なんだか脳シントウ起こしたみたいな毎日で、
日本から一歩たりとも飛び出していないのに、
どこまでも時差ぼけめいています。

ファンタジープラネットの本番が、
気付けば目と鼻の先で、
じゃあ唇はどうしてるか?って言うと、
フッ息を吐いたら白かった。

ぎゃ
秋だ。そろそろ冬だ。
夏はどこへ行った?春は?冬は?
あ、冬は、やってきた。

29日は朝までとある撮影で茨城県、
夕焼けと朝焼けのどちらをも一回の撮影中に拝み倒すと言う、
トライアスロンか?てくらいにタフガイ丸出しのお仕事でした。
情報公開まだ先に鳴りますが、
個人的に訓練も重ねて臨んだ現場だし、
いろいろと、深い思い入れのある作品なのでした。

「あっ夕焼けだ、奇麗だなあ」
と大はしゃぎした約12時間後、

「ああ・・・朝焼けだ・・・」
とみんな惚けたのでした。
寒かったあ

稽古は相変わらず連日であるからして、
そのスタジオが往復で2000円くらいかかる場所にあって、
毎日遠足気分スキップらんらん!
(と、まあ、疲労困憊なんかじゃないぜ強がり)

「この公演を機にしばらく休もう」の決心をしたのにも関わらず、
どんどん先の予定が決まって行くと言う、
ジェットコースターめいた人生に、引きつってでもほくそ笑む。

ぐるぐる、すごい勢いで回り続けるうちに、
自分の周りのごちゃごちゃがびゅんびゅん削れて吹っ飛んで、
コアのコアな部分が、“コマの芯”てくらいにえげつないほど剥き出しになる。

ここが、コア、

と言う、

とっても“ココア”な、

覗き込んでも底が見通せないほどに茶色く濁ったような、
素晴らしい夢に誘ってくれるほどに甘くて温かいような、

そんな時間の中を息継ぎもせぬほどグングン泳いでいます。

自分の能力全部使って、
自分の大切な人たちを馬鹿笑いさせてやりたい、
と、非常にダボダボ思考するのです。

毎日のよしなしごとに、
いちいち針小棒大ガツンと頭ぶん殴られるように衝撃受け続けて

脳シントウ起こして、
そのまま気を失ってるうちに地球なんて何周もして、
時差ぼけこじらして、
時間なんてわかんなくなっちゃえばいい。

なーんつう、毎日。