汚部屋との戦いは、モチベーションをいかに保つかが大きなポイントだと思います。


自分が住んでるわけでもない、遠い実家の片付け。

引越しとか、建て替えとか、親に何かあったとかいうわけでもない中、どうやって自分の心を折れさせないか?



1.公言する

このブログもそう。

汚部屋住人に対するイライラも、文章にまとめたことでだいぶ落ち着きました。

ブログに書いたからにはやり遂げねば。みたいな。


あと、友人にも公言しました。

「ちょっと今実家の片付けに行ってるの~」と。

さぁ、これで後には引けない。



2.逃げられない予定を入れる。


今回、「片付けのしめくくりにハウスクリーニング業者を入れる」というのが

逃げられないポイントです。

汚部屋住人にとっても。


「業者がくるから仕方ない・・・片付けるか・・・」となってくれればしめたもの。


サラ金並に脅したり説得したりして汚部屋住人からも費用を募り、OL女性の給料くらいはこれに当てられそうです。

なんで掃除料金のワリカンの為に私が家族を恐喝しなきゃいけないんだ。



ネットでゴミ屋敷の処理を検索すると、たくさんの業者が出てきます。

費用も数十万だったり・・・。


小さいところだと、不法投棄をやってたりすると怖いので(良心的な業者ももちろんあると思います)

大手にしました。


何にお金がかかるかって言うと、結局一番高いのはゴミの処分料金なんだそうです。


じゃぁ、限られた予算の中、その料金をいかにけずれるか?

ドロドロの壁や床の掃除にどれだけ予算を割くことができるか?が腕の見せ所。



あ、普通の部屋なら

「人を招く予定を入れる」というのが一般的かつ効果的だよね。



3.モチベーションのあがる本を読む


これまで、た~~っくさんの掃除関連の本を読みあさりました。

何十冊と読んだと思います。


「ビジネス家事」「家事を手放す」というももせいづみさんの著書。ネットの記事 も読みあさりました。




片付け本といえばコレ。


ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)/カレン・キングストン
¥540
Amazon.co.jp

ざっくり言うと、

物を捨てれば運気があがる!


という本。


「使わないけどまだ使える・・・」というものを捨てるのってすごい罪悪感感じてたけど、

この本を読むと、逆にそんなものを持ち続けることに罪悪感を感じるようになります。



そして、今流行のこれ。

新・片づけ術「断捨離」/やました ひでこ
¥1,260
Amazon.co.jp

図書館で借りました。

もう、これは効いたね~~~

本を読みながら「本を読んでる場合じゃない・・・すぐに捨てなきゃ・・・捨てなきゃ・・・」くらい

捨て熱が上がります。


数ページ読んでは一つ捨て、また読んではあれを捨て・・・・という状態でした。



関連本もたくさんありますが、
今月末には漫画も出るみたいです。

いろんなことがラクになる!断捨離セラピー/あいかわ ももこ
¥1,250
Amazon.co.jp

妹には漫画を買ってあげようと思います。



その他、超整理手帳でおなじみの野口教授の整理術も参考になりました。

「超」整理法〈2〉捨てる技術 (中公文庫)/野口 悠紀雄
¥580
Amazon.co.jp

けっこう前に読んだので、どの本か忘れてしまいました・・・。

でも、やはり「捨てる技術」というのがあるんですね。



ビジネス系といえば、この方の本も読みました。

スピード整理術―頭のいい捨て方・片づけ方60の具体例 (PHP文庫)/中谷 彰宏
¥480
Amazon.co.jp

どれもこれも、不要なものをとっておくことがいかに無駄で愚かなことか、ということが書かれています。

こういった本を読むと、家電や子供のおもちゃのダンボールとか真っ先に捨て去りたくなります。

私も以前はそういうの取っておいたんだよな~。バカだったな~。




そして、プレジデントか何かの記事の一文。


「金持ちの家は、整理されています。もう間違いなく、100%整理されています。」


そう、片付けとは、人生で何が必要か、何がいらないかを見極め、決断し、行動する力。

それができる人が成功する。

そういうことなのだ。




今回の片づけで、汚部屋住人に片付け力がつくとはあまり思っていない。

片付いた生活を送り続けたければ、結局、見極める力、判断し、行動する力を自分の力で身につけていくしかない。

ウチの汚部屋住人に、それらを身につける力があるとは思えない。



それでも、何かが変わるきっかけになってくれればいい。

ならないかもしれない。でも、なるかもしれない。


じゃぁ、やってみようと判断し、私は行動することにした。




・・・ま、そんな私は、まだまだ金持ちにはほど遠いけどね。