚でよたよたとさっきのマークの影らしきほうへ向かうと、フィニッシュマークが見えた!!


あれ?なんでさっき見えなかったんだろう???


とりあえず、メインしかないので大きくアウターマークを回り込んでフィニッシュ。。。


なんか後味の悪いフィニッシュだな~。。。


さらにハーバーに入るとレーティング的には先に入られてはいけないはずのミスティックXの姿が。。。


ガクっ!!なんか疲れが一気に出た。。。(x_x;)


Kオーナーはフィニッシュの件を抗議するかどうか悩んだもののレース報告書に見えなかったということとホーンが鳴ったということとホーンがなったのでフィニッシュしたものと思ってエンジンのクラッチも入れてしまったということを記載。。。


(後で聞いたけど、こういう場合は『抗議』ではなく『救済』の申し立てをしてホーンが鳴った時点でのタイムにしてもらうそうです。。。)


(関西ではホーン=フィニッシュが当たり前で、関東ではホーンは関係ないのだとか。。。)


まあ、僕的にもフィニッシュのゲートが見えていたのにその外を通過したらすぐに戻るだろうけど、流石に今回はどこをどう探しても見えなかったフィニッシュラインなので、少し合点がいかない部分もあるけど、運営艇が近づいてきてくれて指摘してくれたことが、その場での『救済』をしてくれたということでいいんじゃないかな???


夜間のフィニッシュは何艇か同じような状況になったとか。。。


何故見えなかったのかが理解できないままお待ちかねの晩御飯!!


てか夜食!



Kオーナーはマジックライスの『しそわかめ』と蟹みそ汁と缶詰。


僕はマジックライスの『梅じゃこご飯』と蟹みそ汁と缶詰。

缶詰は確か『さんまの蒲焼』と『おいしい缶詰』シリーズの牛肉だったと思う。。。きっ、記憶が。。。

缶詰も湯煎すればとっても美味しいね。ヾ(@^(∞)^@)ノ


このちょっと高級そうで美味しそうな『おいしい缶詰』と、高級そうで美味しそうな『蟹みそ汁』はフィニッシュ後のご褒美に取っておいたのでした!!


僕が夜食の片づけをしている間、Kオーナーはブラックアウトの原因を調査。。。

分からないそうです。。。


僕は食材整理!


おっ!デザートが!!

流石にフルーツミックスの大きな缶詰は二人ではヘビーでした。。。


『2014パールレースDay3の食事。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11936927205.html へ続く。。。