学校蔵の特別授業2017(2)「幸せを産む働き方」 | 「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

学校蔵の特別授業2017(2)「幸せを産む働き方」

二時間目は「幸せを産む働き方」。

冒頭、藻谷先生からの質問が飛びます。「幸せに働いている人!」「そうでもないかなの人」「その中間」

いっせいにあげた手は何が多いかな?

2時間目、冒頭には働き方を変えた3人から事例発表を。

トップバッターは江口公浩さん。特別授業2014の際には大手広告代理店かつベンチャー起業

の一人として前に座っていましたが、その後奥様のご実家の老舗ブランド企業に入られました。

江口さんのお話の中に出てきた「人生の幸せは旅をする数に比例するという話があります」が素敵。

二人目は、二年前に佐渡にIターン。佐渡市相川にガシマシネマというカフェシネマを

作った堀田弥生さん。

3人目は上越に住む平原匡さん。平原さんは10年位佐渡に住んでいて、私たちも仲良く

させて頂きました。今は故郷の上越に戻り、フルさっとというコミュニティスペースを運営中。

久しぶりの平原節、懐かしかった!!

それぞれの働き方、幸せの在り方があります。1年は87

出口さん曰く、「1年は8760時間。日本人が働くのは多く見積もっても3割。人生において仕事は

すべてではない。ワークライフバランスではなく、正しくはライフワークバランス。そう考えると

もっと肩の力を抜いていける」。

まったく同感です。そして、だからこそ「どうせやるなら、楽しい仕事にする工夫を。」なのです。

陽が差してきた教室。佐渡高校の生徒たちの笑顔が輝いています。

佐渡の高校生たちに「詳細、佐渡で仕事をしたい人!」を聞いたら、7人中5人。

他の二人も「一度広い世界を見てきたい」ということで、佐渡へのUターンの可能性も高いかも?

ちなみに、佐渡で暮らす人の多くは「幸せに働いている」に手が挙がっていました。

佐渡で暮らす中では、仕事以外にも地域のコミュニティ、祭りのコミュニティなどたくさんの

中で自分の役割があります。田舎では、一人ひとりの存在感が大きい。

それがライフワークバランスを作っているのかもしれません。