●慰安としての音楽 - 追求するだけでなく、どう発信するか | オカリナが好きになるブログ!オカリナ初心者からのオカリナ演奏

●慰安としての音楽 - 追求するだけでなく、どう発信するか

オカリナとっとろです・w・


音楽って、ただ一人で追求すればいいってもんじゃありません。


明日は、NPO法人のオカリナWaveさんと一緒に
刈谷豊田総合病院コンサートへ行ってきます。
病院の患者さんへの慰安演奏ですね。

一人で黙々と音楽と向き合っているとき
それは
自己との対話であり、表現の追及です。

よりよい音色、よりよい表現の飽くなき追求です。
ただただ、それを追求し続けます。それが楽しいんです。


しかし


このような慰安演奏の場を経験すると
必ずしも音楽はそれだけではないと感じさせられます。
慰安演奏では

『 聴いてよ!! 』と自己主張するのではなく、

『 一緒に楽しみましょ♪ 』と、何よりも演奏者が楽しく吹いていることのほうが重要

と、Wave指導者のオカリナ奏者・鈴木先生に言われました。


患者さんたちは、いったい演奏のどこを見ているか
それは、
演奏者の雰囲気であったり、顔であったり、仕草です。

最低限の技量はもちろん必要ですが
そこ音程チガウ!とか、音が汚い!とか、テンポ!!とかよりも
楽しそうな雰囲気を出す、知っている曲を吹く、飽きさせない
というステージングの方が大事だと思います。


音楽を届けたい人へ
いったいナニを感じてもらいたいのか。

知っている曲や、懐かしい曲、暖かい音を聴いて
演奏が終わった後『 なんか楽しかったな 』と思ってほしい。

病院の中なんて、
なかなか楽しみないじゃないですか。

かつて
「病室では救急車の音しか聞こえない」
と嘆くおばあちゃんに、オカリナ演奏を贈りました。


僕のオカリナ演奏で、何ができるか。
誰に、ナニを伝えたいのか。

ただ追求するだけが、音楽の全てじゃない。
どう発信して、どう役に立つか。

明日は
思いっきり笑顔でオカリナ吹いてきますb


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